【愛知】一医療機関の発症数が30超え! 2017~2018インフルエンザ警報が発令されました

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★愛知県にてインフルエンザ警報が発令!

2017年12月28日に愛知県にてインフルエンザ警報が発令されました。さらに流行が加速する恐れがあるため、ここから手洗い・うがいはもちろん、周囲でインフルエンザが猛威を奮っていないか確認するようにしましょう。

特に流行しているのが、『知多』。愛知県全体と比較しても3倍のインフルエンザ報告数となっています。

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★インフルエンザ警報ってなに?

そもそもインフルエンザ警報とはなんでしょうか?

愛知県では「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に基づき、県内の医療機関のうち195か所を定点として、インフルエンザについて発生動向調査を実施しています。

この調査結果によりますと、平成29年第51週(12月18日(月曜日)から12月24日(日曜日)まで)におけるインフルエンザ患者の定点医療機関当たりの報告数注1)が、国立感染症研究所が定める警報の指標である「30」を上回る地域があったことから、インフルエンザ警報を発令します。

注1) 定点医療機関当たりの報告数:定点医療機関からの1週間の総報告数÷定点医療機関数

愛知県 健康福祉部 保健医療局HPより抜粋

 

つまり一医療機関あたりのインフルエンザ報告数が「30」を超える地域があると、インフルエンザ警報が発令されるのですね。

ちなみにこの数値が「10」だと注意報になります。

 

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★過去のインフルエンザ注意報・警報時期は?

 

そもそも今年はインフルエンザが例年より早いのかどうかよくわかりませんよね?

ですので比較してみましょう。いかが愛知県より発表されている資料になります。

 

警報が出た時期だけ比較してみましょう!

シーズン

警報が出た日

警報が出た早さランキング

H18/19

H19 2月8日

12位(2月8日)

H19/20

H20 1月24日

9位(1月24日)

H20/21

H21 1月22日

7位タイ(1月22日)

H21/22

H21 10月8日

1位(10月8日)

H22/23

H23 1月26日

10位(1月26日)

H23/24

H23 12月21日

2位(12月21日)

H24/25

H25 1月16日

6位(1月16日)

H25/26

H26 1月22日

7位タイ(1月22日)

H26/27

H27 1月6日

4位(1月6日)

H27/28

H28 2月3日

11位(2月3日)

H28/29

H29 1月11日

5位(1月11日)

H29/30

H29 12月28日

3位(12月28日)

 

今年度は「インフルエンザ警報が出た早さ」を過去12年間で比較しても、3番目となっており比較的警報が出るタイミングが早いです。

「警報が出てから対策をし始めても遅いんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、「ここからインフルエンザが流行ってくるから、手洗い・うがいなどの予防をもっと徹底しよう!」と意識を改めることに繋がります。もちろん家庭を持っている、お父さん・お母さんはより家庭内でのインフルエンザ予防をしていったほうがいいですね。

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インフルエンザになると、出勤・登校禁止になり、有意義な時間を過ごせなくなります。予防を徹底して、こころもからだも元気な毎日を過ごしてくださいね。

 

(参考)

愛知県 健康福祉部保険医療局健康対策課HP

 

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