沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は大人気本格派野球漫画「ダイヤのA」から「自分の存在って…?」と思ったときに触れたい名言をご紹介していきます。
野球漫画としては珍しく強豪校に焦点を当てた野球漫画です。
★私たちは機械ではなく、感情を持った人間だ
『エースの誇り』か『チームの勝利』か
勝つために戦う以上優先すべきはチームの勝利でしょう
ですがグラウンドで戦うのは我々ではなく選手です
選手は監督のコマではない
「ダイヤのA」より引用
薬師高校と市大三高が戦っている時の、青道高校監督の言葉です。
組織に所属していると、自分という存在は全体の中の一部であり、歯車であると感じることは多いのではないでしょうか。そしてそれは組織が大きければ大きいほどそう感じる、むしろそれを当たり前と思ってしまうかもしれません。
この名言にある、『選手は監督のコマではない』というメッセージには、一人一人決して感情のない機械ではなく、想いを持った人間であるというメッセージを感じますね。 もちろん組織の中で与えられた役割や責務はあるでしょう。しかし、そこに『感情』や『想い』を入れてはいけないなんてルールはありません。 むしろそういう気持ちを込める時ほど創意工夫をし、モチベーションが上がることが科学的にも証明されています。
改めて自分がやっている仕事への想いを振り返ってみるのはいかがでしょうか?
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★使命感は、自分を突き動かす原動力
(雷市)いろんな選手と・・・戦える・・・から行って・・・みたいです。ここにいるみんなと・・・甲子園に・・・
(真田の心の声)やっぱ…これ…使命感だよな。こんな、不器用ですげぇ打者をこんなところに埋もれさせてちゃいけねぇ
「ダイヤのA」より引用
地区予選決勝前夜、不器用で口ベタな雷市が仲間の前で、自分の想いをさらけ出した時の、エース真田の心の声です。口ベタなチームメイトが自分の想いを話している姿に感動する、そして轟雷市という規格外のバッターを全国に轟かせる使命感を再認識する場面です。
人の原動力は様々ですが、甲子園に行くとか、〇〇高校に勝つ、仕事であれば営業成績No.1になるとか、そういった『目標』を原動力にするとなかなかモチベーションが続かず、苦しくなってしまうことが多いそうです。そうではなく、自分の高校を世の中に知ってもらいたいとか、お客さまに幸せを感じて欲しいとか、業界を変えるとか、そういった『目的』の元に突き動かされる状態が、よりモチベーションが続くと言われています。
使命感はまさしく『目的』に突き動かされる状態ですね。自分は結果にこだわりすぎているなと思っている場合は、会社であれば理念、チームであればチームビジョンなどを一度見直して、自分のマインドをセットし直してみるのもいいかもしれません。
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★努力はツライもんじゃねぇだろ
俺ぁよ・・・
どうにも努力って言葉に馴染めなくてよ
何かってーと真面目で辛気臭ぇ苦労話のように言われるけどよ…
そうじゃねぇだろ
何かに夢中になってる奴ってのは
周りがどう言おうが一人で勝手にやってるんだよ
「ダイヤのA」より引用
薬師高校の轟雷蔵監督が努力についてチームメイトについて話した時の言葉です。
努力することをツラく苦しいものであると決めつけている人もいますが、この名言にある通り、決してそうではありませんね。 むしろ自分が向かっていきたい方向に進むために、行動を積み重ねることなので、楽しいことがほとんどです。
ツラく苦しいと捉えているのは、そういう自分に酔っている、そんな自分かっこいいでしょ!?と感じている場合もあるかもしれません。 せっかく目標のために努力するのであれば、ツラく苦しいものと自分が捉えるのではなく、楽しいものと感じられるようにした方がいいでしょう。
『楽しいからやってる』というのはシンプルな考えだからこそ、とても強い行動力を生み出す可能性を秘めています。楽しみを感じながら、自分の目的・目標に向かって努力してみてください。
「ダイヤのA」では、強豪校に焦点を当てて野球を通して自分を成長させるための名言をが沢山あります。
「認められたい」そう思った時は是非読んでみて下さい。
(参考)
寺島裕二「ダイヤのA」(講談社)
ダイヤのA コミック 1-47巻セット (講談社コミックス)
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