★継続できないのは意思が弱いからではなかった
多くの人が一度は取り組んだことのあるダイエット。
ウォーキングやヨガ、食事制限など様々ですよね。
「毎日ジョギングするぞー!!」なんて張り切って目標を立てたはいいものの、ダイエットを長続きできたことがない、いつも3日坊主終わってしまう、そんな風にお悩みの方も多いのではないのでしょうか。
ダイエットに成功するには努力できる人ではないとダメなんだ、自分のような意思の弱い人間はダメなんだ・・・!
そう思って諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はダイエットというのは1つ1つの行動、例えば「毎日30分歩く」「夜ご飯は白米を食べない」「ジムに通う」などを習慣化しているだけだったのです。
やりたくないダイエットに成功している人は、意志が強いわけではなく、ただ習慣化する方法を知っていただけだったのです。
今回は、やりたくないダイエットを習慣化する方法をご紹介していきたいと思います。
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★ダイエットには2種類の行動がある
まずは、自分が行いたいと思っているダイエットを分類分けしていきましょう!
その2種類とは日常生活にプラスしたいもの(例:毎日歩く)と、日常生活からマイナスしたいもの(例:間食をなくす)です。
ダイエットは極端に言えば運動量を増やすか、消費量を減らすかのどちらかですもんね。
それが分類できたら、ダイエットを行うための環境を整備していきます。
どういうことかというと、プラスの場合はプラスの行動が起きやすい環境を作っていき、マイナスの場合はそれが起きにくい環境を作っていくんですね。
具体的に見ていきましょう。
【日常生活にプラスしたい】
(例)毎日30分ウォーキングする
<プラスの環境整備>
- 職場の1駅前のまでの定期を買う → 1駅分歩かざるを得ない環境を作る
- 職場に靴を置いておく → 休憩時間に歩く気分を高める
- 遠いスーパーのポイントカードを作る → 帰りに遠いスーパーに行くモチベーションを高める
- 新しいお気に入りのウォーキングシューズを買う → モチベーションを上げる
- ポケモンGOで距離を管理する(笑) → ポケモンをゲットしたいから歩く
このように自分がプラスの行動を行うためにはどのような環境を作ってあげればいいかを考え、実行していきます。
この環境というのは人それぞれです。
「ウォーキングしたくなる時ってどんな時だろう…?」そうやって考えてみると自分なりの環境を整備できるはずです。
【日常生活からマイナスしたい】
(例)間食をやめる
<マイナスの環境整備>
- コンビニの前を通らない ← いつもコンビニではお菓子を買ってしまう
- 両親に頼んで、お菓子を家に置かないでもらう ← 家にあるお菓子をすぐに食べてしまう
- 飲食店ではデザートがないお店を選ぶ ← 満腹なのに飲食店ではデザートを頼みたくなってしまう
- 寝る前にリラックスできる音楽を聞いてストレッチ ← ストレスが溜まると夜中にお菓子を食べてしまう
日常生活からマイナスしたい習慣は、「いつ、どんな時、どんな心理状態で」その習慣をしてしまうかを考えます。
そしてその習慣が起こる環境を排除してあげれば良いのです。
今回例に出した間食だと、どんな時間に間食してしまうのか、どんな場所で間食してしまうのか、どんな心理状態の時に間食してしまうのかを考えてみましょう。
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★習慣化にはご褒美とペナルティを
さて、環境作りだけ行っても、それに負けてしまう日だってあります。
例えば、見たいテレビがあるからウォーキングに行かない、仕事に疲れてしまって電車に乗ってしまうなどですね。
こうこういったことに負けないために効果を発揮するのが、『ご褒美』と『ペナルティ』です。
例えばご褒美なら、1週間毎日30分歩けたら、好きな漫画を買える。
1週間間食しなかったら週末はコンビニでアイスを買うなどです。
自分にご褒美を上げることで、ダイエットにメリットを感じることができるからです。
そして、ペナルティはできなかったことへの罪悪感のために行います。
ペナルティのポイントは周りの人に協力してもらうということです。
例えば、歩かなかった次の日は風呂掃除をしなくてはいけない。
間食をした日は、友達にジュースをおごるなどです。
このように環境を整えることで、努力せずに続けることができます。
そして、一番大切なのはまず行動を起こすことです!
行動なくして結果なし!
悩んでいる人は今日をきっかけに行動していきましょう。
(参考)
石田淳「続ける技術」2016年(あさ出版)
まんがで身につく 続ける技術 (Business ComicSeries)
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