「腰痛で仕事がツラい…」原因の一つであるストレスを解消して仕事を楽しくしよう!

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★腰痛の種類

 

立ち仕事、座り仕事、どちらの仕事をしている方でもお悩みの一つにあるのは、腰痛ですよね。

平成22年の日本における腰痛の有訴者率は、男性で1位、女性で2位が腰痛という結果も出ています。

皆さんも一度は経験したことがあるのでではないでしょうか?

例えば、重い荷物を持った時に「ぐきっ!」と感じたことがあったり、長い間立って接客を行っていたら、夜には腰が怠くなってしまった、など感じ方は人それぞれですね。

また、特に思い当たる原因がないのに「なんか腰が痛い・・・」という人もいるのではないでしょうか?

ひとえに腰痛と言っても、様々な要因が複合的に絡み合って起こっている場合もあるので、原因の特定はとても難しいと言われています。

病院に行ったことがある人はこんなこと言われたことありませんか?

「歳のせいですね」

「使い過ぎですね」

「特にレントゲンでは異常はありませんね」

思い当たる方もいますよね。

腰痛が辛いことによって仕事にも集中して取り組めないとお悩みの方は、そんな腰痛の原因を特定して、快適に仕事ができるようになりましょう!

その為にも、まずは腰痛の簡単な種類をご紹介していきます。

 

腰痛は痛み方によって2つの分類に分けることが出来ます。

急性腰痛と慢性腰痛の2種類です。

 

・急性腰痛

いわゆるぎっくり腰と呼ばれるもので、何かの拍子に強烈な痛みが起こります。

原因がはっきりしている痛みですね。

1週間程度で治る方が多いです。

 

・慢性腰痛

腰のだるさや、鈍い痛みなどが長期間続く痛みです。

きっかけが何だったのかが、本人にもわからにというケースが多いです。

3か月以上原因不明の腰のだるさや痛みを感じた場合は慢性腰痛と考えて良いでしょう。

 

この2つのうち特に厄介なのは「慢性腰痛」です。

この場合はしっかりと原因を究明したうえで、治療することが大切になります。

特にビジネスマンがお悩みになるのもこの慢性腰痛の方がほとんどでしょう。

慢性腰痛のにも4つの原因に分けることが出来るので、自分が当てはまるものを探してみましょう。

 

①加齢や変形性によるもの

・椎間板ヘルニア

重労働や同じ姿勢によって、椎間板へ負担がかかり、脊椎の神経が圧迫されて痛みが出る症状

・変形性脊椎症

老化によって、脊椎の椎間板や椎骨に変形が起こって痛みが出る症状。

・腰椎分離症

若いころの過度なスポーツなどで痛めたところを放置して、歳を重ねることで発症する症状。

・脊柱管狭窄症

脊椎にある神経の通り道である脊柱管が加齢などで狭くなってしまい、神経を圧迫し痛みが出る症状。

 

②腫瘍や細菌によるもの

脊椎に腫瘍ができたり、細菌が感染して、腰痛が生じるものです。

 

③腰以外の病気によるもの

腰に異変がなくても、他の臓器の疾患によって腰に痛みが生じるものです。

特に、月経前症候群など婦人科系の病気は腰痛を引き起こしやすいと言われています。

 

④精神的なもの(ストレス)

精神的なストレスによって、腰痛が生じるものです。

 

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★腰痛の原因とストレスとの関係性

 

ここまで読んだ皆さんは「ストレスも腰痛の原因なの?」と驚いたことでしょう。

この腰痛とストレスの関係は最近特に注目されています。

前の章でさまざまな種類の腰痛をご紹介してきましたが、腰痛は上記のように原因を特定できるものばかりではありません。

腰痛を持つ人の約85%が原因不明の「非特異的腰痛」だということもわかっています。

そして、この原因不明の腰痛の原因の一つにこころの問題、つまりストレスが関係しているということが近年の研究で明らかになってきているようです。

仕事上の悩みや、人間関係のトラブルが腰痛を引き起こしたり、悪化させたりしていると考えられているのです。

なぜかというと、体になんらかの損傷が生じたとき、「痛い」という信号は神経経由で脳に伝達されます。

しかし、長期間にわたって不安やストレスにさらされていると、この仕組みが正常に機能しなくなり、痛みを必要以上に感じてしまうようです。

確かに、仕事に集中できず、なにか不安があると無意識のうちに「腰の痛み」にばかり目を向けてしまいますよね。

また、ストレスがたまることで、自律神経に乱れが生じると、交換神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなります。

その影響で、血行不良が起きたり、筋肉が緊張しやすくなります。

それによってさらに腰痛が治りにくくなってしまうんですね。

ずっと腰痛が治らなくて悩んでいるという方は、もしかしたらストレスが原因だったのかもしれませんね。

福島県立医科大学の整形外科と精神科の医師が共同で開発した、「BS-POP」という心因性腰痛かチェックで、自分の腰痛がストレスによるものなのか是非試してみましょう。

(引用)みんなの家庭の医学

【心因性腰痛チェック】 

「BS-POP」という、福島県立医科大学の整形外科と精神科の医師が共同で開発した、腰痛患者のためのストレスチェック問診

 

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★ストレス解消法

 

原因不明の腰痛はストレスも関係している可能性があるということがわかりましたね。

最後に、腰痛の原因でもあるストレスを解消する方法をご紹介します。

ストレスを解消して仕事を楽しくしましょう!

ストレスを緩和させるには、心身ともにリラックスすることが大切です。

 

【ストレス解消方法】

①入浴・アロマテラピー

リラックス効果を高め、心を落ち着かせて健康を保つ効果が期待されています。

バジルスイートやペパーミント、レモンユーカリなどの精油は、腰痛の鎮痛効果や精神的な疲労の軽減などの効果があると言われています。

 

②スポーツ

仕事を頑張っていると、つい運動不足に陥ってしまいますよね。

心因性腰痛に限らず腰痛全般に言えることですが、腰痛予防として運動を取り入れることは非常に重要です。

ただし、腰痛のリスクを抱えている人は、テニスやゴルフなどは腰をひねる動作を伴うので、注意が必要です。

ウォーキングや簡単な筋トレ、水泳など簡単に身体を動かせるものにしましょう。

 

③マッサージ・ストレッチ

ストレスによって緊張が高まっている筋肉を、しっかりストレッチすることや、ほぐしてあげることはとても大切です。

副交感神経が活発になり、心身ともにリラックスできますね。

 

また、カラオケや読書、旅行や甘いものを食べる、キレイな景色を見る、友達とおしゃべりするなどストレス解消方法は人それぞれです。

身体と心の両方をケアできるものを選んで、仕事に悪影響を与えていた、腰痛もストレスも一緒に改善しましょう。

 

(参考)

富永喜代 「腰痛改善セラピー」 2016年(宝島社)

柳本繁・岡田栄次郎「ウルトラ図解 ひざ・腰の痛み」2016年(株式会社法研)

みんなの家庭の医学

http://www.asahi.co.jp/hospital/archive/kaisyo/youtsu/shinin/monshin.html

 

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