話下手でも大丈夫!ドンドン答えてくれる3つの質問

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★頑張って質問していませんか?

 

「話下手」こういった悩みを持っている方はとても多いでしょう。

初対面の人と話が盛り上がらない、沢山の人の中でどうやって会話に入ったらいいかわからない、など「会話」の悩みというのは沢山の人が持っています。

その中でも本日は「話を盛り上げたいんだけど、なんか盛り上がらない」そんな方へ向けたお話をしていきます。

早速ですが、普段の会話を思い出してみて下さい。

(あなた)どんなお仕事をやられているんですか?

(相手) デザイン関係の仕事をしています。

(あなた)お仕事場所はどこですか?

(相手) 東京駅です。

(あなた)残業は多いのですか?

(相手) 多いですね。

 

初対面の方に対して頑張って質問を沢山しているのですが、なかなか会話が盛り上がりません。

このように5W1H(いつ、どこで、誰と、何を、どうして、どのように)を使った質問をしていると、返答が短く、相手も質問に答えるのに疲れてしまうだけで、会話を楽しいとは思ってもらえません。

自分が相手になって想像してみて下さい。

矢継ぎ早に質問をされたとします。

答えるだけで疲れてしまいませんか?

こういった5W1Hといった「情報」を尋ねる質問を「情報質問」といいます。

頑張って情報質問をしても話は膨らみません。

頑張って話をしているのに、会話が弾まない原因は質問の仕方にあったのかもしれません。

 

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★相手がドンドン話してくれる質問のコツ

 

ではどのように質問をしていけばいいでしょうか。

3つのコツをご紹介します。

 

①相手の気持ちを言葉にしてみよう

情報についての質問ではなく、気持ちに目を向けて質問をすることで、相手の反応は別のもになります。

気持ちを刺激されると、単語ではなく、エピソードが膨らみやすくなり、会話も盛り上がります。

(あなた)どんなお仕事をされているのですか?

(相手) デザイン関係の仕事をしています。

(あなた)それはご苦労も沢山あるでしょうね。

(相手) そうですね、〆切間近になると自分との闘いになりますね。

(あなた)そうすると、完成した瞬間はすごく達成感があるんではないんですか?

(相手) そうなんですよ!いつも、1つの仕事をやり遂げた後は思いっきり1人で飲みに行くと決めているんですよー!

相手の気持ちを想像しづらい場合は、自分が思う気持ちを尋ねてみるといいですね。

②ネガティブな感情で会話を弾ませる

一般的にネガティブな感情を友達以外の人と話すのはタブーだと思われがちです。

しかし、ネガティブな感情であっても、爆発するほどではなく、少しだけなら会話が弾む材料になります。

勿論会っていきなりではなく、ある程度打ち解けた後に使うのが効果的ですね。

(あなた)接客業でしたら、ムッとくることもあるでしょう。

(相手) そうなの、マナーが悪かったり、お客様が神様だみたいな態度をとるお客様にたいしては、ムカムカしちゃうことも多くてね。ちょうどこの間も・・・

このように「軽い愚痴」でしたら、相手も吐き出してスッキリすることもできます。

 

③語尾を変えるだけで、会話が広がる

質問をする時には、どうしても「・・・ですか?」と質問してしまうことが多いと思います。

そういった質問だと、イエスかノーで答えなくてはいけなかったり、返答が限られてしまいます。

しかし語尾を「・・・でしょうね?」と質問すると、広い範囲から相手が話したいことに絞って話し始めてくれるのです。

是非使ってほしい魔法のフレーズです。

 

【久しぶりに会った人に対して】

  • 「お忙しいですか?」
  • 「お忙しいのでしょうね。」

どちらが会話がスムーズになりそうですか?

 

実はこの手法、共感の際にも使えます。

【「最近すっごい忙しいのよー」】

  • 「そうなんですね」
  • 「そうでしょうね」

後者のほうが共感してくれている感じがしませんか?

「・・・でしょね」を使って会話を広げていきましょう。

 

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★愛想笑いは禁物です!!

 

相手がドンドン質問に答えてくれるコツを覚えたら、会話をより弾ませるポイントを最後にお伝えします。

そこで、質問ですが「あなたは、会話中に愛想笑いをしていませんか?」

どうですか?

愛想笑いといっても、笑顔を作るというのはとても大切なことです。

しかし、会話の中で出てきた話を知らなかったとしても、知っているような雰囲気をだしたり、なんとなく話を合わせていませんか?

「知らない、なんて言ったら会話が弾まないかも」という優しい理由で会話を合わせているかもしれませんが、実はこの行為が弱効果だったのです。

無理に合わせても、知らないという不安そうな表情や雰囲気は相手に伝わってしまいます。

この場合は、素直に「知らない、ただそんなに楽しいそうに話していることを聞きたい」そんな気持ちを素直に伝えてみることがいいでしょう。

相手もあなたと一緒に楽しみたいと思って会話をしています。

自分のためにも相手のためにもなる質問をしていきましょうね。

 

頑張って会話をしていたつもりでも、たっとちょっとの工夫でさらに会話を弾ませることができます。

「話下手だから…」なんて諦めていた方は、是非今日から実践してみて下さい。

 

(参考)

野口敏「マンガでわかる!誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方」2017年(すばる舎)


マンガでわかる! 誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方

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