社会人になったらやってほしい 父の日の感謝の伝え方

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★父の日の由来は?本来どんなことをする日なの?

 

もうすぐ父の日ですが、皆さんは父親に日頃の「感謝」をしっかり伝えていますか?

なかなか照れくさくて言えないな、と思っていた方も、社会人になって数年経つと「こんな風に仕事を何年間も続けてきた父親ってすごい」と素直に思えるようになってきませんか?

社会人として一人前に近づくためにも、自分の父親には素直に感謝できる人間になりたいですよね。

そこで今回は、父の日に父親に感謝を伝える方法をご紹介します。

そもそも父の日の由来って知っていますか?

語源由来辞典によると、アメリカのワシントン州に住むジョン・ブルース・ドット婦人は、「母の日」があるのに「父の日」がないということに疑問をもち、提唱しました。

つまり、「母の日」が最初です。

このドット婦人は6人の兄弟と共に妻を早くになくした父親1人で育ててもらったため、父親への感謝の日がないのはおかしいと思ったのでしょう。

そんなことで、1909年6月19日(第三日曜日)より、父の日が誕生したのです。

また、ドッド婦人が父の墓前にバラの花を供えたことにより、父の日にはバラの花を贈る風習が生まれたようです。

日本では1981年に設立された日本ファーザーズデイ委員会が行う、父の日黄色いリボンキャンペーンの中で、幸福や幸せの象徴として黄色を父の日のイメージカラーとしています。

だから、日本では黄色いバラを贈る風習となっているようですね。

「父親にバラ?」なんて思うかもしれませんが、本来の風習にのっとって黄色いバラを送ってみてもいいかもしれません。

 

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★お父さんのこと知っている?

 

では、父の日の由来を知ったところで、質問です。

「あなたは父親にどんな感謝をしますか?」

皆さんはどうですか?

「ここまで育ててくれたこと」

「家族のために働いてくれていること」

「いつも応援してくれていること」

など上げればきりがないかもしれませんが、父親がどんな仕事をしているか?

どんな想いで働いているかって知っていますか?

OECD「PISA 2006」の生徒質問紙調査では、高1生徒のおよそ6人に1人が、父親の職業を明確に知らないという結果になったようです。

回答の中でも得に多かった回答が、「サラリーマン」や「会社員」「曖昧」というように、どんな職種、業種なのか知らないという生徒が多かったようです。

確かに、高校生のころって自営業でもない限り、父親が働いている姿というのは、見る機会はほとんどないですよね。

見る姿と言ったら、家にけってきて疲れてお酒を飲んでいるところとか、休日にゴロゴロしている姿などでしょう。

また、高校生のころは、世の中にどんな仕事があるかということも、詳しく知らなかったと思いますが、社会人になった今はどうですか?

父親はこんな仕事しているんだということを、しっかり理解していますか?

会社の上司に対しての接し方でもそうですが、相手のことを理解しようとしなければ、相手がどんなに凄いことをしているかということも、自分に対してどのような気持ちで接してくれているのかもわからないと思います。

「父の日」だからお父さんに「ありがとう」と言わなくちゃという義務感で行うのではなく、本当に父親の仕事を理解し、共感したうえで「ありがとう」の気持ちを伝えたら、いつもと全然違う父の日になるのではないでしょうか。

 

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★社会人になったらやってほしい、父の日の感謝の伝え方

 

父の日に対する心構えが変わったところで、Healthcare編集部がおススメする父の日の感謝の伝え方をご紹介します。

 

プラン① お酒を飲みながら、父親と話をする

皆さん、普段の父親との会話を思い浮かべてみて下さい。

父親から「最近仕事はどうか?」「元気にしているのか?」「休みの日は何しているのか?」なんて聞かれることが多くないですか?

しかし、父の日はいつもとは逆に、皆さんから父親に質問をしてみてはいかがですか?

「なんでこの仕事に就こうと思ったのか?」

「どんな時につらいと思うのか?」

「どんなことが楽しいのか」など、父親のことを知るいい機会になると思います。

お酒なんて飲みながらだと最高ですね。

 

プラン② シンプルに手紙で感謝を伝えよう!

両親に手紙を書く機会ってほとんどないですよね。

先日放送されていた『マル珍ランキング』で「大学生の仕送りの中身で一番多いものは何か?」というのを調査していましたが、一番多かったのは「手紙」でした。

「くすっと笑ってしまうけど、心が温かくなる」それが家族からの手紙ですよね。

遠方に父親がお住いの方は、是非気持ちを込めて手紙を送ってみて下さい。

 

勿論ここには書いていなくても、自分の父親に合わせて、感謝が伝わるものならどんなものでも、気持ちは伝わります。

今年は、物ではなく気持ちを大事に、父の日を過ごしてください。

 

(参考)

OECD「PISA 2006」

父親の職業を知らないニッポンの子供たち

語源由来辞典

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