沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は昨年映画で大ヒットを記録した「聲の形」の名言から、「生きているのが辛い」そんな時に触れたい名言をご紹介していきます。
様々な悩みを抱えた主人公たちが、生きることで成長していく姿をご覧ください。
★命の使い方を考えよう!!
「聲の形」第2巻より引用
俺は西宮に会ってその全部を感じたからこそ人生から逃げずに済んだんだ!
アホみたいな考えかもしれないけど…
体があるうちは西宮のために消耗したいと思ってる!
命を!!
妹の結弦を探すために、どこかへ行ってしまった西宮。
そんな西宮を必死に探す石田に対して、結弦は「自分がしてしまったことへの罪悪感や、義務感でやっているのか?」と聞きます。
そんな石田の名言です。
「命の使い方」って考えたことありますか?
例えば今30代の方は、人生の3分の1をすでに使い切りました。
残りの3分の2をどうやって使うか考えていますか?
どんなことでも、自分の人生をどうやって使うかと考え、それに対して行動していくことは、人生をもっと意味のあるものにしてくれます。
「なんとなく生きている」という人は、どんな人生を送りたいかという視点で考えてみて下さいね。
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★未来の可能性をつぶしてはいけない
「聲の形」第7巻より引用
変われないこともあるよ
俺だって
変わろうとあがいている時間のほうが
大事なように 俺は思うよ
石田が入院している間も、仲間内の言い争いは解決しておらず、「成長していなくてごめんね」と謝られてしまいす。
しかし、全員が自分と向き合って変わろうとしているそんな時間だったのです。
「自分自身の嫌いな所を挙げてください」と言われたら、どこが嫌いだと答えますか?
自分の好きな所より、嫌いな所のほうが多いって方もいますよね。
しかし、嫌いな所をそのままにしているよりも、変わりたいとあがいていることのほうが、成長する可能性を秘めています。
なぜなら変わりたいとあがいているのは「変われる」と思っている、つまり未来に可能性を感じている証拠です。
未来の可能性をつぶさずに、これからもあがいきましょう。
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★相手を認めることで、人間関係を築こう
「聲の形」第7巻より引用
行こう 今日からちゃんとみんなの顔を見ておはようって言うんだ
そして聞くんだみんなの声を いいことも悪いことも
仲間にひどいことを言ってしまった後、学校に行く前にシミュレーションをしている石田。
仲間だけではなく、周りにいる人が怖く、壁を作ってきた石田は、本当はその壁を取っ払って、みんなと一緒に笑顔になることを求めたのです。
「人間関係」で悩んでいる方はとても多いと思います。
ストレスを感じる一番の要素は人間関係だと言われているくらいです。
「あの人苦手だ」「あの人私のこと嫌いかも」そんな気持ちで周りにいる人にバリアを貼っていませんか?
本来ならあなたに対して何の感情も思っていない人さえも、そのバリアがあることであなたと距離ができてしまいます。
まずは、周りの人を認識すること、人間関係はそこからスタートします。
「聲の形」は自分を嫌いな登場人物が、自己嫌悪や罪悪感と戦いながら成長していく物語で、私達がが共感できるシーンが沢山あります。
是非、読んだことがない方は読んでみて下さい。
(参考)
大今良時「聲の形」(講談社)
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