「本気のものを作りたい!!」そんな時に触れたい名言~大東京トイボックス編~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回はゲーム業界を舞台にした働く大人たちの群像劇として人気を集め、2012年のマンガ大賞で2位にも輝いた『大東京トイボックス』の名言から、夢を見たい!と思っている方に読んでほしい名言をご紹介していきます。ハードなゲーム業界を描く中で、それでも作るという夢を実現させるまでの様子をご覧下さい。

 

★大変だけど楽しい仕事は天職

 

「大東京トイボックス」1巻より引用

大変だけど 楽しいよ

 

百田は師匠である太陽に向かって「なんでゲーム屋さんになったのですか?」と質問します。それに対して「気づいたらなっていた」と答える太陽。「なってみて実際にどうですか?」という問いに対しての答えがこれでした。

太陽は元々大企業であるソリダスワークスの社員であったが、事情によって辞職し、何年もゲームを作れない時期がありました。そんな時期を経験しながらも「楽しい」と言い切る太陽に百田は尊敬を抱くのでした。

どんな職業でも、自分の手で何か生み出す仕事というのはとてつもなく大変だと思います。しかし、大変だが楽しいという気持ちがあればその仕事は長く続けていける、あなたの転職なのかもしれません。『GRIT~やり抜く力』(著アンジェラ・ダックワーズ)の書籍の中でこんなことが書かれています。

  • 人は自分の興味に合った仕事をしているほうが、仕事に対する満足度が高い
  • 人は自分のやっている仕事が面白いと感じている時のほうが、業績が高くなる

1週間の中で仕事をする時間は5日間、1年のうち約70%は仕事に費やしていることになります。それだけ自分の時間を割いているものなのだからこそ、「大変だが楽しい」そう思える仕事を見つけたいですね。

 

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★夢を実現するためには努力と根性が必要

 

「大東京トイボックス」1巻より引用

夢と希望の次の武器は

努力と!根性かと!!

 

百田は未経験ながらも、憧れをもってゲーム業界に入ってきました。最初持っていて物は「夢と希望」です。しかし、企画が通らず逃げ出そうとしていた百田は自分の力で這い上がり、夢と希望に加えて、努力と根性でしがみついたのです。その努力と根性が報われて、ついに百田の企画が通りました。

夢や希望をもって、仕事を行っている方、そして何かを作り出している方もいら者るでしょう。夢は見るだけは楽しいですが、実現しようとすると大変な努力が必要となります。そこを乗り切るのは努力・根性など精神的なものにもなってきます。精神論ではなく仕組が大事というのは勿論かもしれませんが、最後にやり切る!というのは努力や根性などの精神面が関係してきます。そこを忘れてはいけませんね。

 

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★仲間だからこそ、本音で

 

(引用)「大東京トイボックス」8巻より引用

ウチらは別に家族でも友達でもない

けど一緒に作ってきた仲間です

せめて腹くらい割って話さんと

魂の合うてるもん作れるか!!

 

デスハイが発売できなくなるという危機に直面したG3、太陽は責任をとってディレクターから降り、ゲーム業界からも去る決意を一人していた。それを聞いた百田は、「師匠が誰にも言わずに一人で抱えていたことが悔しい」と言い、この名言を吐くのです。

仕事仲間との関係ってとても難しいですよね。それこそ、友達でも家族でもない関係です。表面上だけ上手く話を合わせていたら、何とか仕事だってやっていけます。しかし、1つのものを作り出すときに、そんな関係でいていいのでしょうか。特にベンチャー企業や、少数で作り出しているチームにとって「本音」で話すというのはとても大切なことです。ぶつかったとしても、皆で同じ方向を目指すことこそが、大企業に勝てる力になります。

 

「大東京トイボックス」はモノを作る現場というのをリアルに描き、その人間関係や想いを感じられる漫画になっています。興味がある方は是非読んでみて下さい。

 

(参考)うめ「大東京トイボックス」(幻冬舎コミックス)


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