沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は2018年1月4日に亡くなられた、星野仙一の名言から、「強い気持ちが欲しい!」という時に触れたい名言をご紹介していきます。
★『気持ち』が大切
差を埋めるのは技術や戦術じゃない。気持ちなんだ
選手でも、監督でも闘志むき出しで試合に臨む姿に、熱狂した方も多いのではないでしょうか。
ドラフトで指名されると思った巨人から声がかからず、悔しい想いを抱え中日へ。そんな星野仙一だからこそこの名言が生まれたのでしょう。
スポーツでも仕事でも、差があるのは技術や経験、戦術なのかもしれません。しかし、その差を『うめよう』とするためには、何よりも気持ちが大切なのだということを伝えてくれています。
そう、差を埋めるためのは、小手先の技術ではなく、熱い気持ち。
大人になると、何かに燃えていることを恥ずかしく思ってしまう人が多いですね。それは情熱を持って取り組んでうまくいかなかった時、「ほれ、見たことか!」と嘲笑の的になってしまうのを恐れる気持ちから来るのかもしれません。
ただ失敗することを恐れて、嘲笑の的になることを怖がって、差を埋められるだけの熱い気持ちを持たないのはもったいないですね。
またこんな名言も残しています。
巨人に行っていたら、今のオレはいない
もし巨人から声がかからなかったことを斜に構えて、「あんなとこ別に行きたくなかったし〜」と言っていたらどうでしょう?
こんな想いを抱えながらプレーしているのは、もはや『星野仙一』ではありませんね。
恥ずかしがらずに、強い気持ちを持つことの大切さをこの名言から学ぶことができます。
★リーダーは弱みを見せない。
勇気を奮い立たせて、毎日闘っていく。弱みは絶対、見せちゃいかん。
選手はいつも背中を見てますから。丸まった背中になったら駄目なんです。
星野監督と言えば、先陣を切って乱闘に突っ込んでいく姿が有名ですね。リーダーがあれだけ負けん気を見せてくれるのは、心強く、リーダーとして信頼しますね。
しかし部下や後輩に愚痴や弱みを出してしまう人は多いのではないでしょうか。そんな言葉を部下にかけることで部下も不安になります。そしてその不安はさらに下に。ネガティブな感情は伝染していきます。だから絶対にリーダーは弱みを見せない。丸まった情けない背中なんて見せちゃいけないというのを教えてくれています。
苦しい時ほど胸を張りましょう。
★とにかく前へ。振り返るのはそのずっと後。
迷ったら前へ。苦しかったら前に。つらかったら前に。
後悔するのはその後。そのずっと後でいい。
この言葉はスポーツマンでもビジネスマンでも響く言葉ではないでしょうか。
「どうしていいかわからない、結論が出せなくて苦しい、そんな時でもとにかく前へ進め」ということが大切ですね。
一般的にどうして良いかわからない時は、現状維持の方向に動きます。しかし時間やお金などを使って現状維持ということは、衰退しているのと同じ意味です。
つまり、変わらないことは退化しているということ。
だからこそ、前へ進めと星野監督は言っているのですね。
星野監督は数多くのメディアで注目される発言をしていて、それらの一つ一つの名言に触れるだけで人生において大切なことが分かってきます。
「強い気持ちが欲しい!」と弱い自分が出てきそうになった時には星野監督の名言に触れて、強い想いを持っていきましょう。
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