沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は高木美帆選手の数ある名言の中から、「変わりたい!」そんな時に触れたい名言をご紹介していきます。
★逃げ出したいんだけども…
逃げ出したくなる時こそ、前向きに
バンクーバーオリンピックで惨敗、ソチオリンピックでは代表から落選し、小さい頃から注目されていた高木美帆選手ですが、決して華々しい道を進んできたわけではありませんでした。いろんな苦しかった時期を乗り越える覚悟をコーチに伝えた時に、発した言葉がこの名言でした。
シーズン中の自転車トレーニング中に交通事故で顔にけがを負っても布で覆って氷上に立ち続けたり、中学時代から使っていた慣れ親しんだ国産のスケート靴をオランダ製に変えたり。苦しい、逃げ出したい状況からでも前向きに攻め続けたそうです。
逃げたくなる時こそ、一歩前へ。スポーツだけでなく、どんな境遇の人でも高みを目指す人には大切な考えですね。
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★『終わり』を決めるから今に全力になれる
私、平昌五輪が終わったらスケートをやめます
今シーズン年間300日の合宿で自らを追い込んできた高木美帆選手。一方で世界のトップと争うプレッシャーによって、食事がのどを通らないなど苦しい状況もあったそうですが、それでも苦しさを乗り越えられたのは、この名言のように、終わりを明確にしていたからかもしれません。
ソチオリンピックにて代表から落選し、オリンピックをテレビで観戦していた時こう思っていたそうです。
人生かけなければ、オリンピックで勝てない
人生をかけ、競技に取り組む。そしてその終わりを明確にする。だからこそ、ソチオリンピックからこれだけの飛躍と結果を残せたのでしょう。
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★ミスの捉え方
(平昌オリンピック3,000mにてフライングした時のことを振り返って)
雑念も入っていたので、フライングを取ってもらったときに、“あ、落ち着けってことだな”ととらえて、気持ちをリセットできた
ミスをしてパニックになってしまいそうなタイミング。そんな時だからこそ自分を冷静に振り返って、焦っている自分を客観的に見ていました。ミスを、『レースにとってプラスの感情に変える』という高木美帆選手のメンタルの強さが伺えます。
悲願の銀メダルを取り、レース後ヨハンコーチと抱擁し涙を流しましたが、その時のことを振り返って、高木美帆選手はこんな名言も残しています。
うれし涙というよりは悔し涙の方が強いんですけど、ここまで来ることができたという思いも、少しはあってほしいなと思います
バンクーバーオリンピックでは惨敗、ソチオリンピックでは代表落選、そして平昌オリンピック3,000mで悲願の銀メダルという素晴らしい結果を得たのにも関わらず、まだまだ上を目指していますね。その一方で今までの努力を自分で認めています。
物事の捉え方は人それぞれ、だからこそ今の自分にとってプラスの捉え方をする。マイナスに考えても仕方のない状況であれば、マイナスには捉えずに次への成長に繋げる。高木美帆選手のような精神状態は目指せないかもしれませんが、少しでも近づいていきたいですね。
高木美帆選手は数多くのメディアで注目される発言をしていて、それらの一つ一つの名言に触れるだけで人生において大切なことが分かってきます。
変わりたい!と今の自分をどうにかしないとと思った時には高木美帆選手の名言に触れて、自分を高めるヒントを掴んでいきましょう。
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