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★なぜ朝起きたら喉が痛くなるのか?
朝起きた時に「喉が痛いー!」なんてなるときはありませんか?
特に乾燥が酷くなるシーズンや冷房・暖房を入れ始める時期に多いですよね。
喉が痛くなると「あ、やばい風邪引く一歩手前かも…」って思いますし、そのまま咳や鼻水など風邪の症状を引き起こしてしまう可能性もあります。
今回は朝起きた時に、喉が急に痛くなっていた時の対処法をご紹介していきます。
そもそも、なぜ朝起きたら喉に違和感を覚えるのでしょうか。
原因はこの3つと言われています。
①口呼吸している
実は日本人の約8割は口呼吸をしていて、鼻呼吸ができないと言われています。
口は本来、呼吸器官ではないため、侵入した細菌やウイルスなどを除去するフィルターがないのです。
また空気を吸ったり吐いたりした時の、温度や湿度を調整する機能もありません。
ですので、寝ているときに口呼吸している人は、空気中の菌を取りこみやすくなってしまっているために、喉に痛みが出てしまうのです。
②免疫力が低下している
1日の中で一番免疫力が低下しているのは寝ているときだっていうことを皆さんは知っていましたか?
なぜなら、睡眠中は免疫機能の中心的役割を担う免疫細胞が活発に働かないからです。
また睡眠中は唾液の分泌も少なくなります。
唾液の分泌が多い昼間は粘膜の防御力も強く、口に入ったウイルスは飲み込んで胃酸によって殺してしまうので増殖できないのですが、睡眠中は乾いた粘膜にウイルスが貼りつきやすいため、増殖しやすいからです。
また睡眠不足の人は免疫力が下がるということが医学的にも証明されているため、睡眠不足による免疫力低下も一つの原因といえるでしょう。
③乾燥している
風邪が流行るのは冬の乾燥している時期が多いですよね。
あと冷房・暖房を入れ始めて、温度・湿度のバランスが崩れてしまう時期に多いです。
風邪の原因になるウイルスは、乾燥によって空気中に漂って、体内に入っていきます。
また、私たちのからだも乾燥で喉の粘膜が乾いてしまうと、ウイルスをバリアする機能が弱まってしまうのです。
★喉が痛くなったらすぐ行うべき対処法
では、実際朝起きて「喉痛い!」となってしまったら、すぐにどのような対策をとるといいでしょうか。
初期の対策で悪化を防げるので、ぜひ覚えておきましょう!
①すぐにうがいをする
喉が痛いと感じると、とりあえずお水を飲もうとか、のど飴を食べようとなりますが、1番にやることはこれです。
寝ている間に、のどの粘膜に付着してしまったウイルスを除去してくれます。
うがいをする際の注意点としては、まずは口の中に付着している菌を落とすために、口をすすいでください。
そのあとにうがいを行うようにしましょう。イソジンなどのうがい薬で行うのも効果的です。
この行為を徹底することが、悪化を防ぎますので、「うがいでしょ」と馬鹿にせず行うことがとても大切です。
②のどを温める
のどを温めることで、侵入してきたウイルスや菌の繁殖を抑えるとともに、腫れや痛みも緩和できます。
体温を上げることは免疫力を上げることにもつながります。
マフラーやハイネック、ネックウォーマーなどで、のどを冷やさないようにしましょう。
③痛みが取れるまではマスク生活
マスクをつけることで、乾燥を防ぐ効果や、ウイルスや菌の侵入を防ぐことができます。
特に最近ではコロナウイルスの感染拡大防止がとても大切ですので、痛みが取れていなくてもマスクを着用し、外出もできるだけ避けるようにしていきましょう。
★まずは痛みが出ないように生活することが大切
実際に喉の痛みがでないようにするためには日ごろの対策が一番です。
その為には乾燥を防いで、水分をしっかりとり、免疫力を上げることが大切ですね。
また口呼吸を意識して改善することも、大きな効果を生みそうですね。
また、免疫力に大きく関係しているのは「睡眠」だという結果も出ています。
「睡眠の量と質」をしっかりとることで、免疫力が上がるということがアメリカの研究でも発表されているようです。
まずは、喉が痛くならないための対策をしっかり行っていきましょう。
(参考)
Sports119「口呼吸を鼻呼吸に改善!誰でもできる3つの方法とは?」
http://sports119.jp/kuchikokyu-kaizen
日経Gooday「風邪をひきやすいのは免疫力が下がる睡眠中」
http://gooday.nikkei.co.jp/atcl/report/14/091100017/112400014/?ST=m_bodycare
免疫力アップ方法研究所
http://menekiryoku-up.net/blog/archives/63
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