2017年 社会人のためのお盆の過ごし方

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★2017年はどうなる?お盆休みの過ごし方を予想!

 

そろそろ社会人の方はお盆休みが近づいてきましたが、今年のお盆休みのご予定は決まっていますか?

2017年のお盆休みは一般的に多くの会社で8月11日(金祝)~8月16日(水)の6連休となるのではないかと言われています。

というのも、昨年から8月11日が「山の日」で祝日となっため、例年よりも長くなるようです。

では、世間の皆さんはこのお盆休みをどうやって過ごすのでしょうか。

niftyが2016年に調査した結果がこちらです。

お盆休みの過ごし方ランキング

1位 「家でゆっくり過ごす」 62%

2位 「お墓参りをする」 33%

3位 「仕事をする」 17%

4位 「家の掃除・片づけをする」 12%

5位 「帰省先でゆっくり過ごす」 10%

(引用)niftyニュース「お盆の過ごし方ランキング2016」

お盆休みなので、旅行や遠出する方が多いと思いきや、第1位は断トツで「家でゆっくり過ごす」ということだったらしいです。

 

特に40代以上方の「家で過ごす」の割合が大きく、30代以下の方は「仕事をする」や「友人と会う」が多くなっている傾向にあるようです。

2017年は2016年に比べて猛暑の予報も出ており、昨年以上に外に行かずに「家でゆっくり過ごす」方が増えるのではないかと予想されますね。

実家を離れて働いている方や、ご結婚されている方は、お盆休みというと実家に帰省して、お墓参りをして、という方が多いと思いますが、そもそも「お盆」とはどんな行事なのか知っていますか?

今回はそんなお盆について、知っていきましょう。

 

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★お盆の本来の過ごし方

 

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。

旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式で、日本ではお正月と同じように重要な儀式だと言われています。

ご先祖様の霊があの世から戻ってきて、お盆の期間滞在し、天に帰っていくという日本古来の行事です。

日程で言うと8月13日にご先祖様の霊を迎えに行き、お盆の間、家で一緒に過ごし、供養し、16日には送り出すのものです。

その為、13日の最初の日を「迎え盆(お盆の入り)」、16日の最後の日を「送り盆(お盆の明け)」と言います。

 

【お盆の準備~片付けまで】

・盆棚の用意

8月12日の夕方または13日の朝に盆棚を作りお供えします。

お供えするものは地方によって違うようです。

 

・迎え火

13日の夕刻、仏壇や盆棚の前に盆提灯を灯し、庭先や玄関先で迎え火を焚きます。

迎え火はご先祖様の霊が迷わずに帰ってこれるように焚くもので、軒先に提灯を下げたりします。

 

・送り火

15日か16日の夕刻、ご先祖様の霊を送る送り火をします。

ご先祖様の霊が無事にあの世にもどれるように送り火をたきます。

 

子供の頃や、社会人になる前は両親や祖父母が中心となってお盆の行事を行っている家庭が多いのではないでしょうか。

その為今までは、なんとなく迎え火と送り火だけ参加し、言われた通りにお墓参りに行ってたという方も多いと思います。

しかし、社会人になり、今後家庭を持っていくならば、お盆の基本的な知識は知っておいて損はないですよね。

実は夏の風物詩でもある「盆踊り」もお盆の期間戻ってきているご先祖様の霊を供養し、送り出すために行われているお祭りなんですよ。

 

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★社会人のためのお盆の過ごし方

 

では、お盆の本来の過ごし方を知った上で、Healthcare編集部がおすすめする今年のお盆の過ごし方はこちらです。

 

実家に帰省!そんな方は・・・お盆の準備から両親祖父母と一緒に行う

折角お盆の本来の意味を知ったのですから、準備から一緒に手伝うというのもいいと思います。

今まで、お盆の時に合った盆提灯やお供え品などどこで買ってきているのか、などご存知ですか?

実はお盆休み前になると、地方によっては花市、草の市、盆草市というような、お盆に必要なものが売られる露店が並んでいる市場が開催されたりします。

そういった経験してみるのも、自分もそして家族も楽しいお盆になるでしょう。

休みが少ない!そんな方は・・・短い休みでも記憶に残るお盆休みにする

仕事の都合で休みがほとんど取れなくて実家に帰省できない、という方は割り切って短い休みを記憶に残る休みにしたいですね。

実家に帰省できないなら、自分の家の近くの盆踊りに行ってみるのも楽しいです。

直接ご先祖様の供養ができないからこそ、遠くでもご先祖様を思うお盆休みにしてみてもいいでしょう。

盆踊りに行って、屋台で食べ歩きも夏にしかできない楽しさですね。

 

2017年の夏休みも「家でゆっくり過ごす」という方が多い休みになりそうですが、お盆という本来の意味を忘れず、楽しくお盆休みを満喫してくださいね。

 

(参考)

All About

niftyニュース「お盆の過ごし方ランキング2016」

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