沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は大人気本格派野球漫画「ダイヤのA」から認められたいと思ったときに触れたい名言をご紹介していきます。
野球漫画としては珍しく強豪校に焦点を当てた野球漫画です。
どうやったら認められるかということを学びましょう。
★自分の力を活かすための方法を常に考えよう!
「ダイヤのA」第2巻より引用
君達ここに何しに来たの?
俺達に求められてるのは結果だよ…
中学での実績なんか何の役にも立たないことにそろそろ気づいた方がいーんじゃない?
やる気がないなら変わってよ…
代打オレ!
入部してすぐに行われた1年生対2軍の試合。
2軍とはいえ青道高校野球部の実力に、一方的な試合となってしまいます。
そんな現状に対して1年生は「監督がいないからだ」「サインがないからだ」「練習量が違うから不公平だ」と愚痴をもらし、諦めムード、そんな時に春市が言った名言です。
こういう場面は仕事でも沢山出てきます。
「この仕事のやり方を知らないからできません」「教育を受けさせてくれない上司や会社に責任があるんだ」そうやって、自分以外のものに責任があると思ってしまうことってありませんか?
特に転職活動などでは、前の会社でやってきたことは全く関係なく、やってきたことを活かして、これから新しい会社で何ができるかが求められます。
私達はどうしても、今自分ができること、やってきたことに目を向けがちですが、自分の持っている力をどうやって活かせるか?
ということを常に考えていくことで、急なチャンスにも対応できる力がつくでしょう。
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★兄弟だから成長できる
みっともない姿 見せられないし
負けるワケにもいかない
なにより あいつの期待を裏切っちゃいけない
兄貴って本当めんどくさい
「ダイヤのA」番外編Faceより引用
青道高校野球部の技巧派の小湊亮介にフォーカスした番外編の名言です。
自分の真似をして、野球を頑張る弟の陰におびえながらも、兄としての決意をのせた名言です。
そんな兄に対して、弟春市に名言はこちらです。
「ダイヤのA」20巻より引用
小さな頃から…いつも追いかけてきた…
自分にとってのヒーローは…いつも近くにいたんだ…
その姿に憧れて…少しでも近づきたくて…ただ…この人に認められたくて―――…
兄の姿にあこがれ、追いかけ、努力をし続けた弟の春市。
兄亮介が身体を痛めたことによって、チャンスを任されます。
この小湊兄弟の気持ちは、兄弟がいる方にとってはとっても共感できる名言なのではないでしょうか?
兄は弟にカッコいい姿を見せ続ける為に頑張り、弟は兄の姿を追いかけるように頑張るそんな兄弟の絆が描かれています。
子供のことは、兄弟が一番のライバルだと感じていた方って多いのではないでしょうか。
負けたくない、認められたいそんな気持ちで歩んできたでしょう。
大人になるにしたがって、兄弟で競争することも少なくなりますが、お互いが刺激し合い、高め合うそんな兄弟でいたいですね。
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★地味なことを続けることが、いつかの結果に繋がる
「ダイヤのA」第357話より引用
練習なんて地味で同じことの繰り返しだしつまんねーよな
抜く時抜かねーと続かねーよ
けどなぁ…その退屈で毎日同じように繰り返してきた事が
いざって時 力を貸してくれんだよ
本当困っちまうよな 俺だってもっと楽して生きてーのによ
世の中そんなに甘くねーってよ
薬師高校の実質的なエース真田俊平は轟雷蔵監督にばれないように、練習をサボっていました。
まだ本気で甲子園を目指していなかった真田だが、監督の言葉を聞いて心を入れ替えたのです。
「結果を出せば認められる」それは勿論当たり前のことでしょう。
しかし、その結果を出すために日々努力し続けられる人は、今は結果が出ていなくとも、周りからの信頼はとても厚いです。
部活だけではなく、仕事でも「今日は適当でいいや」そんな気持ちでやらないと長く続けることはできません。
しかし、努力し続けたことは必ず自分の糧になり、力になります。
やってきたという自信も自分の中に生まれます。
サボりたいと感じた時には、この名言を思い出して、ぐっと踏みとどまってみましょう。
「ダイヤのA」では、強豪校に焦点を当てて野球を通して自分を成長させるための名言をが沢山あります。
「認められたい」そう思った時は是非読んでみて下さい。
(参考)
寺島裕二「ダイヤのA」(講談社)
ダイヤのA コミック 1-47巻セット (講談社コミックス)
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