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★「私のお願い全然聞いてもらえない」って思ってない??
仕事や家庭などで、人にお願いをすることって1日に何度もありますよね?
「伝え方が9割」の著者佐々木さんによると、私達は1日平均22回も頼み事をしているようです。
しかし、その22回のお願いの中でも、「私のお願い全然聞いてもらえない!!」とヤキモキしている方も多いのではないでしょうか?
例えばこんなことってありませんか??
あなた「今度の日曜日お花見いかない?」
彼氏「え~、人多いし家にいようよ」
あなた「この入力作業やってくれない?」
同僚「今忙しいからほかの人に頼んで!」
あなた「ゲームせずに早く寝なさい!」
子供「あとちょっとやらせてー」
こんな会話って世の中にあふれていますよね?
しかし、あるステップを知っているだけで、あっという間にお願い上手になることができるんです。
今日はそのお願い上手になるためのポイントをご紹介していきます。
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★お願い上手になるための3つのステップ
ではどうやってお願い上手になるのでしょうか?
それはある3つのステップを覚えるだけで良かったのです。
ステップ①
自分の頭の中をそのままコトバにしない
先程の例では、自分が「お願いしたい!」と思ったことをそのまま口に出して相手に伝えていますよね。
勿論素直に相手に伝えることで、お願いごとを聞いてもらえる時もあります。
しかし、「いつも聞いてもらえない…」という場合は、お願いする前に一度立ち止まってみましょう。
ステップ②
相手の頭の中を想像する
ステップ①で、言いたいことをぐっとこらえて、立ち止まりましたね。立ち止まってこんなことを考えてみましょう。
「このままお願いして、相手は素直にイエスと言ってくれるだろうか?」
これを考えることで、相手の頭の中、相手の気持ちを想像しましたね。
相手が素直に「イエス」と言ってくれると思った場合は、そのまま素直にお願いしましょう。
しかし「ノー」と言われそうだと感じたら、ステップ②相手の頭の中を想像してみます。
何が好きか、何が嫌いか、どんな性格か、知りうる情報を頭の中に並べてみましょう。
ステップ③
相手のメリットと一致するお願いを作る
相手の情報をもとに、相手のメリットと一致するお願いを考えてみます。
つまり、相手に「イエス」とい思ってもらい、かつ自分の目的を達成できるお願いです。
この3つのステップはどんなお願いでも有効と言われています。
はじめはこの3つのステップを意識して言葉を作ってみてください。
紙に書きながらでも、今お願いしたいことを頭の中で思い出して練習してみてもいいでしょう。
慣れるまでしっかり意識することで、何も考えないでも自然にお願いできるようになってきます。
次の章ではさらにお願い上手になるための精度を上げるために、例題を交えて見ていきますね。
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★3つのステップでお願いしてみよう!実践例
では最後に第2章でやった3つのステップを踏んで、一番最初に例に出てきた会話を「ノー」から「イエス」に変えてみましょう。
パターン1 相手の好きなことでお願いする
あなた「今度の日曜日お花見いかない?」
彼氏「え~、人多いし家にいようよ」
↓↓↓
【ステップ①】
お花見行こうって言ってもきっと断られるわ…
言いたい気持ちをストップ
【ステップ②】
あなた 彼氏の好きなことは「お酒、ラーメン」だな。
あ、そうだ!!
【ステップ③】
彼氏のメリット:美味しいお酒を飲める、ラーメン食べられる
あなたのメリット:一緒に出掛けられる、夜桜見ながら居酒屋さん行ける
「〆のラーメンが絶品の居酒屋を見つけたんだけど行かない?」
パターン2 認められたい欲を使ってお願いする
あなた「この入力作業やってくれない?」
同僚「今忙しいからほかの人に頼んで!」
↓↓↓
【ステップ①】
今忙しそうだから、誰も手伝ってくれなさそうだな…
【ステップ②】
この同僚はほかの人に比べると格段とパソコン操作が得意
【ステップ③】
同僚のメリット→パソコン作業ができることを認めてもらえる
あなたのメリット→入力作業をやってもらえる
「あなたのタイピングスピードの速さ本当に凄いよね!
ちょっとこの入力だけお願いできないかな?」
パターン3 チームワーク化を使ってお願いする
あなた「ゲームせずに早く寝なさい!」
子供「あとちょっとやらせてー」
↓↓↓
【ステップ①】
早く寝かせたいけど、いつも言うこと聞いてくれない…
【ステップ②】
子供は早く寝る意味が分かってないな
子供はゲームが楽しい
【ステップ③】
子供のメリット→楽しいことをしたい
あなたのメリット→ゲームをやめて早く寝てほしい
「一緒に布団いって寝よう?」
このように「ノー」を「イエス」に変えるお願いは相手の中に答えがあると言われています。
相手と一緒にお互いが良い気持ちになれるお願いをすることで、職場やプライベートが今まで以上に円滑になるでしょう。
是非今日から実践してみてください。
(参考)
佐々木圭一「伝え方が9割」2013年(ダイヤモンド社)
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