「コミュニケーション能力を高めたい」そんな時に触れたい名言~笑福亭鶴瓶編~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は沢山の人に愛される有名人、笑福亭鶴瓶さんの名言からコミュニケーション能力を上げる秘訣を紐解いていきます。

 

★話しかけやすい雰囲気を自分で作る

 

俺に話しかけるとき、ちょっとみんな笑てはるやろ。

山田洋次さんが「いいようなあ、鶴瓶さんは。寄って来たら、みんな笑ってる」と言ってた。

俺、それ、望んでたんやもん。

若いときから。

自然にしてるというよりも、目指さないとできない。

(引用)SWITCH vol.27 No.7(スイッチ2009年7月号)特集:笑福亭鶴瓶[鶴瓶になった男の物語]

 

鶴瓶さんって、テレビなどでも沢山の芸人さんや、有名人の方に慕われていますよね。

鶴瓶さん自身が「話しかけやすい」ように、努力して目指してきた形だったんですね。

コミュニケーション能力が高いというと、自分から人に対して積極的に関わり、会話することが出来る人だと思われがちですが、話しかけやすいというのもコミュニケーション能力です。

皆さんは自分の普段の様子をを見たことはありますか?

不機嫌そうな顔をしていたり、不安そうな顔をしていたりしてませんか?

もしかしたら「自分には誰も話しかけてくれない」なんて思っている人は、自分が話しかけにくい雰囲気を出していたのかもしれません。

自分から話しかけるのが苦手という方でも、ニコニコと話しかけやすい雰囲気を作ることはハードルが低そうですよね。

 

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★人を喜ばせるためには、自分の話をしたほうがいい

 

いろんな本の中から小噺をひろってきては、あちこちの番組や、余興の席でやってみる。ところが、やってもやっても全然うけない。(中略)

どうしてもうけないので、ある日思案のあげく、僕が実際に体験したおもしろいエピソードを、逆に小噺風にアレンジし、少しオーバー目にふくらませてやってみたのである。

するとどうだろう。

これが大うけにうけてしまった。

(引用)笑福亭鶴瓶『哀しき紙芝居』

 

鶴瓶さんはお笑い芸人なので、笑わせるのが当たり前で、面白いのが当たり前だと思うかもしれません。

しかし鶴瓶さんは、『人の心を開かせる魔法があるのだとしたら、それは「笑わせること」に尽きる。』と言っており、そんな信念で長い間活躍し続けているんですね。

一緒に笑った経験というは、必ず楽しかった思い出として、相手の心に残るものです。

では、笑わせるためにはどうしたらいいかというと、「自分の本当の話」をすることが大切なようです。

「私の話なんて…」と思うかもしれませんが、自分の話というのは特に人から共感されやすく、「あなたはどう?」なんて話も弾みやすいです。

もし、話す内容が見つからなかったら天気の話をしてみましょう。

「今日雨ですね、私は折りたたみ傘ってめんどくさくて嫌いなんですよね、あなたはどうですか?」

こんな感じで、普通の会話+αで盛り上がる会話になれそうですね。

 

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★人としての常識を兼ね備えていること

 

家をきれいにする、約束を守る、お礼の手紙を書く、そういう基本をきっちり続けることが、自分の型の基本をつくってくれたと思っています。

(引用)B-ing編集部『プロ論。』

 

鶴瓶さんは若い頃、ディレクターさんと喧嘩をし、一度東京から大阪に戻り、「自分の型」なるものを作ろうとしたらしいです。

そのころを振り返り、基本をきっちりしたことが、自分の型の基本を作ってくれたと述べています。

 

「この人なんかカッコいいな」「一緒にいると楽しそうだな」と思い、一緒にいる人っていると思います。

でも、ずっと一緒にいるためには、表面だけでなく、相手の信念や生き方に共感できるかどうかではないかと思います。

簡単にできそうで、多くの人が実践できていないのが、鶴瓶さんが言っているような基本の型です。

一見普通のことをやり続けられる人というのは、相手からも信頼され、結果長い付き合いができる大切な人に囲まれて生きていけるのだと思います。

 

鶴瓶さんは誰からも愛されるキャラクターとして人気ですが、しっかりとした信念を持っているからこその結果ですね。

他にも沢山の名言があるので、探してみて下さい。

 

(参考)

SWITCH vol.27 No.7(スイッチ2009年7月号)特集:笑福亭鶴瓶[鶴瓶になった男の物語]

笑福亭鶴瓶「哀しき紙芝居」1982年

B-ing編集部「プロ論。」2004年(徳間書店)

 


SWITCH vol.27 No.7(スイッチ2009年7月号)特集:笑福亭鶴瓶[鶴瓶になった男の物語
]


哀しき紙芝居

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