D・カーネギーの「道は開ける」には、悩みの克服方法が整理されています。
仕事をしている中でたくさんの問題にぶち当たります。そこでその問題を「考える」のか「悩む」のかどちらが正解だと思いますか?
「悩む」というのは解決できないことについて思いを巡らせることです。
自分の行動を整理して「悩む」を克服しましょう。
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★人の指摘に胸を痛めていませんか?
【社会人2年目の会社員の悩み】
皆さんも、仕事をしていると「批判」とは向き合わなくてはいけない場面が多々出てきます。
仕事ができなくても批判される、仕事ができすぎても嫉妬などで批判される。
人間というのは、人を批判することで「自分のほうが、アイツより上だ」と思い込み、満足するようにできているとカーネギーは言っています。
私達は、非難や賞賛の当不当にかかわらず、避難に憤慨し、賞賛を喜ぶ傾向がある。
私達は理性的ではなく、感情的な動物なのである。
私達の理性は、感情という暗い嵐の海に浮かんだカヌーのようなものだ。
D・カーネギー「道は開ける」P.310
カーネギーはこういった批判は「無視するのが一番」だと言っています。
そして、自分が正しいと思うことを、信じ徹底的にやり切るべきだということです。
よく、批判に対してすべて忠実に対応しようとする方がいます。
しかし、それは自分の信じる軸がぶれているため、どこかで疲れが出てしまいます。
批判を笑顔で受け流すことがとても大切なんですね。
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★批判をはねのける軸を持とう!
批判を笑顔で受け流すか~! 友達とかにだったらできるかもしれないな。
職場で難しいなら、まずは身近な友達からでも大丈夫じゃよ。 普段はどんなことで批判されてしまうんじゃ?
みんなは大企業に勤めているんだけど、自分はベンチャーに勤めていて、「ベンチャーなんか不安定、給料が安い」とか言われるかな。
それに対して君はどう思っているんじゃ?
いつも、落ち込んでしまうけど、本当は会社のことが好きだし、自分がやりたいことが出来ている実感はあるよ!
それじゃ!その気持ちの軸をぶらさず、笑顔で「俺は今の会社が好きだし、仕事楽しいから」と受け流せばいいんじゃよ!
たとえ欺かれ、馬鹿にされ、裏切られ、背中にナイフを刺されても、親友中の親友によって奴隷を売られたとしても、そのために自己憐憫に陥るのは愚の骨頂である。
…他人からの不当な批判をまぬがれることは到底不可能だが、もっと決定的に重要なことが私にはできる…。
つまり、不公平な批判で傷つくかどうかは私次第なのだ。
D・カーネギー「道は開ける」P.301
批判されたことに対して、無理に反論したり、無駄に落ち込んだりしていては、余計相手は面白がって批判を言ってきます。
けれど、しっかりと自分の道を進み、周りに何を言われようと笑って受け流しておいたら、相手はあなたに批判することさえ馬鹿らしくなってきます。
もちろん、批判をすべて無視してはいけません。
不当な批判は無視する必要がありますが、中身のある批判にはしっかりを耳を傾けることで、自分の欠点と向き合うことができます。
誰よりも自分の欠点を知っているのは、自分であれば、周り方批判される前に「自分はこういう欠点がある」ということを伝え、会話もより円滑に進むでしょう。
私たちは、自分に不安がある時には批判を受け入れ、自分に自信がある時は批判を気に留めません。
批判を気に留めなくなるまで、自分に自信をつけることが一番大切なのでしょう。
(参考)
D・カーネギー「道は開ける」(創元社)
まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 (まんがでわかるシリーズ)
ついに社会人2年目になりました。
ちょっとずつ仕事も楽しくなってきたのですが、私の上司はすごく厳しい上司なんです。
「新入社員気分が抜けない」「その仕事の仕方は間違っている」会うたびに何かしら怒られます。
言われたときは落ち込んでしまうけど、自分のためだと思って頑張って改善しようとしています。
また、私は友達からも、「おまえは馬鹿だな~」といじられることが多いです。
冗談だとはわかっていても、つい不快な気持ちになってしまう。
この心の揺れをどうにかしたいです。