★将来に不安を感じていながらも、なにも準備していない人がほとんど
皆さん、将来へ不安はありますか?
特に40代を超えると自分の親の介護などが始まり、自分自身の老後の人生に不安を覚える方も多いのではないでしょうか?
オリックス・リビング社が40代以上の男女1238人に行ったアンケート結果によると、約9割の男女が自分自身の将来の健康(介護など)に不安を感じていながらも、何も準備を行っていないという結果でした。
多くの方が、「不安だけど何を準備していいかわからない」「とりあえずお金は貯めておいたほうがいいかも」と不安な状態のまま日々を過ごしているのでしょう。
確かに、老後はなにかとお金がかかるものです。
皆さんの中にも貯蓄をしたり運用をしたりとマネープランを立て、危機感を持っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、老後の筋肉量のプランは立てていますか?
実は、老後に備えて筋肉を貯めておくことは、老後に備えてお金を貯めておくのと同じくらい大切なことなのです。
今回は、なぜ老後にむけて筋肉を貯める=「貯筋」が大切なのか一緒に考えていきましょう。
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★備えあれば憂いなし、「貯筋」を貯めて老後を安心させよう
ではちょっと一緒に考えてみましょう。
筋肉は30歳を超えると、1年に1%、10年で10%と、年々じわじわと減り続けていきます。
仕事をしなければお金が減るように、何もしないと筋肉はどんどん減っていってしまうのです。
つまり、このまま何もしなければ歳をとるにつれて、筋肉の量が減り、寝たきりや要介護になってしまう可能性が高まるということなのですね。
だからこそ、今のうちから筋肉を貯蓄して、老後に備えていく必要があります。
貯金があれば、欲しいものがあったときに買うことができたり、急な出費があっても困ることはありませんよね。
筋肉もお金と同じで、いざというときのために「貯筋」しておくことが必要です。
例えば、病気や怪我で急に入院をしなくてはいけなくなってしまっても、「貯筋」をしておくことで、退院した時に、同じように日常生活に戻ることができますね。
しかし、「貯筋」をしていないと病気や怪我で入院をしてしまったときに、筋肉が減ってしまい、日常生活に復帰できなかったり、他の怪我や病気を患ってしまう可能性が出てきます。
特に私たちの筋肉の約70%は下半身の筋肉となっています。
下半身の筋肉が衰えると、膝の痛みが出てしまったり、階段の上り下りが不便になったり、最悪寝たきりになってしまいます。
最新の研究結果でも、入院などで寝たきり生活を送ると、太ももの筋肉が2日間で1年分、2週間で7年分、歳をとったと同じだけ減少してしまうと言われています。
「貯筋」がないことによって、病気は治ったのに、歩けなくなったなんてことにはなりたくないですよね。
だからこそ、元気な時に「貯筋」=筋力トレーニングを行うことが大切になってきます。
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★1日500円から!貯筋を積み立てる3つの方法
貯筋をするには「筋力トレーニング」をするということまでわかりましたよね。
毎日筋トレを積み重ねて行うことで「貯筋」が積み立てられていきます。
1回のトレーニング量は少なくても日々コツコツ積み重ねることで、いずれはかなりの貯筋額になっていると思います。
お金でいう「500円玉貯金」のようなものです。
1日500円で、1年で10万円貯めよう!こんな気持ちで日々トレーニングしてみてください。
しかし、ここで皆さんがぶち当たる壁は「筋トレなんて続けられる自信がない・・・」ということではないでしょうか?
お金の貯金が難しいように、筋肉の貯筋も慣れるまでが大変ですね。
今回は誰でも簡単に貯筋を積み立てられる3つの方法をご紹介します。
①日常生活に組み込む
「よし今日から筋トレしよう!」と思っても、1週間もたてば忘れてしまうこともあります。
忘れない為には、日常生活に組み込んで習慣化してしまうことが大切です。
(例)
・電車に乗っている時はかかと上げをする
・家事をしながらスクワット運動をする
・寝る前、ベッドに横になったら腹筋5回
② 大きい目標を立てない
いきなり「毎日腹筋50回、背筋50回、腕立て50回」と決めても、無理をしてしまい、結局やめてしまうことが多いです。
まず「1日筋トレ1種類は行う」など絶対に達成でそうな目標をたてて、スタートすることで無理せず続けることができ、結果的に貯筋額が増えていきます。
③ やったことを見える化する
500円玉貯金をしている時に、外から「どれくらい貯まったかな?」と見てしまうように、やった量を自分で見ることでモチベーションがアップします。
簡単にカレンダーに筋トレを行った日には☆マークを付けるなどして管理してみましょう。
お金は借りることができますが、筋肉は借りることができません。
筋肉を貯める唯一の方法は「使う」こと。将来にむけて毎日500円から貯筋していきましょう。
(参考)
・「健康・体力づくり事業財団」
http://www.health-net.or.jp/tyousa/tyokin/susume.html
・増本岳「カーブスマガジン2016秋」(カーブスジャパン発行)
・介護福祉士を取り巻く環境とニーズに関する調査
http://www.jaccw.or.jp/pdf/20th_jigyo/chosakekka_kaiin.pdf
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