「ふとん大好き!」寒くて布団から出られない時の3つの対策

Pocket
LINEで送る

★寒くて布団から出られないというのは正しい

 

12月に入り、日に日に寒さが増してきましたね。

毎朝「まだ布団から出たくない~」と朝が憂鬱になっている方もいるのではないでしょうか?

ウェザーニュースの調査では、冬の朝に、目覚めてから起き上がるまでの平均時間はなんと13分ということです。

また多くの方が、寒い冬に布団から出るには「気合」が大切だと思っているようです

しかし、寒い冬に布団から出られないのには実は理由があったのです!

今回は寒くて布団から出られない不思議な原因を解説し、少しでも寒い冬にスッキリ布団から出ることができる3つの方法をご紹介していきます。

そもそも寒い冬に布団から出られないというのは当然の現象だったのです。

なぜなら人間の身体は、気温の変動が激しいところに出ることにひどく拒否反応が出るようにできているからです。

そして実際にも身体に悪影響を及ぼす場合もあります。

よく、高齢者の方が寒い冬に急に熱いお風呂に入って倒れてしまうというケースがあります。

これは、「ヒートショック」といって急激な温度変化に伴い、血圧が上下に大きく変動することが原因で起こる健康被害のことです。

お風呂に入るシーンでは、暖房の効いた部屋から急に寒い脱衣所に行き、服を脱ぐことで、血管が収縮し、血圧が急上昇してしまいます。

またその状態で、温かいお湯につかると血管が拡張し、急上昇した血圧が今度は一気に低下します。

この2つの状態によって心筋梗塞や脳梗塞、失神などの原因になると言われているのです。

ですので、温かい布団から、寒い室内に急に出ることは身体に大きな負担がかかるため、身体が拒否してしまっていたというのが原因だったのです。

 

 

<Sponsored Link>

 

★布団からスッキリ出るための3つの対策

 

では身体に大きな負担をかけないようにして、布団からスッキリ出るためにはどうしたらいいのでしょうか。

今日は簡単にできる3つの対策をご紹介します。

 

①室温を温かくする

通常冬の寒さですと、布団の中と室内では約20度の温度差があると言われています。

その温度差を約10度にすると身体への負担も少なくなります。

寝る前に暖房のタイマーを起きたい時間の30分前にセットしましょう。

 

②布団の中でストレッチ

室内があたたかくなったら、身体も目覚めさせましょう。

寝ている時は副交感神経が優位になっているので、ストレッチをすることで、身体の機能を活動させる交感神経を刺激することができ、目覚めやすくなると言われています。

 

【布団の中でできるおすすめストレッチ】

・全身で伸びをする

・グーパー運動を10回行う

・片足ずつ膝を抱える

 

この2つをやってもまだ布団から出たくないという方は3番も実行してみましょう。 

 

③布団の中で服を着替える

枕元に着る服を準備しておき、目覚めたら布団の中で服を着替えましょう。

服を着替えることでストレッチの効果と、リラックスモードから、活動モードに脳を変化させることが出来きます。

 

 

<Sponsored Link>

 

★まずはしょうがないと受け入れよう!

 

私たちの身体は太陽の光が出てくると目覚めるように体内時計が設定されています。

ですので冬は日が昇るのも遅い為、夏に比べて起きる時間も遅くなってしまいがちです。

しかし、大事な会議の時などは頑張ってでも布団から出て起きなくてはいけませんよね。

今日の記事をきっかけにして、「布団から出たくないのはしょうがないことだ!」と受け入れたうえで、冬を快適に過ごしていきましょう。

 

(参考)

ウェザーニュース「みんなの冬の朝事情」調査結果発表

http://weathernews.com/ja/nc/press/2010/101213.html

T-PEC「冬の入浴はヒートショックにご用心」

http://www.t-pec.co.jp/health-news/2012/01.html

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です