【甲子園特集③】「本気になる!」そんな時に触れたい名言~砂の栄冠編~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は三田則房先生の甲子園マンガ「砂の栄冠」の名言から、本気になるという言葉を使いたい時に触れたい名言をご紹介していきます。

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2017.08.24

 

★本当の本気とは・・・

 

「砂の栄冠」第1巻より引用

 

本当の本気とは・・・

目的のためなら なんのためらいもなく自分を捨てること

自分の身を切って削ること!

これが真の本気というもの!

主人公の七嶋は新キャプテンとなった野球部で甲子園を目指していました。

そんな時に、いつも練習を見に来るトクさんというお年寄りから一千万のお金を受け取ります。

「甲子園に行くためにこのお金を使ってくれ」と言われた七嶋は、口先だけでなく、本気で身を削って甲子園に行くんだという想いをトクさんに伝えるのです。

 

トクさんが七嶋にお金を渡した経緯も、自分は本気で野球部のみんなに甲子園に行ってほしいのに口先だけで「頑張れ」と言っているだけだった、というものでした。

皆さんは目標を口に出しているが、本気ではなくただ口に出していれば叶うと思っていませんか?

勿論口に出すことで、セルフイメージが生まれることはとても大切です。

しかし、それに向かって努力するということのほうが何倍も大切なんです。

自分の身を削ってでも達成したいという本気なのか、もう一度考えてみましょう。

 

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★大きなリスクを負う覚悟があるか

 

「砂の栄冠」第4巻より引用

 

リスクを取らないヤツに勝利はない!

樫野高校野球部は秋季大会準決勝で、昨年負けた浦和秀学高校と対戦。

九回裏サヨナラの大ピンチの場面で、浦和秀学高校はリスクを取って代打を出してきます。

それに対して、七嶋はあえてカウントをツースリーにしてリスクを取って、勝負に出たのです。

 

世の中で成功している人の多くは、とても大きな失敗を経験している人が多いです。

リスクとは失敗すれば大きな危険が伴うし、成功すれば大きな報酬が得られるものです。

誰も、大きなリスクを冒してまで勝負をしたくない気持ちを持っていますが、大きな栄光を手に入れるには時にリスクを冒す必要もあります。

リスクを冒す「覚悟」があるかどうか、これが本気になるということなのでしょう。

 

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★本気ならやる前から諦めない

 

「砂の栄冠」第7巻より引用

 

なんで不可能と言い切れる

どうして試しもしないで 不可能なんて言えるんだ

・・・

その先頭に立ってチームを引っ張るおまえが!

キャプテンのおまえが不可能にチャレンジしないで誰がするんだ!

守備を徹底的に強化したい樫野高校野球部は、伝説のノックマンに守備の強化をお願いします。

そんな中、七嶋はノックマンから「左投げのピッチング練習を本格的にやってみないか?」と言われます。

そんなノックマンに対して「そんなピッチャー常識的に考えて不可能ですよ」と七嶋は切り捨てます。

それに対してノッカーが言ったセリフです。

 

本気で何かにチャレンジすることは不可能だと言われたことに挑戦するということと、同じことです。

誰もやったことがないもの、自分が今まで足を踏み入れたことのないものに対しては、「不可能だ」とやってみずに諦めてしまいがちです。

しかし、本気で何かを勝ち取りたいという場合には、不可能なことにもチャレンジしなくてはいけない時が必ず来ます。

ここでチャレンジするという決断ができるか、ということが将来の結果に繋がっていくでしょう。

 

「砂の栄冠」は青春野球漫画としての一面だけでなく、人間の本質をとらえた野球漫画になっています。

本気で何かを達成したいと思っている方は、是非読んでみて下さい。

 

(参考)

三田則房「砂の栄冠」(講談社)

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