★腸もみのメリット
「腸もみ」って知っていますか?
最近ダイエットや便秘解消などで、テレビや雑誌などでも話題となっています。
腸は「第二の心臓」とも呼ばれており、腸の働きを良くすることで、様々な身体の不調が改善されると言われています。
腸もみの効果
①ダイエット効果
腸の動きのことを「ぜん動運動」と呼びますが、腸もみをすることで、このぜん動運動が正常に行われるようになり、お腹に溜まっていた便がしっかりでるようになります。
これはぽっこりお腹にとても効果的です。
腸の動きが悪いと、小腸大腸にたまった食べ物の残りかすからも、身体は栄養を吸収しようとします。
腸もみによって、そういった残りかすも外に出るようになる為、太りにくい身体になります。
②肌荒れ改善
腸もみによって、腸に溜まった余分なカスがしっかり排泄されるようになると、ニキビや肌荒れの改善にもつながります。
③肩こり・頭痛などの改善
腸にはマクロファージ細胞というものが集中しているのですが、腸もみをすることで、この細胞が全身に巡り、肩こりや頭痛の改善にもなります。
④生理痛の軽減
お腹には腸のほかに、子宮や卵巣など女性特有の臓器があります。
腸もみを行うことで、お腹全体の動きが活性化し、生理痛などの軽減にもつながります。
⑤口臭や体臭の改善
腸の動きが鈍くなり、長時間便が腸に溜まると、悪臭ガスが発生し、血液に乗って口や身体から出てくることもあります。
腸もみでしっかり便をだすことで、こういった毒素が便によって外に排出されるようになります。
様々なメリットがある腸もみだからこそ、しっかりとした知識をつけて自分のものにしていくことで、快適な生活が送れそうですね。
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★自分のタイプにあった腸もみ方法
今回は自分に合った腸もみ方法をご紹介していきます。
自分の腸のタイプがわからない方はこちらの記事をご覧ください。
【基本のマッサージ】
仰向けに、膝を立てて寝転がります。
①小腸のマッサージ
(引用)http://rakuyase-diet.jp/hinami11/archives/4202
おへその左斜め上から、おへその周辺を時計回りに5か所押します。
利き手を下にして、親指と小指いがいの指で、息を吐きながらやさしく押していきます。
3秒もみ、2秒かけて離すイメージで行いましょう。
②大腸のマッサージ
(引用)http://rakuyase-diet.jp/hinami11/archives/4202
右の骨盤の内側から、時計回りに5か所押します。
押し方は小腸と同じですが、小腸より少し力を加えて行っていきます。
大腸に詰まっているガスや、便を押し出すつもりでもみましょう。
③S状結腸のマッサージ
(引用)http://rakuyase-diet.jp/hinami11/archives/4202
S状結腸は便が一番最後に溜まる場所で、ここが硬くなってしまうと、便が溜まってしまいます。
大腸よりもやや強めに押して、固い部分をもみほぐしていきます。
【ガスが溜まりやすい「リンゴ腸」の方】
リンゴ腸の方はガスがガスが溜まりやすい大腸の②③④番が硬くなっている傾向にあります。
通常のマッサージに加えて、大腸②③④を特に念入りにマッサージしましょう。
【腸が下がってしまっている「洋なし腸」の方】
洋なし腸の方は、小腸に老廃物が溜まって重くなり、腸が下に下がってしまいます。
それが下腹がぽっこりする原因になります。
お尻の下に座布団やクッションをおいてお腹を床から浮かします。
そして、小腸の②③④をしたから上に引き上げるように、息を吐きながら押します。
【便秘ぎみの「くり腸」の方】
くり腸の方は、S状結腸がカチコチになっています。
S状結腸のマッサージを入念に行っていきます。
この時に、左足を右の太ももの上にのせながら押し込んでいくとさ、深い場所まで刺激することが出来ます。
【水分いっぱいの「すいか腸」の方】
お腹には余分な水分や老廃物を運ぶリンパ組織がたくさん集まっています。
手のひらをおへその上におき、左右上下に手を動かしてお腹をさすります。
そのまま両手を、身体の中心をとおって鎖骨までさすり上げます。
そのまま右手で左の脇まで水分を流していきます。
【ストレスで緊張気味の「アボカド腸」の方】
ストレスの影響を受けやすいのは上行結腸(大腸の①②)です。
①②の順番に優しくマッサージをしてほぐしてあげます。
アボカド腸の方はストレスケアを重点に置くため、優しくマッサージしてあげましょう。
自分のタイプは1つだけとは限りません。
複数を併せ持っている方は、基本のマッサージにプラスして、自分のタイプに合ったマッサージをしていきましょう。
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★腸もみの効果をさらに高めるための注意点
腸もみの効果をさらに高めるために、気をつけることをご紹介します。
・リラックスして行う
腸もみはリラックスした体勢で行うのが一番です。
仰向けに寝て、リラックスしたら、鼻から大きく息を吸って、「はぁー」と吐き出す腹式呼吸を行いましょう。
最初にこれを行うことで、腸がリラックスしてくれます。
・強く押しすぎは厳禁
頑張って強く押そうとして、指を曲げて立てて押してしまってはいけません。
刺激が強すぎると逆に腸が緊張してほぐれにくくなっていまいます。
指の第一関節あたりで押すのを意識しましょう。
・水分は1日1.5リットル以上目安に
水分不足は便秘、むくみの原因になります。
折角腸もみを行うので、水分をしっかりとって、老廃物を流しやすい環境を作りましょう。
腸もみは、ダイエット以外にも、免疫力UP、便秘改善など身体の様々な不調を改善する効果があるようです。
また、1日1分からできるという手軽さも人気の秘訣です。是非続けて行ってみてください。
(参考)
「1日3分腸もみ足裏もみダイエット」2016年(主婦の友社)
砂沢やすえ「世界一くびれる!腸もみダイエット」2009年(フォレスト出版株式会社)
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