リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫さんによると、「仕事で高い成果を上げる」「仕事を楽しむ」ことで評価され続ける為に必要な力は全部で12個あるらしいです。
(詳しくは「デキる社会人」になるために必要な力はこれだ!12の基礎力に基づいた今年の目標設定)
この12の力を適切なタイミングで、適切な学習をしていくことで、あなたの成長の大きくつながるでしょう。
今回は第5の能力である「継続学習力」についてご紹介していきます。
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★継続学習力とは
◆定義
必要なときに必要なことを学習する習慣
◆標準開発年齢
20代~30代
◆もしこの能力がないと
持っている知識が陳腐化して新しい動向についていけなくなる
知識が増えない
◆関連能力
目標発見力、専門構築力、教授力
社会人、主婦の皆さん、自分の仕事の時間以外で勉強を行っていますか?
ある調査データによると、最近1か月間で仕事の時間以外で勉強を行ったという人の割合は18.4%と、かなり少なくなっているようです。
つまり約8割の人は学校を卒業すると勉強するという習慣がなくなってしまうということですね。
しかし、みなさん心のどこかでは「私も人にない専門的知識を持っていたいな」とか「ほかの人よりもできる社会人になりたいな」なんて思っているでしょう。
そう思いながらも忙しさを理由に、後回し、後回しとなってしまっているんですよね。
ではそんな継続学習力ってどうやってつけていけばいいのか、次の章で紹介していきますね。
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★継続学習力を磨くことでこんな風に変わるでしょう!
【アクション①】
身近な目標を決め、最初はちょっとでも続ける
【効果】
最初は中々学習習慣を作るのは難しいです。
その為、本当に小さな目標でも立てて実行したり、人に宣言したりと自分から習慣化する環境を作ることが大切です。
外堀から固めることで、簡単にはやめることが出来なくなり、学習を続けるのが当たり前になります。
あとはもう簡単ですよね。
【アクション②】
覚えたことはすぐ話す
【効果】
学生の頃の勉強は、暗記してテストでいい点とればOKという勉強だったと思います。
しかし社会人になると、ただ勉強して理論を詰めこむだけではいけません。
なぜなら人間はすぐ忘れてしまうからです。
そうならない為にも、勉強したことはすぐに口に出して人に話してみてください。
自らの口で話すことで自分のものになり、本当に必要な場面で取り出せるようになりますね。
継続学習力は、社会人の約8割が持っていない力になります。
そのため、この力を身につけると他の人と一気に差をつけることが出来ます。
遊んだり、飲みに行ったりという交流も勿論大切ですが、自分の目標に向かって早い時期から自分で知識を身につけられるようにしておきませんか?
(参考)
大久保幸夫「仕事のための12の基礎力‐「キャリア」と「能力」の育て方」2004年(日経BP社)
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