★敬老の日の由来
秋にやってくる行事と言えば敬老の日です。
敬老の日は9月の第3月曜日にある国民の休日であり、2017年の敬老の日は9月18日(月祝)です。
毎年おじいちゃん・おばあちゃんに贈り物をしたり、一緒に過ごすなんて方も多いのではないでしょうか。
子供のいらっしゃるご家庭なんかは、お孫さんからおじいちゃん、おばあちゃんへのプレゼントを一緒に用意するという方もいると思います。
折角の良い機会なので是非おじいちゃん、おばあちゃんへ素敵なお祝いをしてあげたいですよね。
「敬老の日ってそもそもなぜあるのか?」「どんなお祝いをするべきなのか?」「え、何歳から敬老の日なの?」そんな疑問を解決し、おじいちゃんおばあちゃんへ最高のお祝いができる方法をご紹介致します。
ではそもそも「敬老の日」とはどんな由来から始まったのでしょうか。
「敬老の日」というのは日本で生まれた祝日です。
発祥は昭和22年に兵庫県多可郡野間谷村(現在の多可町)で「お年寄りを大切にし、お年寄りの知恵を生かした村作りをしよう」という考えのもと「としよりの日」が提唱されたのが始まりのようです。
その後、「としよりの日」ではなくもっと良い呼び方にしようということで、昭和39年に「老人の日」と改称され、昭和41年に国民の祝日「敬老の日」となったそうです。
実はこの日が「敬老の日」となった理由は、ほかにもあると言われています。
それは、聖徳太子が9月15日に大阪・四天王寺に悲田院を建立したからです。
なぜこれが敬老の日に繋がるのかというと、この悲田院というのは、「身寄りがない人が集まる施設」つまり、現在でいうところの老人ホームのようなものだったからです。
このように、お年寄りを敬う日として敬老の日が誕生したのです。
現代では、どんどん新しいものが出てきて、私達の生活を豊かにしています。
しかし、現代のように便利なものが少なかったおじいちゃん、おばあちゃんの時代が豊かではなかったかというとそんなことありません。
今のように色々なものがなかったからこそ、得られていた心の豊かさというのがあったのではないでしょうか。
折角の敬老の日なので、私達もそういったおじいちゃん、おばあちゃんの知恵を学ぶいい機会なのかもしれません。
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★お祝いってどんなことをしたらいいの?
では、具体的にお祝いって本来どんなことをすればいいのかというと、特に定義は決まっていないようです。
一般的な祝い方ですとお花を贈ったり、食事を食べにいったり、という方が多いようですが、今回もHealthcare編集部おすすめの敬老の日のお祝いの仕方についてご紹介致します。
会いに行って一緒にご飯
遠方にお住いの方は少し大変かもしれませんが、一番おじいちゃんおばあちゃんが喜ぶのは孫の顔を見ることです。
小さい頃はおばあちゃん・おじいちゃんと遊んでもらったことって沢山ありましたよね。
しかし、大人になり忙しくなると途端におじいちゃんおばあちゃんとの時間を後回しにしてしまいます。
ただプレゼントを贈るだけなら顔を見せに行って一緒にご飯を食べるほうがよっぽど嬉しいです。
この機会にぜひ遊びに行ってあげてくださいね。
日帰り温泉をプレゼント
最近おばあちゃん、おじいちゃんと一緒にお出かけをしましたか?
年をとるにつれて少なくなってしまいますよね。
そこで、日帰り温泉をプレゼントしてみましょう。
温泉ならば歩く距離も多くないためおじいちゃん、おばあちゃんへの負担もそこまで大きくありません。
また、日常から離れた場所でのんびりすることができます。
ここでは是非おじいちゃん、おばあちゃんの話をたくさん聞いてあげましょう。
「その話もう何回も聞いたよ!」そう言いたくなる時もあるかもしれません。
しかし、そうやって何度でも話を伝えようとしてくれているということに感謝して、ゆっくり聞いてあげてくみてくださいね。
気持ちのこもったプレゼントを贈ることも、とても素晴らしいです。
ただ、できるなら顔を見せてあげるというのが一番喜ぶプレゼントではないでしょうか。
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★おじいちゃん、おばあちゃんともっと楽しく会話する方法
おじいちゃん・おばあちゃんと上手く会話ができない・・・
そんな方に、おじいちゃんおばあちゃんともっと楽しく会話する方法をご紹介致します。
①ペースを合わせる
年齢を重ねると、「あれなんだっけな~」と昔のことを思い出せなかったり、動作が遅くなってしまうという特徴があります。
ここで大切なのは「しっかり待ってあげる」ということです。
そうすることで、あなたに対して安心感を持ってくれます。
②話を簡潔にわかりやすい言葉で伝える
私達が言葉を話すスピードが速かったり、普段おじいちゃん方に効きなれない言葉を使うと、相手は理解できずに会話が成立しません。
ゆっくり相手のペースに合わせ、時には身振り手振りを交えながら会話をしてみましょう。
③尊敬の気持ちを持つ
おじいちゃんおばあちゃんはあくまでもあなたにとって人生の大先輩です。
歳を重ねるにつれてできることが少なくなってしまったり、知らないことが増えていくことであなたが「お世話してあげてる」というように子供扱いしてしまいがちですが、これは間違っています。
しっかりと尊敬の気持ちを持ち、そのうえで会話することが一番大切です。
おじいちゃんおばあちゃんはあなたが生まれたことから、第2の親のように成長を見守ってきてくれた人生の大先輩です。
2017年の敬老の日はそんな気持ちを持って、おじいちゃんおばあちゃんをお祝いしましょう。
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