沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回はシャネルの創設者ココ・シャネルの名言から、女らしさを手に入れたいと思っている方への名言をご紹介していきます。
パリの町に新しい女性像を生み出したココ・シャネルの生きざまと一緒に見ていきましょう。
★自分の作ったものに絶対的な自信を持つ
香水をつけない女に未来はない
ココ・シャネルはファッション界の新しい常識を数多く作ったことで有名です。
香水もその1つです。
今まで香水というと、身分の高いの人がつける物か、キャバレーで働くような人がつける物の2種類しかなく、一般の女性がおしゃれで香水をつけるという常識はありませんでした。
そこで作った香水が、今なおシャネルブランドの顔として人気の香水「シャネルの5番」という香水です。
その香水を大衆の常識にするためにこの名言を残しています。
今やシャネルというと高級ブランドというイメージがありますが、ココ・シャネルは働く女性のための洋服を作り続けた第一人者として有名です。
そんな彼女が「香水」というものに絶対的な自信を持って、この言葉を言い続けたからこそ、香水というものが多くの女性にとって必要不可欠なものとなっていったのでしょう。
時代の最先端を行くまではいかなくとも、自信を持って「この服を着たい」「これがいい」と言えるということは、今の時代においてもとても大切なことですね。
そして、素敵な女性こそ、自分の意見をしっかり言い切れる人なのだと、この名言からもうかがえます。
また、ココ・シャネルはこんな名言を残しています。
その日、ひょっとしたら、
運命の人と出会えるかもしれないじゃない。
その運命のためにも、
できるだけかわいくあるべきだわ。
つまり、香水一つとっていたとしても、女性というのもは外に出る時は常に人に見られるということを意識して、女性らしくあるべきだということを伝えたかったのでしょう。
<Sponsored Link>
★オリジナリティではなく計算
黒にはすべてがある。白も同じ。
その美しさは絶対的なもの。それが完璧なハーモニー。
ココ・シャネルの新しいファッションの創造の1つに「黒い服」が挙げられます。
この当時は「黒」というと、喪服や男性の服の色とされていて、女性が着る色ではなかったと言われています。
しかし、ココ・シャネルはこの「黒」という色の持つ魅力を発信し、新しいスタイルを創り出しました。
現在のシャネルの洋服も黒という色が多く使われています。
女性は洋服で大きく変わります。
しかし、どの女性にも似合う色が「黒」という新しい発見をしたというところがココ・シャネルの凄いところですね。
そして、黒というのは汚れが目立たないということで、質素倹約をしなくてはいけないこの時代に流行したと言われています。
つまりココ・シャネルは自分のオリジナリティだけでなく、マーケティングを行って新スタイルを作ってきたようです。
私達も、その時その時でどんな服を着ると自分を一番引き立たせてくれるのか?
それを計算してこそ、真の女性と言えるでしょう。
<Sponsored Link>
★20歳からは努力次第で変わる
20歳の顔は自然の贈り物。
50歳の顔はあなたの功績。
ココ・シャネルは12歳で二人の姉妹と共に孤児院に預けられました。
元々は歌手になりたいよう夢を持ちながら何度もオーディションを受けるが落選、愛人生活などをしながら、27歳でシャネルの原型となる帽子屋での開業をしました。
苦労して、女性の新しいスタイルを作り続けてきたココ・シャネルだから言える名言ですね。
「人は見た目で決まる」という言葉もありますが、確かに心理学的にも第一印象というのは、何か月も残るものだということがわかっています。
女性は見た目の顔で印象を見られることも多いでしょう。
多くの女性の場合、何もしなかったら顔のピークは20代~30代ですよね。
それを過ぎると停滞する一方です。
しかし、自分でどれだけケアをして、向上させ続けられるかで50歳の時の顔つきは変わってきます。
これは「キレイ」という言葉だけでは表せません。
何かをやり続けた人はそれだけの自信が顔にみなぎり、何もせずに過ごしてしまった人にはその自信は宿りません。
そんなことが、この名言から伝わってきますね。
ココ・シャネルは時代を作る経営者としても、働く女性としても素晴らしい名言を沢山残してくれています。
皆さんも是非ご覧ください。
(参考)
「名言に学ぶ成功の条件」2016年(洋泉社)
コメントを残す