「時代に流されたくない」そんな時に触れたい名言~太田光編~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は人気お笑い芸人、爆笑問題の太田光さんの名言から、「時代に流されたくない」そんな時に触れたい名言をご紹介していきます。

ちょっと変わった切り口から、新しい視点を教えてくれますよ。

 

★文字の力は怖い

 

メールなんかでも、うちのカミさんから”あんた、バカね”とメールが来ると立ち直れない。

文字で見ると、すごく否定された気がするんです。

でも実際に対面して”バカね”と言われてると、表情や会話のつながりの空気とかで

受け流すことが出来るんですよ。

映画『王と鳥』の特別企画で高畑監督との対談で太田光さんが言った名言です。

現代人の自己表現についての会話の中で、現代の子供たちは日に日に自分を表現するのが苦手になっていると太田光さんは言っています。

LINEやFacebookなどのSNSが人々の交流の主流となり、文字による人とのやり取りが昔に比べて増えてきました。

子供たちだけでなく、会社でもLINEグループでやり取りとするなど、スマホでのコミュニケーションをとるという技術が必要になってきました。

また、「ネットいじめ」という言葉が使われるようになり、言葉で人を傷つけるという新しい暴力の形も生まれてきています。

太田光さんが言うように、ネットを通して文字で見る会話と、直接話をした会話では、受け取り方や、空気で相手に伝わる意味が全く違います。

だからこそ、細心の注意を払って文字を書いていかなければいけません。

文章に含まれる「文脈」をきちんと文字に起こして伝える努力をすることで、トラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

 

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★悪口を言っている相手の気持ちになってみる

 

たとえば悪口を言われるとするじゃん。

それでムカっときたとするじゃない。

そうするとそのことをずーっと思うよな?

思ってずっと落ちこんでるんだけど、よくよく考えてみると、悪口言った奴はそれ言った5秒後にはそんなこと言ったの忘れてる。

『爆笑問題の大変よくできました!』というテレビ番組の最終回で、太田光さんが子供たちからの質問に答えていくというコーナーがありました。

「悪口を言われると落ち込んでしまうけどどうしたらいいか?」という質問に対して、太田光さんの答えです。

悪口を言っている人の心理をもう一度考えてみましょう。

・本当にその人のことを悪く思っているので、自分から言っている

・悪口を言っている人に合わせてなんとなく言っている

・自分の弱いところや劣等感をごまかすために言っている

 

この3種類です。

しかし、この中で世の中にあふれている悪口は後ろの2つが多いのではないでしょうか。

つまり、自分から考えて自発的に悪口を言っている人というのは、実は少ないということです。

太田光さんも、悪口を言ったやつは「5秒後」にはもう忘れてしまっている、と言うように、何も考えずに悪口を言った人に、自分の時間を奪われてしまうなんてもったいないですよね。

悪口がとても気になるという方は、悪口を言われたら「どうせ相手だってすぐ忘れてしまう」くらいの気持ちでいましょうね。

 

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★自分が得意で楽しいことで生きていこう

 

最近、「時代が悪い」とか「夢が持てない」とかって

ネガティブなことをよく言うよね。

でも、夢に関しても、そもそも持つタイプの人間と

持たなくても大丈夫な人間がいるから、正直どっちでもいいと思う。

だから「夢を持とう」とか「目標を持とう」なんていう”煽り”は気にしないでいい。

最後の名言は、ちょっと変わった視点から見る名言です。

「夢を持つ」これはとても大切なことです。

皆さんの多くが「できれば、夢に向かって努力して、成功して、幸せな人生を送りたい」と思っています。

しかし、夢を持つ、目標を持つにはリスクが伴います。

私たちは、リスクを取れる人間とリスクを取れない人間に分かれます。

だからといって、リスクを取れないからだめなのではありません。

会社でも社長や幹部となって、新しいものを創り出していくのが得意な人間もいれば、コツコツと作業をすることが得意な人間もいます。

自分がどんなタイプの人間かというのをしっかり認識し、自分が得意で、楽しいと感じることで生きていけば、夢を持っているなんて関係ありません。

太田光さんは、そんなことを言いたかったのではないでしょうか。

 

太田光さんは、お笑い芸人ながら、この社会を違った目線からみて、私達に勇気を与えてくれる名言を沢山残しています。「この考えでいいのかな」と迷ったら、是非読んでみて下さい。

 

(参考)

映画『王と鳥』

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