D・カーネギーの「道は開ける」には、悩みの克服方法が整理されています。
仕事をしている中でたくさんの問題にぶち当たります。
そこでその問題を「考える」のか「悩む」のかどちらが正解だと思いますか?
「悩む」というのは解決できないことについて思いを巡らせることです。
自分の行動を整理して「悩む」を克服しましょう。
<Sponsored Link>
★一度にたくさんの出来事をやろうとしていませんか?
【社会人3年目の会社員の悩み】
皆さんの中にも同じような出来事で悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
健康、仕事、お金、人間関係と様々なことに私たちは「不安」を感じます。
こういった不安は、継続すると身体や心にも影響を及ぼし、体調不良を引き起こす可能性も出てきます。
カーネギーはこの「不安」を引き起こす要因の1つが「一度になんでもやろうとすること」だと言っています。
この悩みを言っている会社員の方も、仕事、後輩指導、彼女、勉強など様々なことをやろうと思っていて、結果不安になっています。
アメリカの名門大学を創立したオスラーは人生を「砂時計」と例えています。
砂は一気には落ちません、落ちる粒は1粒1粒ですよね。
人生も同じ、1つ1つ物事をこなしていかないといけないんですね。
<Sponsored Link>
★不安の内容は「未来」と「過去」ではないですか?
一度に沢山やろうとしても駄目なんだよね。1つずつというのはわかったけど、じゃあ何からやればいいの?
それは「今できること」じゃよ。
そんなの当たり前じゃん!!
本当に当たり前かな? 「過去」の出来事を引きずっていたり、「未来」を見て不安になっていたりして「今できること」を見るというのをできていないんじゃないか?
あ!!(今後の成長が見えなくて不安だったり、周りと比べて卑屈になっていたかも)
そうじゃろ。
明日の負荷まで今背負って生きる必要なんかないんじゃよ。
大事なのは「今」じゃ。
そう考えると、俺が今できることってなんだろう。 まずはToDoリストでも作ればいいのかな。
そうじゃな。
だがTodoリストを作る時に「仕事に役立つ勉強をする」なんて抽象的な目標を立ててはだめじゃよ。
具体的に何をどれだけするのか、そこまで考えればあとは1つ1つやるだけじゃ
「仕事で結果を残せなかったどうしよう」と未来を不安になったり、過去の失敗を引きずって不安になったりと、私たちは「今」を考えているつもりでも実は「未来」や「過去」を見て行動していることが多いです。
このように悩まないためには「今」できることをやる。「今日という1日に集中して生きる」これがとても大切なんだと言っています。
明日の準備をする最良の手段は、・・・全知全能を傾け、あらゆる情熱を注ぎ、今日の仕事を今日中に仕上げることである…。
これこそ未来に対して準備を整える唯一の方法と言えるだろう。
D・カーネギー「道は開ける」P.27
カーネギーは「Just For Today」という詩に感銘を受けて、今日を生きる心得として取り上げています。
明日のことはどうでもいい、今日だけこうやって生きてみよう!そんな詩です。
不安に押しつぶされそうになったら、「今日だけ」この言葉を合言葉に頑張ってみてはいかがですか。
(参考)
D・カーネギー「道は開ける」(創元社)
まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」 (まんがでわかるシリーズ)
3年目になって、できる仕事がたくさん増えてきて、後輩もできた。
仕事もある程度できるようになって、もう新人とは言えない。
ただ、仕事は「ある程度」できるだけであって、まだまだ勉強しなくちゃいけないことも沢山ある。
仕事後に勉強をしていかなくちゃいけないのはわかっているが、つい飲みにいったりして後回し。
なんか周りの同期から置いていかれている気がするんだ。
最近彼女ができて、その子との時間も大事。
今のままじゃ自分に満足できないけど、なにから手を付けたらいいかわからないんだ。