沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回はスタジオジブリの名作「魔女の宅急便」から自分に自信が持てない時に読んでもらいたい名言をご紹介していきます。
★形にこだわらず自分に自信を持とう
キキ、そんなに形にこだわらないの
大切なのは心よ
そして いつも笑顔を忘れずにね
キキが魔女として旅立ちの日、「魔女の黒い服はださい」とダダをこねる娘にキキのお母さんがかけた一言です。
自分に自信が持てないと感じている時は、自分と他人を比べている時が多いですよね。
「あの子よりも私はスタイルが良くない」
「あの人みたいな特技は持っていない」
「あんなに社交的に話せないよ…」など、比較対象はそれぞれです。
しかし、魔女の宅急便にはこんな名言もあります。
魔女の血、絵描きの血、パン職人の血。
神さまか誰かがくれた力なんだよね
おかげで苦労もするけどさ
キキが魔法が使えなくなって悩んでいる時にウルスラが言ったセリフの1つです。
キキは魔法使いとして、ウルスラは絵描きとして、人それぞれ神様から得意なことを与えてもらっているというセリフですね。
自分が自信を持っているもので生きていくのはとても大変ですよね。
人と比べて自信をなくしたり、落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、自信をもって頑張ろうと思ったものだからこそ、苦労もしてでも頑張れるものなはずです。
周りと比べず、笑顔を忘れず、自分が自信を持っているものをやり通してみましょうね。
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★頑張ろう!そう思ったときが頑張り時!
ジジ「どうなることやら心配だね」
キキ「あら そう 私はワクワクしてるわ」
ジジ「旅立ちは慎重に行うべきだよ」
キキ「そして ひと月のばして ステキなボーイフレンドが現れたら?それこそ出発できやしないわ」
キキとジジが旅立ちの夜、空の上での会話です。
キキを心配していったジジの一言に対して、キキがいったセリフですね。
何かを「頑張ろう!」と思った時に、すぐにそれにとりかかれる人と、そうでない人とわかれますよね。
キキは前者です。
『1分間やる気回復術』を書いた石井氏によると、人は終わらせるよりも、始めることにやる気を使うと楽に仕事ができると言っています。
やり始めてから頑張れる人は沢山います。
しかし大切なのはやり始める!というエネルギーですね。
キキを見習って、思い立ったらすぐやり始めてみましょう。
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★がむしゃらにやってもうまくいかなかったら、一度放り出してみよう!
ウルスラ「魔法も絵も似てるんだね。アタシもよく描けなくなるよ」
キキ「ホント!? そういう時、どうするの?」
キキ「…私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、わからなくなっちゃった…」
ウルスラ「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる。」
キキ「それでも飛べなかったら?」
ウルスラ「描くのをやめる。散歩をしたり、景色をみたり、昼寝をしたり、何もしない。そのうち急に描きたくなるんだよ。」
キキが魔法の力が落ちていて、飛べなくなってしまったことを、ウルスラに相談している場面です。
絵描きとして生きてきたウルスラがキキにアドバイスする名シーンですね。
自分の得意なことが急にできなくなってしまう、いわゆるスランプに陥ってしまうことは誰しも経験あるはずです。
「いつも当たり前にできていたはずなのに…」と落ち込んで、どうしていいかわからなくなってしまう人がほとんどでしょう。
そんな時は、がむしゃらにその目的に向かって猪突猛進するしかないというメッセージが込められていますね。
これは、野球でもスランプに陥ったら無心で素振りをするしかないとか、就職がうまくいかなかったらとにかく何十社も受けてみるということです。
しかし、それでもうまくいかなかった時は「一度放り出してみる」ことも大切です。
心理学的には、人間は何か刺激が欲しい、「何かみたい!聞きたい!何かしたい!」欲求を兼ね備えていると言われています。
しかし、キキのようにあまりに何かに向かって一生懸命になりすぎると、逆に空回りして何も見えなくなる時もあります。
だからこそ、何もしない状態に自分をリセットして「一体、私は今、何がしたいのか」と湧き上がって来る自分の欲求を待つことも必要なのかもしれません。
本当の気持ちは自分の心の奥底にきっと眠っているでしょう。
そんな意味がこの名言には込められていますね。
魔女の宅急便には、自分しかできない何かを見つけるための名言が沢山隠れています。
もう一度見直して、自信をつけましょう。
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