「年をとったな・・・」そんな時に触れたい名言~伊達公子編~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は元世界ランク4位であり、今月引退を向かえることになったテニスプレーヤーの伊達公子選手の名言から、「年をとったな」と思ったときに触れたい名言をご紹介していきます。

今年48歳になる伊達選手の名言に触れて、年齢についてもう一度考えてみましょう。

 

★年をとっているからこそ可能性がある

 

年齢を経ていくと人生が下降していくようなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、私は決してそうではないと思います。

たくさんの経験があるということは、それだけ選択肢をたくさん持っているということ。

大事なのは、それをフルに活用するつもりで、日々前進することを忘れないことだと思います。

 

伊達公子選手は1996年に一度引退をしています。

そして、その9年後もう一度セカンドキャリアとしてプロテニスプレーヤーとして復帰を果たしました。

伊達選手はよくインタビューで、「セカンドキャリアのほうが自分の身体と真剣に向き合った」と述べています。

よく「もう年だから無理だよ・・・」と自分の可能性を諦めてしまっている人を見ます。

伊達選手は年齢を重ねたからこそ、強くなったと言い切っていますよね。

若い人に比べて、体力は劣るかもしれません。

しかし、自分が持っている経験というのはそれ以上に大きな糧となります。

「もう年だから無理・・・」ではなく、伊達選手のように年取っている分、可能性が開けると考えてみてはいかがでしょうか。

 

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★一分を大切に使う

 

私が時間を有効に使いたいと考えるのは、「一分の大切さ」を身をもって知っているからかもしれません。

テニスでは一分あれば試合の流れが変わります。

負けている試合であっても逆転が可能なのです。

ましてや、アスリートとしての私に残された時間は決して多くはないのですから、より一層時間を有意義に使いたいのです。

 

伊達選手は20代で当時の日本人女性では最高の世界ランク4位まで上り詰め、引退をしました。

そして、再度スタートしてからは「昔よりも強いんではないか?」と言われるくらいのプレーを私達に見せてくれました。

そんな伊達選手ですが、実は怪我と誰よりも向き合ってきた選手人生でした。

今回の引退の原因となった肩の怪我は20代の頃から手術を勧められたほどだったようです。

しかし、どこまでできるかわからない現役生活をちょっとでも長く続けたいという想いで、1分1秒を大切に使っていたのではないかと思います。

皆さんは「一分の大切さを」って感じたことありますか?

「ある」と断言できる方は少ないのではないかと思います。

しかし、もし人生が今日で終わってしまうとしたら、今日の一分はとても貴重な一分ですよね。

そのように一分にこだわって積み重ねていたら、凄く充実した人生になりそうな気がしませんか?

年齢なんて関係ありません。

 

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★自分のルーティンを作ろう

 

たったひとつのことでも毎日何かを続けるには、それなりに気持ちを強く持つ必要があります。

時間通り、予定通りのルーティンをつくることで、自分の中にリズムが生まれてきます。

そうしてやるべきことをコツコツとこなし、決めたことをきちんとやり抜くことが、いずれ実を結ぶのだと思います。

 

怪我と向き合い、年齢を重ねてもテニスを続けられるように身体のケアを入念に行ってきた伊達選手は、自分の中のルーティンを決めて生活していたようです。

そのルーティンを続けたことで、リハビリ生活を乗り切り、40歳を超えても世界トップ50の中で戦い続けることが出来たのです。

ルーティン というのは「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」などの意味の英語です。

スポーツ選手だとイチロー選手の打席への入り方や、五郎丸選手のポーズはお馴染みですね。スポーツ選手だけでなく、私たちの生活にも必ずあるルーティンがあります。

例えば、朝起きたらコーヒーを飲む、新聞を読む、寝る前にストレッチをするなど…こういったルーティンは何も考えずにできるようになるまでに時間がかかります。

伊達選手は、それのためには「気持ちを強く持つこと」が大切だと言っていますね。

何を成し遂げたいのか?これを考え、自分のルーティンを創り出しましょう。

 

伊達公子選手は、最高齢テニスプレーヤーとして、私達に大きな勇気を与えてくれました。

また、その名言には年に負けない強さを含んだものが沢山あります。

「年取ったな・・・」と後ろ向きになってしまったときには、是非読んでみて下さい。

 

(参考)

Sports navi

 

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