【平昌オリンピック特集】「悔しさを強さに変えたい!」そんな時に触れたい名言〜高梨沙羅編〜

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は高梨沙羅選手の数ある名言の中から、「変わりたい!」そんな時に触れたい名言をご紹介していきます。

 

★消化しなくていい悔しさ

(ソチの結果は)消化はできないですね。たぶん、一生。消化しなくていいものだと自分の中では思っています

辛いと思っていること、苦しいと感じていることを忘れた方が良い・消化した方が良いという方もいますが、高梨選手はそれを消化できない、そもそも消化しなくていいものだと位置付けています。高梨選手にとってそれだけソチオリンピックでの悔しさは、自分の競技人生を左右するものだったのでしょう。

『あの時の苦しさ・悔しさ』を胸に秘めているからこそ、今の自分を戒めることができるというのは多いのではないでしょうか。ただ心を病んでしまうくらい苦しみを抱え続けるべきではありませんね。苦しみや悔しさを抱えることで、さらに自分が成長できる、リスクをとってでも攻めることができるなどと変わっていく自分を感じられるのであれば、高梨選手のように『悔しさを消化せずに攻める』ということを実践してみるのはいかがでしょうか。

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★強さの根底にあるのは『感謝』

私が今、こうしていられるのもチームの支えがあるからこそ。女子ジャンプの盛り上がりも先輩たちがいたからこそ

平昌オリンピックにて高梨選手のジャンプが終わった後、チーム全員で抱き合って、高梨選手の頑張りを労っていましたね。個人競技でもあるスキージャンプにおいて、先輩への感謝の気持ちをしっかり伝えられる。「悔しい」とか「勝ちたい」という想いもあると思いますが、高梨選手の強さの根底には『感謝』というものが見えます。

そして高梨選手のジャンプ後に真っ先に駆け寄ったのが伊藤有希選手でした。競技者35人中最悪の風あたりと言われていて、自身は満足のいくパフォーマンスができず9位。それでもジャンプ後の高梨選手を抱きしめ祝福をしていました。伊藤選手は直後のインタビューにてこう答えています。

(「伊藤さんを中心に、みんなで成長できた4年間だったと思うんですが、どうですか?」という質問に対して)

中心は私じゃないですけど、でも今日こうして沙羅ちゃんがメダルを獲れましたし、日本チームで戦った試合だったと思います

(「さらに、高梨選手にどんな言葉をかけたか?」という質問に対して)

本当におめでとうという風に言って、4年前沙羅ちゃんもすごく悔しい思いをしてこの4年間過ごしてきたと思うので、それを見てきたので、メダル獲れてすごいよかったなと思います

(最後に自身の思いについて聞かれ)

4年前よりも悔しいですね

悔しい想いを持ちながら、高梨選手を労う伊藤有希選手の強さ。そして、その想いに感謝し、先輩を尊敬する高梨選手の謙虚さ。こういう素晴らしいチームワークの元に、結果やドラマは生まれるのですね。

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★悔しくても冷静に

ソチオリンピックからの4年間、悔しい思いをバネにここまで来たつもりではいるんですけど、やはりまだ自分は金メダルをとる器ではないとわかりましたし、まだまだ競技者としてもっと勉強していかなきゃいけない部分もたくさんある。周りの先輩たちから、いろいろなことを学んで成長していきたいなと思います

平昌オリンピックにて銅メダル獲得が決まった後のインタビューから一貫して発言している内容、それが『私はまだ金メダルをとる器ではない』ということ。ソチオリンピックから苦しんでいた分、銅メダルという結果を出し、少し浮かれてもいい部分ではあるのかもしれませんが、高梨選手はそれでも自分を冷静に見ることを怠っていません。

その上で、自分に足りないことをしっかり踏まえているからこそ、謙虚に『勉強していきたい』、『周りの先輩から学びたい』という言葉が出るのでしょう。高梨選手の強さはこういった謙虚さと冷静さと勤勉さから生まれているのですね。

高梨沙羅選手は数多くのメディアで注目される発言をしていて、それらの一つ一つの名言に触れるだけで人生において大切なことが分かってきます。

変わりたい!と今の自分をどうにかしないとと思った時には高梨沙羅選手の名言に触れて、自分を高めるヒントを掴んでいきましょう。

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