休日の寝だめは危険!? 月曜日に疲れを残さない3つの方法

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★「今日は休みだから~」と寝すぎると、時差ボケ状態になる!?

 
 
平日にフルパワーで働いていると、どうしても週末は「もう少しだけ…」と通常時より多く眠ってしまい、結果的に昼過ぎまで寝ていることは誰しも経験があるのではないでしょうか。
 
実は日によって起きる時間がまちまちになると、体内時計そのものが狂ってしまい、「時差ボケ」状態になります。
 
 
確かに「昼過ぎまで寝ていたのに何かしんどい・・・」、「休日寝だめしたのに月曜日スッキリしない」という経験は多いですよね。
 
社会人の方が一番しんどい曜日は実は休み明けの月曜日だったりします。今回は月曜日に休み疲れを残さず、朝からフルパワーで仕事に向き合える方法をご紹介致します。
 
 
 

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★時差ボケ状態はどういった影響を与える?

 
 
例えば普段7時に起床していて、休日は寝だめと称して昼の12時まで寝ているとしましょう!
 
単純計算で5時間の時差が生じています。
 
このことを専門的には「社会的時差ぼけ」と呼びます。
 
「社会的時差ぼけ」になると以下の影響があります。
 
・起床を準備するコルチゾールというホルモンの分泌量が少なくなり、目覚めが悪くなる
 
・交感神経が活発にならないため頭がぼーっとしたり体が重いと感じる
 
 
 
休日には「なんか今日沢山寝たはずなのにしんどいな・・・」と感じ、休み明けは休み明けで「昨日休んだはずなのにしんどいわ~」なんて感じるのであれば休日に寝だめする意味がないですよね。
 
そして休日に寝だめをしなければ使うことが出来たはずの貴重な時間も消費していることになりますしね。
 
ではどうすべきなのでしょうか?
 
 

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★「社会的時差ぼけ」の3つの対策

 
 
では実際に休み明けにすっきり仕事に向かうための「社会的時差ぼけ」対策を考えていきましょう。
 
是非以下の3つの方法を実施してみてください!
 
①平日も休日も同じ時間に起きる。なるべく±1時間ぐらいの差に抑える
 
②休日に寝不足だと感じたら明るい場所で昼寝をする
 
③「攻めの休養」を取る
 
 
③の「攻めの休養」とはアメリカの経営者の働き方を支えるエグゼクティブコーチの間で生まれた言葉です。
 
この考え方は、あらかじめ1年のうちのどこか決まった期間に休暇の予定を決めておき、その期間はじっくり物事を考えたり、読書する時間にしたり、家族で旅行に行ったりするのです。
 
経営者や仕事で何としても結果を出したいと思っている人ほど、③が出来ずにどんどん脳が疲れてくるということがあります。
 
積極的に休養を取ることで脳を上手に休ませることができ、長期的に疲れない脳を作り、高いパフォーマンスを出すことが出来ます。
 
マイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツは1年に1回必ず「Think Week」という1週間を取っていて、その期間は仕事をせず、物事を考えたり読書したりするそうです。
 
 
①②は週末にすぐに出来ること、③は事前に年間計画に組み込み、というように時期が来たら実際に実施する必要があることと少し種類が異なりますが、どちらも大切なことなので意識して取り組んでみてください。
 
インターネット・SNSなど「情報過多・接続過剰」の時代にあるからこそ、正しい休み方を学ぶのは最大の能力開発になります。
 
 
(参考)
石川善樹「疲れない脳をつくる生活習慣」2016年(プレジデント社)
 


疲れない脳をつくる生活習慣

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