「情けは人の為ならず」は本当だった! 小さな親切は長寿の元!

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 ★「情けは人の為ならず」の意味は知ってますよね・・・?

 

「情けは人の為ならず」は意味を間違えやすいことわざの一つとして非常に有名です。

正しい意味は、「情けは人の為にするのではなく、巡り巡って自分に返ってくるのだから誰にでも親切にせよ」ですよね。

よくある間違いは、「情けをかけるのは結局相手のためにならない」という解釈で、2001年の文化庁による「国語に関する世論調査」では正しい解釈をしている人よりも、間違った解釈をしている人の方が多かったそうです。

ただ最近ではテレビのクイズ番組などで取り上げられることも多くなっているため、間違った解釈をしている人はここまで多くはないのではないでしょうか。

ちょっと恥ずかしいので、一応頭には入れておきましょうね!

 

 

★人に親切にすると幸福になるホルモンが出る!?

 

親切にすると「オキシトシン」と言われるホルモンが脳内で分泌されて幸福感が増すということが実証されていて、化学博士のデイビッド・ハミルトン氏は親切な行いをすることで以下5つの効果があると言っています。

 

①人への親近感、信頼感が増す
②ストレスが消え、幸福感が得られる
③血圧の上昇を抑える
④心臓の機能をよくする
⑤長寿になる

 

ですので、電車やバスの中で妊婦やお年寄りの方がいたら、「自分の寿命を延ばすチャンスだ!」と思って席を変わってあげましょう!

この「オキシトシン」というホルモンは最近医学界で注目を集めているんですよ!

 

★すぐに実践できる!「小さな親切」リスト

 

いざ「親切にしましょう!」と言っても、何をどうしていいのか分からないと思います。

まずは決めた行動のみを実践して習慣にしてしまうのはいかがでしょうか?

以下に「小さな親切」リストを載せているので良かったら、実践してみてください!

 

□オフィスのごみを拾う

□近所の人に挨拶をする

□電車の中で席を譲る

□エレベーターから降りるときはボタンを押して「お先にどうぞ」と促す

□運転中、列に入りたい車がいたら前を譲る
□両親や妻・夫に改めて感謝の気持ちを伝える
□友人の誕生日にはFacebookで「おめでとう!」と伝える
□タクシーに乗ったときはドライバーさんに感謝を伝える
□外食をしたら、お店の人に「おいしかったです」と伝える
 
 

自分の土台を整えるためには、人前に出た時にだけいいカッコをするのではなく、日常の中で小さな親切を積み重ねていくことが大切です。

最初は少し恥ずかしいかもしれませんが、一歩勇気を出して実践してみてください!

妊婦さんに席を譲ったりしたら、「元気な赤ちゃんを産んでね」と温かい気持ちになるはずですよ。

それが実は幸せホルモン、オキシトシンの正体なのです!

 

 

(参考)

広江朋紀「研修・ファシリテーションの技術」2016年(同文館出版)

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