★疲労とは
「疲労感」
皆さん一度は感じたことがあると思います。仕事の終わり、朝起きた時、大切なプレゼンが終わった後、苦手な人と話した時など「疲労」にも様々な形がありますよね。疲労を感じる主な症状は以下の通りです。
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疲労というのは肉体的にも、精神的にも自分の許容量を超えた時に感じるものだと言えそうです。こういった疲労を感じていると、仕事の効率が下がったり、モチベーションアップにつながりませんよね。今回はこの疲労を明日に持ち越さず、回復するストレッチをご紹介します。
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★疲労回復にストレッチが効果的な理由
①血液の流れを良くする
筋肉には血管が通っています。この血管の中の血液は、筋肉がポンプのような動きを繰り返す事によって血液を循環させて心臓へと戻しています。この働きを筋ポンプ作用と言います。日常の生活のクセや、運動不足などで筋肉が固まってしまうと、正常に血液を全身に運ぶことが出来なくなってしまいます。
(画像)「あんみん整体院HP」より引用
血流は酸素と栄養素を体内の細胞に運ぶ働きと、不要な老廃物や二酸化炭素を回収する働きがあります。血流が悪いことは、体内の細胞が栄養をエネルギーに変換できないことと、 細胞内に不要な毒素がたまることを意味します。そのため、血流が悪いと、体がだるい、体が疲れやすい、という症状が現れます。ストレッチをすること、縮んでしまった筋肉が動きやすくなると、血液循環を促進させることができるのです。これによって、身体に溜まっていた疲労物質が回収されて、疲労回復に繋がります。更に血行不良改善のためには血液を温める必要があります。お風呂にしっかり浸かるというのをプラスして行うことで、さらに効果的です。
②自律神経のバランスを整える
自律神経のバランスが崩れると、身体で生み出された熱を全身に巡ることができないと言われています。自律神経のバランスに大きく影響しているのは「ストレス」です。最新の研究からも心の緊張と、筋肉の緊張は相関関係があるという結果も出ています。ストレスが溜まったり、仕事に疲れてリラックス取れない状態になると、自律神経の中の交感神経が優位に働きます。
自律神経の交感神経・副交感神経の作用を表した、下記の図を見て下さい。
交感神経と副交感神経は、両方一緒に作用するのではなく、片方が作用している時が、片方はお休みしているというような性質を持っています。普通の生活では日中に交感神経が優位に働き、夕方から夜にかけて副交感神経が優位に切り替わっていきます。疲労が中々とれないという方は、この交感神経が過剰に働き、副交感神経に切り替えられていない可能性が大きいです。ストレッチを行うことで、身体が自然に副交感神経に働くようになります。それによって疲労回復の効果が得られるのです。
★寝る前にたった5分!1日の疲労回復を行うストレッチ
日常生活において疲労が溜まりやすい部分を寝る前にストレッチしてあげることで、翌日の疲労回復につながります。
【中殿筋のストレッチ】
デスクワークなどの方は、ずっと座りっぱなしでお尻の筋肉が固くなってしまっています。お尻をしっかり伸ばしてあげることで、疲労回復につながります。
(引用)ストレッチポール公式ブログ
- 仰向けで横になります
- お尻の外側を伸ばすように膝を曲げて反対側の肩に近づけます
- 左右両方行いましょう
【背中のストレッチ】
背中は人間の中でも大きい部位になります。肩こりや腰痛全ての疲労の原因となりますのでしっかり伸ばしてあげましょう。
(引用)ストレッチポール公式ブログ
- 手を身体の前で組みます
- 肘を外側に向け、組んだ手をまっすぐ遠くへ伸ばしていきます
- 息を吐きながら軽く背中が丸まるようなイメージで背中を伸ばします。
【大胸筋のストレッチ】
猫背の方や、パソコン・スマホを長時間使う方は大胸筋が収縮した状態になってしまいます。1日の終わりにしっかり伸ばしておくことで姿勢が良くなり、疲労感がなくなります。また呼吸を吸いやすくするという効果あります。
(引用)ストレッチポール公式ブログ
- 身体の後ろで手を組みます(手が組めない方は写真のようにタオルを持ちましょう)
- 胸の前を伸ばすように手を後ろに引っ張ります。
- 腰が反らないように注意しましょう。
1日の終わりに5分間ストレッチをするだけで、疲労の回復につながるなんてすばらしいですね。是非継続して行ってみましょうね。
実際にストレッチを受けてみたい方はこちらもご覧ください!
(参考)
IBMAパーソナルストレッチトレーナーテキスト
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