リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫さんによると、「仕事で高い成果を上げる」「仕事を楽しむ」ことで評価され続ける為に必要な力は全部で12個あるらしいです。
(詳しくは「デキる社会人」になるために必要な力はこれだ!12の基礎力に基づいた今年の目標設定)
この12の力を適切なタイミングで、適切な学習をしていくことで、あなたの成長の大きくつながるでしょう。
今回は第4の能力である「問題発見力」についてご紹介していきます。
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★問題発見力とは
◆定義
自らの仕事の目標を自ら提起する力
まず問題を発見し、その解決を目標とすることが一般的
◆標準開発年齢
10代~40代
◆もしこの能力がないと
上司の指示待ち族になる
問題を表面的にしか見ることができなくない
◆関連能力
楽天力、継続学習力、専門構築力
皆さんは仕事をするうえで、上司からの指示待ち人間になっていませんか?
最近の若者はマニュアルがないと何もできない、なんてセリフを聞いたことがある人も多いでしょう。
指示待ち人間になってしまう理由として、大久保さんは2つ挙げています。
一つ目は、何度か自分の考えを上司に伝えたが、否定され続け、指示されたことだけやればいいやと諦めてしまっているケース。
二つ目は失敗を避けるあまり、自分から行動することを避けているケースです。
しかし、誰しもが指示待ち人間になりたいとは決して思っていないでしょう。
自分の目標や夢をもつ力である「問題発見力」を身につけることで、きっと人生の充実度が変わってくるでしょう。
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★問題発見力を磨くことでこんな風に変わるでしょう!
【アクション①】
「あるべき姿(夢)」と「現実」のギャップを考える
【効果】
まずは自分の夢を考えてみてください。
問題発見力がない人は、今まで考えたこともないという方が多いと思います。
夢と聞くと大きく感じますが、「仕事でこんな結果を残したい」とか「こんな人になりたい」でもOKです。
そしてそのあるべき姿(夢)と現実とのギャップがどれだけあるかを考えてみましょう。
そしてそのギャップを埋めるための方法を考えることが、自身の問題発見力を磨くことへ繋がります。
今の現状を見ることなくして、問題は発見なんてできませんよね。
【アクション②】
成功イメージをもつ
【効果】
アクション①であるべき姿(夢)が明確になりましたね。
では、次はその夢を手に入れた時の自分をイメージしてみてください。
仕事を成功させて上司に褒められている姿や、部下や同僚から称賛のまなざしで見られている姿を想像するとワクワクしてきませんか?
このイメージをもって仕事をすることで、仕事に勢いが出てきます。
何よりも、仕事で何をすべきかというアイディアが浮かんでくるときもあります。
まさに問題発見力ですね。
日々の仕事で明確な目標を持たずに仕事をしている人は沢山います。
しかし、目標をもってそれを達成するために、仕事の質を上げていくことで、気付くと他の人に比べて一歩も二歩もリードしていることでしょう。
(参考)
大久保幸夫「仕事のための12の基礎力‐「キャリア」と「能力」の育て方」2004年(日経BP社)
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