「仕事がうまくいかない…」悩んだ時に触れたい名言~キングダム編②~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は読んだら絶対にハマってしまうと噂される「キングダム」から、「仕事がうまくいかないな」と悩んでいる時に触れたい名言を見ていきましょう。

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★相手に合わせず、自分軸で考えよう!

(引用)キングダム2巻

 

退がるな信っ!!

不退こそがお前の武器だぞ!!

 

刺客のムタとの対峙で、相手の殺気に気後れしてしまっていつもの勢いがでない信に向けて、政がかけた言葉ですね。

信はこの政の言葉で勢いを取り戻します。

 

今までプレーヤーとして働いていた人が、部下を持ったり、新たなステージに挑戦する時にはどうしても気後れしてしまって、いつもの力が出せないなんてこともあると思います。

また、相手がいる仕事においては、相手のペースに飲み込まれてしまい、「私はもっとできるはずなのに…」と悩んでいる人も多いでしょう。

しかし、そんな時こそ「自分」という軸をしっかり持っているかを再確認してみるといいですね。

というのも、私たちは誰しも人と比べて「自分のほうが優れていると思える」部分を探すことがあります。

皆さんも経験がありますよね。

そして「自分のほうが優れていると思える」部分が見つかったら優越感に浸り、相手のほうが優れていると感じると「劣等感」に苛まされます。

この優越感と劣等感のループに陥ると私たちは、本来の自分というものを見失ってしまうのです。

信もこの場面で、相手の殺気によって「自分よりも強い」と感じてしまい、本来の「敵に全力で向かう」ということができなくなってしまったんですね。

「なんかうまくいかないな」と感じる時は、一度「自分はどうしたいのか?」というのを考えてみましょう。

本来の自分の力を取り戻せるかもしれません。

 

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★目を瞑って自分の立ち位置を再確認しよう!

 

(引用)キングダム171話

 

ゆっくり目を開き 目にするものをよォく見てみなさい

敵の群を敵の顔を そして味方の顔を 天と地を

これが将軍の見る景色です

 

敵軍の罠にはまり遂には致命傷を負ってしまった王騎将軍。

王騎自身も、死は避けらないものとなってしまったと悟るが、信含む王騎軍全員で脱出を試みようとします。

そして、弟子である信が王騎将軍の馬に乗り、馬の手綱を引いて戦場から逃げているシーンです。

そこで王騎将軍から信へ将軍の心得を伝えます。

今まで自分が馬に乗って見ていた景色と、大将軍王騎が見ている景色との違い感じた信は、将軍とは何かを初めて知り、大将軍への想いを強くします。

 

「なんかうまくいかない」という時は得てして周りの人の顔が見えていないことが多いです。

皆さんも考えてみましょう。

今日出会った上司の顔、部下の顔を覚えていますか?

1人1人の顔を見て、自分の立ち位置を考えることで今までのあなたとは全く違ったあなたになれるかもしれません。

例えば、今までは上司の顔ばかり見ていたが、部下の顔を見ると心配そうな表情をしていたとしましょう。

その場合は、あなたは上司中心の人間になってしまっているということですよね。

逆も同じです。

「なんかうまくいかない」と感じた時は、一度目を瞑ってから周りを見渡してみましょう。

あなたを支えてくれる人、あなたとコミュニケーションを取りたいと思っている人は沢山いるかもしれません。

勿論、あなたのことをライバル視している人、悪く思っている人もいるでしょう。

しかし、そういった今のあなたの立ち位置をもう一度見つめることで、今までできなかった仕事ができるかもしれませんね。

 

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★一度プライドを捨ててしまおう!

 

(引用)キングダム

 

るせェ

ちんけな誇りなんて持ち合わせてねェのが俺らの誇りだ!

 

信の率いる飛信隊が玉鳳隊・楽華隊と戦場でどちらが大きな戦果をあげられるかを競い合っている場面です。

初めての同世代ライバルとの戦いで、戦果において遅れを取っていた飛信隊はなりふり構わずライバルの戦術を丸パクリして戦果をあげていきます。

そのことを相手咎められた時に信の放った名言です。

 

「うまくいかない」と悩んでいる時には、「自分だけの特別な何かを作らなくてはいけない」とプレッシャーを感じている可能性もありますよね。

しかしもう一度原点に戻って仕事の目的を考えてみましょう。

「褒められる」のが目的ではなく「結果をだす」ことが目的ですよね。

そう考えると、少し楽になりませんか?

うまくいかない時は、うまくいっている人の真似をしてみましょう。

脳科学研究者の樺沢先生も、新しいアイディアというのは、ゼロから生まれるものではなく、脳内で情報が連結されるための「インプット」を増やすことで生まれるものだと言っています。

自分で全部考えなくてはいけないというプライドを一度捨てて、うまくいっている人のアイディアを頭の引き出しにいれておくことで、より一層成果に近づくでしょう。

 

キングダムでは「仕事がうまくいかない」と感じているときに、道標になってくれるような名言が沢山あります。

是非今の自分の状況に当てはめてみましょう。

 

(参考)

原泰久「キングダム」(集英社)

長尾一洋「キングダムで学ぶ乱世のリーダーシップ」2016年(集英社)

 

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