ノーリスク、ハイリターン!正しいツボ押しの方法を知ろう!

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★そもそもツボとは何なのか?

 

テレビなどで足つぼマッサージでとても痛がっている芸能人を見ますよね?

また、色々な健康番組でも○○に効くツボ、なんて取り上げられたりしていますよね。

それを見て「ツボは身体をよくするもの」というのは多くの人が認識していると思います。

「でもなんでツボを押すと身体の調子が良くなるのか?」と知らない人も多いのではないでしょうか?

今回は知っているようで知らないツボ押しの知識を紹介していきます。

ツボはもともと東洋医学の神秘と呼ばれ、身体の「気」の流れを調整する反応点と呼ばれるものです。

そして、近年は様々な研究によって「どうやら神経が集中している場所がツボらしい」ということがわかってきました。

つまり「神経の交差点=ツボ」ということです。

わかりやすく例えると、道路を思い出してもらえばいいと思います。

交差点は非常に車が混雑しやすい場所ですよね。

ツボも同じで神経の流れが滞りやすいポイントなのです。

そこのポイントを押すことによって、神経が活性化して、身体の不調を改善してくれるよう、脳に働きかけをするのです。

そのほかにも、ツボ押しには血管を拡張して血液の循環を良くするという働きや、免疫系の細胞が活性化され自然治癒力が良くなる働きがあることがわかっています。

 

★わかりやすいツボの見つけ方

 

ツボはTVやネットなど様々な媒体で紹介されている為、それを見て自分でも実行している方も多いのではないでしょうか?

私もそうでしたが、自分でツボ押しをする時に不安になることは「ここで合っているのかな?」「間違って身体に悪い影響がないかな?」ということですよね。

確かにツボ押しは、正しく押せていないと、せっかく押していても本来の効果は発揮されず、あまり痛くも気持ちよくもないのでとてももったいない状態になってしまいます。

しかし、ツボ押しには、薬のような副作用がありません。

誤ってほかのツボを押してしまっても、悪い作用が起こることがなく、安全に行えるため、気軽に行える身体に優しい治療法なのです。

ただし、せっかく押すのであれば正しく押したいですよね!?

実は、ツボを探す大原則は「骨のキワにある」です。

人間にとって大切な神経の多くは、硬い骨に守られている為、神経が集中するポイントであるツボもそのキワにあることが多いのです。

つまり肌の表面ではなく、骨の奥のほうに存在するというイメージを持ちましょう。

ツボの基準となる骨をたどっていき、骨の付け根や目印となるポイントを見つけたら、そこから骨の内側に指を潜らせてみるのが大切です。

正しい位置にあたると「ツーン」とくる独特の感覚が走ります。

いつも何気なく押しているツボを、今日からこのやり方でぜひ試してみましょう。

まさにノーリスク、ハイリターン!日々のセルフケアに取り入れてみることをおすすめします!

  

★簡単3ステップ!ツボ押しの基本ルール

 

いつでもどこでも気軽にできるツボ押しですが、押し方の基本をマスターすることで、効果がより高まります。

まず1番の基本は、ツボ押しの際には心身ともにリラックスした状態で行うことです。

緊張して筋肉が硬くなってしまうと、せっかくのツボの位置も正しくわかりません。

深呼吸やストレッチ、癒しの音楽、アロマを焚く、お風呂に入りながら行うなど自分なりのリラックス方法で行いましょう。

リラックスできたら、早速ツボを押していきます。

ポイントは以下の3ステップのみ!

 

○正しい位置を見つける

・目印となる骨をチェック

・骨をたどる

・押してツーンとくる角度を見つける

(HPやネットなど様々な媒体で、ツボの位置や効果が紹介されています。選ぶポイントは、骨がどのように通っているのかがわかるものを見てみてください。私がお薦めする本は参考にも入れてますが、加藤雅俊「ホントのツボがちゃんと押せる本」2016年(高橋書店)です。)

 

○正しい押し方を知る

・1つのツボにつき2~3回押せばOK

・リラクセーション目的なら優しく、不調解消目的なら気持ちいくらい

(「痛い」まで押してしまうと、筋肉が緊張してしまったり、患部が炎症してしまいます)

 

○正しい呼吸法のリズムで行う

・ツボを押すときは息を吐きながら

・力を抜くときに息を吸う

 

ツボ押しをマスターすることで日々のマッサージ代を節約することにもつながります。

自分で出来る身体のメンテナンス方法の一つであるツボ押しをこの機会にマスターしてみてはいかがでしょうか。

 

(参考)

加藤雅俊「ホントのツボがちゃんと押せる本」2016年(高橋書店)

 

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