「朝が弱いの・・・」 たった1秒でできる目覚めスッキリの方法

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★目覚めをスッキリさせる簡単な方法があった

 

朝起きるのが苦手な方はいますか?

「起きなくちゃいけないけど、スッキリ起きれない」、「休日はどうしても昼くらいまで寝てしまう」こんな方多いのではないでしょうか?

そして多くの方は「私は朝苦手だから」、「仕事で疲れているから」と現状を受け入れてしまっています。

しかし簡単にできる1つの方法で、朝の目覚めがスッキリする方法があったのです。

それは「起きたら外の光に5分間あたる」これだけです!

なぜこんな簡単な方法で、目覚めを良くすることが出来るかについてお話ししていきましょう。

 

 

★私たちの体内リズムは光に左右されていた

 

例えば、日中会社の中から窓の外を見てみましょう。

窓の外のほうが暗く見えることってありませんか?

実際は外のほうが光は明るいのに、慣れている室内から見ると暗く見える。

このように私たちの脳は、周囲の環境に合わせて錯覚を起こしてしまっています。

そして、この錯覚こそが私たちの体内リズムに大きな影響を与えていたんですね。

私たちの体内時計は実は24時間以上あると言われています。

その体内時計を正確に24時間で刻むために大きく関係しているのが「光」だと言われています。

私たちは脳が光を感知することで1日がスタートし、体内の臓器などが動き出します。

日没によって周囲が暗くなると、脳はメラトニンという物質を分泌します。

そしてまた朝光を浴びることでメラトニンの分泌が減っていき、新しい1日がスタートするのです。

つまり、光を浴びることが、メラトニンの分泌を減らし体内リズムを安定させる重要な役割を担っていたのです。

逆に、夜遅くまで明るいオフィスで仕事をしてしまったり、寝る時に電気をつけながら寝てしまうと、脳が夜を認識してくれなくなるので、体内リズムが安定せずに朝の目覚めも悪くなります。

24時間の体内リズムを安定させ、朝の目覚めをよくするためにも、毎日同じように「起きたら外の光に5分間あたる」を実行することで、体内のリズムを安定させていきましょう。

また、メラトニンには昼間に分泌を減らせば減らすほど、暗くなった時に沢山分泌されるという特徴もあります。

夜に沢山分泌されることで睡眠の質を高める効果があるため、昼間のパフォーマンスが上がりやすくもなりますね。

 

 

★カーテンを開けるだけで家族みんなの朝を改善

 

では、「起きたら外の光に5分間あたる」のポイントをご紹介しましょう。

外の光に5分あたるというと、外に出て日光浴などを思い浮かべるかもしれませんが、直接当たらなくても、「窓際で新聞を読む」などでも十分効果が感じられます。

1番大切なのは続けることです。

毎日光に当たることで徐々に体内のリズムが安定してきて、朝になると自然に目が覚めるようになってきます。

「でも毎日なんてできるかな・・・」と不安な方もいらっしゃいますよね。

そこで、簡単に続ける為に私がお薦めする方法は「カーテンを少し開ける」ことです。

朝眠くて起きられない場合でも、自動的に光を浴びる環境を作ることで、続けると自然に朝目覚めやすい体内リズムになってきます。

そしてさらに凄いのは、この方法を実践することで、一緒に住んでいる家族も朝の目覚めが良くなることです。

家族が起きてほしい時間に、急に電気をつけたり、カーテンを開けると、脳には予想外のストレスがかかってしまい、寝起きが悪くなりやすいと言われています。

カーテンを開けておくことで、朝になるにつれて徐々に部屋が明るくなってくるため、脳に負担をかけることなく、身体に光を浴びせる環境を作ることができるのです。

私自身もこの方法を続けたところ、約4か月ほどで、夜型で朝起きるのが苦手だった旦那が朝自然に目が覚めるようになりました。

 

朝の目覚めがスッキリするだけで、その日の気分が全然変わりますよね!

今すぐ実行できるこの方法を是非試してみてください。

 

 

(参考)

菅原洋平「あなたの人生を変える睡眠の法則」2012年(自由国民社)

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