沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回はお笑いタレント、映画監督、俳優とマルチに才能を発揮する日本の大スター北野武(ビートたけし)さんからカッコいい男になるために触れたい名言をご紹介していきます。
★チームの力を最大限に発揮できていますか?
俺は怒ったり、命令したりはしない。
まずスタッフに聞く。
「こういうふうに撮りたいんだけど駄目かな?」
「このシーンはどうやって撮ればいい?」
最終的には自分のやりたいようにやっているのだが、もしかしたらもっといい意見が出るかもしれないから、まず聞くのだ。
みんな映画が好きでこの仕事をしているわけだから、意見を求められれば、一所懸命考えて働いてくれる。
だから手抜きなんか絶対にしない。
スタッフの能力を最大限に引き出すには、これが一番だと思っている。
映画監督として、周りのスタッフや俳優さんなどのチームを一つにまとめ上げ、いい作品を創り出している武さんが言った一言です。
チームで仕事をする時、ついリーダーである自分が全て考えて、部下に指示を出してしまいますよね?
全部自分で考えてやってもらっているだけでは、自分だけの仕事になってしまい、他のメンバーの仕事に対する思い入れも少なくなってしまいます。
逆に「何かしたいことある?」と大きすぎる枠組みで質問してしまうと、思い描いていたものから大きく離れすぎてしまう可能性もあります。
1ついいものを作るという視点で、たけしさんの行動はとても参考になりますね。
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★カッコいいと思われる大人になっていますか?
若いのが作法を学ばないのは、手本になる大人がいないからだ。
少なくとも男にとっての作法は、ある種の憧れだったり、「あのときのあの人は格好良かったな」という記憶だ。
身近にそんな人がいたら、強制なんかされなくたって真似したくなる。
鮨の食い方にしても、酒の飲み方にしても、昔はそうやって格好いい大人の真似をして覚えたものだ。
皆さんは、自信をもって後輩のお手本である先輩になれていますか?
心理学では、このように憧れを持って、他人の真似をすることを「同一視」といいます。
好きな人に憧れるあまり、一心同体になりたいという心理が強く働き、似たような外見や髪型、服装をし、更にしぐさなども真似ることで、より親近感を感じようとするのです。
みなさんも思春期の頃に好きなアイドルやタレントのファッションを真似たという経験はありませんか。
もし、後輩が思うように育たないと悩んでいる方がいたら、まずは自分が真似される行動ができているかを考えてみましょう。
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★聞き方を身につけて、さらに知見を広めよう
料理人に会ったら料理のこと、運転手に会ったらクルマのこと、坊さんに会ったらあの世のことでも何でも、知ったかぶりせずに、素直な気持ちで聞いてみたらいい。
自慢話なんかしているより、ずっと世界が広がるし、何より場が楽しくなる。
たとえ知っていたとしても、一応ちゃんと聞くのだ。
そうすれば、専門家というものは、きっとこちらの知らないことまで話してくれる。
井戸を掘っても、誘い水をしないと水が湧いてこないように、人との会話にも誘い水が必要なのだ。
専門家の方や、自分とは違う業界で働いている人と話すときに、つい自分が知っている知識を話して、会話を盛り上げようとしていませんか。
自分では会話が盛り上がったつもりでも、実はまだまだ会話を盛り上げる方法があったのです。
武さんは、相手が小学生だろうと、話を引き出すきっかけを作れば、自分が知らないことを沢山教えてくれると言っています。
相手と話をする時は、謙虚に質問をしていくことで、知らなかったことがたくさん知れるかもしれませんね。
北野武さんの言葉には、リーダーや上司にとって役立つ名言が沢山あります。
明日から実践できるものばかりなので、是非頭の片隅に置いてみてください。
(参考)
「真似をする人の心理」http://www.counselingservice.jp/lecture/lec695.html
リーダーたちの名言 http://systemincome.com/tag/
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