★酢納豆とは
TV番組『ガッテン!』で放送後、今話題をよんでいる食べ物を皆さんは知っていますか。
その食べ物は「酢納豆」です。
作り方は簡単で、普段食べている納豆に醤油ではなく、お酢をひとさじ加えるという食べ方です。
「え、納豆に酢?なんか酸っぱくなりそうだし、美味しいなんて信じられない」と思われる方は多いでしょう。
しかし、この酢納豆はお酢を混ぜることでふわふわな食感になり、しかも納豆の臭みを消してくれるという優れものだったようです。
糖尿病や高血圧で塩分が制限されている方も、お酢なら塩分を取ることもないのでおすすめですね。
2013年に、80才にして3度目のエベレスト登頂を果たしたプロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん(84才)も、引退後高血圧や高血糖に悩まされて、そこで発見したのが酢納豆だったようです。
三浦さんは現在健康を貫いているのですが、酢納豆が健康にもいいという理由はどのようなことにあるのでしょうか?
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★納豆と酢の驚きの健康効果
まず、納豆と酢という2つの食材を聞いただけでも、なんとなく「あ、健康そうだな」と感じると思います。
しかし、具体的にはそれぞれのどういった栄養素が健康要素を高めているかを見ていきますね。
納豆
- ビタミンB群・・・身体の疲労を取り除く、細胞の成長や再生を促進する
- ナットウキナーゼ・・・納豆だけに含まれる栄養素、血栓を予防し血液をさらさらにする
- ポリアミン・・・細胞の再生を促進し、新陳代謝を上げ老化を防止する
- 納豆レシチン・・・排毒作用(デトックス効果)
- 食物繊維・・・腸内をキレイに保ち、便秘予防、肌荒れ改善
- 大豆イソフラボン・・・女性ホルモンのバランスを保ち乳癌予防、更年期予防
- カルシウム・・・骨を強くする
納豆だけでもこれだけの効果があり、まさに万能食と言えるでしょう。
酢
- 酢酸・・・胃酸の分泌を促し、胃や腸を刺激し、ぜん動運動を活発にする。高めの血中脂質を低下させる働き
- アミノ酸・・・腸内の善玉菌を増やし、便秘の改善、内臓脂肪燃焼
- クエン酸・・・疲労回復をサポート
- マグネシウム・・・カルシウムの働きをサポート
お酢だけでもかなりの効果があります。
しかもさらに凄いのは、この2つの食材は一緒に食べることによってさらに相乗効果を生み出すのです。
例えば、納豆の食物繊維と、酢の腸内改善の作用が働き、相乗効果で便秘の改善につながると言われています。
また、お酢に含まれるマグネシウムは納豆に含まれるカルシウムの働きをサポートしてくれます。
そのため、骨粗鬆症の予防にも最適だと言われています。
またナットウキナーゼは血栓を予防し、酢酸は血中脂質を低下させるため、高血圧や動脈硬化による血管の病気(心筋梗塞や脳梗塞)を防ぐ効果もあると言われています。
実際にお酢メーカーのタマノイでは、お酢と一緒に大豆を食べることを推奨もしています。
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★簡単酢納豆の作り方
最後に酢納豆の作り方をご紹介いたします。
納豆に小さじ1杯ほどのお酢を垂らします。
お酢の量は、好みによって調節してください。
多く入れすぎると、粘り気がなくなるので注意が必要です。
作り方はとっても簡単なので、健康を守るため今日から是非試してみてはいかがですか?
(参考)
(写真引用)
介護ポストセブン
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