「やり抜く力が人生を変える!」GRITで大きな結果を出そう〜挫折からの立ち上がり編〜

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テレビで活躍する有名人やスポーツ選手、科学者などを見てこんなことを思ったことはありませんか?

「才能がある人って本当に凄いな~!!」

そうです!私たちは凄い成果を出した人を見た時に、まず初めにその人の「才能」というのもを高く評価し、憧れを抱きます。そうして、こう思うのです。

「私にはこんな才能ないからな。。。」

果たしてこの考え方って本当に正しいのでしょうか?

 

米国ではここ数年、成功を収めるための最も重要な要素として「GRIT」が注目を集めている。

その意味は、努力・根性・忍耐・情熱。人生で成功するには、IQの高さや天賦の才よりも、GRITのほうが重要であることが、科学的にも裏付けられている。

(引用)日経ビジネスオンライン

 

このように今『GRIT=やり抜く力』が大きな注目を浴びています。

あなたもやり抜く力でで大きな結果を出しましょう!!

 

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★あなたにはやり抜く力がどのくらいあるか?

 

では早速皆さんのやり抜く力を測定していきましょう。

下記の表は「グリットスケール」と呼ばれているもので、「やり抜く力」を測るために作られたものです。

(引用)アンジェラ・ダックワーズ「GRIT-やり抜く力」

 

使い方は簡単です。

この表の1から10までの各分を読んで、右側の5つのボックスのうち自分に当てはまると思った数字(1~5)に〇をつけます。

あまり考えこまずに、同僚や友人・家族と比べてどうか、または大抵の人と比べてどうか、と考えて回答しましょう。

やり抜く力を計算するには、10項目で自分が〇をつけた点数を合計して、10で割ります。

最高スコアは5で、これはやり抜く力が極めて強いことを表します。

また、最低スコアは1で、これはやり抜く力が極めて弱いことを表します。

ここで注意してほしいのは、このやり抜く力というのは変化するということです。

そして、この点数は「現在のあなたが自分のことをどう思っているか」というのが反映されています。

ちなみにアメリカ人の平均は3.8というスコアのようです。

あなたのやり抜く力はどのくらいありますか?

 

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★人生の成功を決める能力『やり抜く力』とは

 

ではそもそもやり抜く力とはどのようなことを表すのでしょうか。

『GRIT』ではやり抜く力をこの2つの要素からできていると定義しています。

 

〈やり抜く力〉

・情熱

・粘り強さ

 

情熱

一つのことにじっくりと長い間取り組む姿勢

最上位の目標が存在している

 

少し解説していきますね。

「情熱」という言葉を聞くと「めらめらと燃える炎」のようなものをイメージすると思います。

私達がイメージする情熱というのはよく「熱心さ」「熱中する」などと表されますが、GRITで定義される情熱は、「人生においてこれを成し遂げたいという目標に対して、長い間取り組む姿勢」を表しているようです。

例えば、テレビでも活躍しているスポーツ選手なども、全員がそのスポーツの才能があったのでしょうか?

多くの選手が、小さいころから1日何時間も練習し、人一倍の努力をしてきたのではないでしょうか。

これこそ「情熱」ですよね。

粘り強さ

動機の持続性

障害にぶつかっても、諦めずに取り組む

 

「粘り強さ」は一見情熱と似ていますが、特別違うのは「どんな困難があっても、諦めずに取り組める強さ」のことを指しています。

クラス全員で同じことをスタートしたとしましょう。

才能があっても、何か壁にぶつかった時に「もういいや~」と諦めてしまう人と、才能はなくても壁にぶつかっても、ずっと何年もやり続ける人だったら、後者のほうが後から成功を収める可能性が高いです。

これだった、誰だってやることはできるのです。

素晴らしい功績や結果を残している人は、才能だけでなく、こういった「情熱」と「粘り強さ」を持っています。

逆にいえば、この2つを持っていれば、才能がないと感じている私達も、同じように結果を出せる可能性があるということです。

GRITで、大きな成功を収めていきましょう。

 

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★挫折からの立ち上がりが重要

 

ここからは実際の例に基づいてGRITで大切なことを学んでいきましょう!

才能にあふれるA君

  • デザインの才能がある
  • 社内でもデザイナーとして一目置かれている
  • 今までデザインの勉強はほぼ行ってきていない
  • デザインをすることはあくまでも仕事

 

 

才能がなくて自信がないB君

  • デザインの才能がない
  • 社内でも落ちこぼれポディション
  • 夜間でデザイン学校に通っている
  • 下手だがデザインのことを考えるのが好き

 

 

ある日会社に有名なデザイナーの人がやってきました。

そのデザイナーはA君のデザインを見て「う~ん、良くまとまっているけど、まだまだね~」と言い、B君のデザインを見て「全然だめね!」と一蹴しました。

この評価を聞いて、A君は「今のレベルでも十分いいと思うのに、これ以上この仕事をしていても結局評価なんてされないんだ」と、他の部署への異動願いを出しました。

B君は低い評価をされたにも関わらず、挫けず、デザインの勉強をし続けました。

数年後B君は社内また、メディアにも取り上げられるほどのデザイナーになったのです。

 

A君とB君の違いが判りましたか?

A君は一度の批判で、デザイナーを続けることをやめてしまい、B君はどれだけ批判や評価されなくてもデザイナーとしての道を諦めませんでした。

結果、最初の評価はA君が高かったとしても、最終的にはB君のほうがデザイナーとして成功を収めたのです。

これはまさにB君の『やり抜く力』の賜物です。

『やり抜く力』で大切なことは「挫折しても立ち上がって継続する」ことです。

周りの人がどんどん離脱していく中でも自分だけでもやり続ければ、最後に残ったあなたの勝ちです。

是非、やり抜く力で大きな結果を出しましょう!!

 

(参考)

アンジェラ・ダックワーズ「GRIT やり抜く力」2016年(ダイヤモンド社)


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