読書の秋で苦手を克服!読書嫌いの人におすすめの本の読み方

Pocket
LINEで送る

8月も終わりに近づき、秋が垣間見えるようになってきました。

秋と言えば「スポーツの秋」「食欲の秋」「読書の秋」などと様々な「○○の秋」と呼ばれるものがありますが、今回は「読書の秋」についてみていきます。

皆さん読書は好きですか?

「好き」と答えた方は、是非そのまま読書を続けてください。

「嫌い」と答えた方の中にも、今年の読書の秋をきっかけに読書ができるようになりたいという想いを持っているかもしれません。

今回は、そんな読書が嫌いだけど、読書が好きになりたい!という方に、読書が好きになる本の読み方をご紹介致します。

 

 

★読書の秋の由来は?

 

「読書の秋」の由来を調べてみると、「読書に適しているとされる季節」と記載されています。

読書に適されているという意味としては、秋の気温18度くらいは人間が集中するのに適している気温だと言われています。

また秋は昼の時間が長い夏に比べ、夜が長くなっています。

「読書の秋」は「”秋の夜長”は読書しよう」という意味にも基づいているようです。

なぜ「秋の夜?」というと、古代中国の韓愈(かんゆ)という文人が書いた「符読書城南詩」という漢詩からきているようです。

この「符読書城南詩」は学問をすることの大切さを詠んだ詩であり、この中に「灯火稍(ようや)く親しむべく/簡編卷舒(けんじょ)すべし」という節があります。

意味は、この直前の節と合わせて、「涼しい秋になったので、ようやく灯火の下で読書を楽しめる」というようなことです。

こういった漢詩の影響もあり、「読書の秋」という言葉が生まれたとされているようです。

「○○の秋」は絶好のチャンス! さあダイエットを始めよう!

2016.10.07

 

<Sponsored Link>

 

★読書をするメリット

 

では読書をするメリットってなんでしょう。

読書が嫌いな方は「眠くなる」とか「字を読むのが嫌い」とか「ネットで情報を調べる」など様々な理由を持って、読書をしてこなかったのでしょう。

 

1、アイディアマンになれる

アイディアってふっと思い浮かぶものだと思っていませんか?

他には天才とか才能のある人だけが持っている能力だと思っていませんか?

アイディアとは自分の頭の中に積み重なった知識を繋ぎ合わせて、新しいものを生み出す力です。

なので、何も知識がない状態だと、アイディアなんて生まれてきません。

才能がないのではなく、知識がなかっただけなんです。

 

2、大きな全体像がつかめる

今の時代ネットで検索すれば様々な情報を得ることが出来ます。

だから「本なんて必要ない」と思われる方もいると思います。

しかし、ネットでは検索した本のミクロな部分しか情報を得ることが出来ません。

それに比べ、本は全体像から具体的なことと全てを1冊で網羅できます。

「なぜこうなのか?」そんな因果関係を知りたいという方は、本のほうが断然おすすめです。

3、表現力が豊かになる

頭の中に言いたいことが浮かんでいるけど言葉にできない・・・そんな経験はありませんか?

これは頭の中で考えていることを表現する言葉(語彙)が少ないからです。

本は作者の様々な表現が沢山散りばめられています。

本を読むことで表現力を豊かにしていきませんか?

 

<Sponsored Link>

 

★読書嫌いの人におすすめの本の読み方

 

こうやってメリットを見ていっても、「本を読んだことがいいのはわかっているんだよ…」と一歩踏み出せない方もいるかもしれません。

そんな方に、読書嫌いの方にお勧めの読書の仕方をご紹介します。

 

1、目的を明確にする

例えば、ただ漠然と「仕事ができる人間になりたい…」とか「将来のために…」と言って自己啓発本を買ったとしても、目的が漠然としているので、本の世界に入り込めず断念してしまいます。

そのため目的を明確にして本屋さんに行くことがおススメです。

例えば「明日のプレゼンを成功させるために、プレゼンの話し方の本を買いたい」のようになるべく具体的なほうがいいです。

勿論、単に「明日の休日をリフレッシュするための本を買いたい」ということだってOKです。

 

2、全部読もうと思わない

本が嫌いな人って、本をすべて読まないとダメだって思っている傾向があります。

実は本の楽しみ方はそれだけではありません。

「バカになるほど本を読め」の著者神田昌典さんによると、本は「1ページでも実生活の役に立てば価値がある」と言っています。

あるページの1行だけでも「明日からこうやって生きてみよう」というものに出会えれば本を読んだ価値があります。

3、本屋に行って本を選ぶ

本が嫌いな人は、本屋に行くことも嫌います。

そして読む本は、自分が興味を持った本ではなく、世の中で「おすすめ」といわれるような本を読む傾向にあります。

論おすすめと言われる本には共感できるポイントが沢山あります。

しかし、本屋さんに行ってぐるっと一周回ってみましょう。

どんな本でもいいです。「これなんだろ…?」という惹きつけられた本を買ってみましょう。

 

4、買ったらすぐ読む

読書において一番ワクワクするポイントは「購入した時」です。

洋服を買ったときを思い浮かべてください。

すぐに新しい洋服を着たくなりますよね。

同じように本を購入した直後は「どんな本かな?」「買っちゃった!」と気持ちが高ぶります。

その高まった気持ちを持ったまま本を読むようにしましょう。

おすすめは本屋さんの帰りにおしゃれな喫茶店で本を読んでみましょう。

本の世界に引き込まれます。

 

読書の秋にかかわらず、秋は気温的にも活動しやすい季節です。是非今までやったことがないことにチャレンジしてみてくださいね。

 

(参考)

神田昌典「バカになるほど、本を読め!」2015年(PHP)


バカになるほど、本を読め!

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Pocket
LINEで送る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です