【仕事で役立つ心理学】職場で使える!アメとムチを使いこなし方

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★アメとムチだって奥が深い

 

リーダーとして部下を育てていくのは大事な仕事ですよね。

部下を育てる時によく使われるのが「アメとムチ」です。

褒めると叱るを上手に使い分けることで、部下にやる気を出させるという方法です。

しかし、このアメとムチも使い方によっては何倍もの効果を生み出すことができます。

「アメとムチでやっているのに、なんか部下のモチベーションが上がらないな・・・」と悩んでいた方のために、アメとムチについてご紹介します。

「アメとムチ」とは、望むような成果を出した時にはアメ(報酬)を与え、成果が出ない時にはムチ(ペナルティ)を与えることです。

このアメとムチを使い分けることで、人の意欲を高めることを、行動心理学的には「条件付け」と呼んでいます。

昔ネズミを使って行われた実験では、T字路を左に進むようにネズミを学習させるためにアメとムチを使って効果を確かめました。

A:左に進むとえさ、右に進むと電気ショック

B:左に進むと何もない、右に進むと電気ショック

C:左に進むとえさ、右に進むと何もない

この中で一番効果が高かったのがAだったのです。

つまり、アメだけ与えても、ムチだけ与えても行動する意欲というのは育たないということがわかりました。

これは人間も勿論同じです。

褒められてばかりだと、手を抜いてしまうし、叱られてばかりだとやる気を失ってしまいます。

このアメとムチは効果的に使うのがとても大切なんですね。

 

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★アメとムチを効果的に使う方法

 

①ムチ→アメの順番で使う

アメとムチを使う時、「良いところを褒めてから叱る」という人は多いと思います。

しかし、本当に効果的な使い方は「叱ってから褒める」だったのです。

これはアメリカの心理学者のアロンソンとシンダーが実験で明らかにしています。

叱られるというのは誰だって嫌ですよね。

しかし、褒められた後に叱られるというのは実はとても気分を害するのです。

叱られた後に褒められるのは、自分のことをしっかり見てくれているという印象を相手に抱かせるため、一番効果的で信頼もされやすいということがわかっています。

②ムチが多すぎると何もしないほうがいいと考えてしまう

部下のためを思って「これはダメだ」と否定し続けてしまうと、部下はやる気を失ってしまいます。

また、やる気を失ってしまう以上に怖いのは、新しいことに挑戦しなくなってしまうのです。

怒られるかもしれないくらいだったら、挑戦しないほうがいいと考えてしまいます。

そのため、ムチはほどほどにして、成果を適正に評価することが大切ですね。

 

③アメの与えすぎは逆効果

ムチはほどほどにというと、「じゃあ沢山アメをあげればいいの」となりやすいです。

しかし、過剰はアメの与えすぎは注意が必要です。

特に理不尽な仕事に対して、「今日は頑張ったからご飯に連れて行ってあげる」などの物やお金が絡むと、アメで買収されているような感覚になり、信頼を得ることが出来ません。

正当な仕事に対しては、大きなアメを、理不尽な仕事に対してはアメを与えすぎないということが大切ですね。

 

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★アメとムチはリーダーとしての信頼感につながる

 

アメとムチを正しく使い分けることで、「この上司は信頼できる」と思われることができます。

逆に正しく使うことが出来ないと「この上司理不尽だな」とか「この上司うさん臭いな」なんて思われてしまいます。

アメにしてもムチにしても主観が入ってしまっては、正しい評価ができません。

あくまでも、部下の行動に基づいてアメとムチを与えてあげることで、部下の意欲を高めることが出来るでしょう。

 

人間関係を保ちつつ、いい仕事をするために心理学はとても力になってくれます。

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こういったテクニックは頭で理解するだけでなく、実践例や注意点を参考にして、自分でやってみることが大切です。

自分の心の余裕にも繋がりますので、やってみてはいかがでしょうか。

 

(参考)

渋谷昌三「渋谷先生の一度は受けたい授業 今日から使える心理学」2013(ナツメ社)


渋谷先生の一度は受けたい授業 今日から使える心理学

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