リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫さんによると、「仕事で高い成果を上げる」「仕事を楽しむ」ことで評価され続ける為に必要な力は全部で12個あるらしいです。
この12の力を適切なタイミングで、適切な学習をしていくことで、あなたの成長の大きくつながるでしょう。
今回は第6の能力である「文脈理解力」についてご紹介していきます。
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★文脈理解力とは
◆定義
背景・文脈の異なる人との間で意見を調整する力◆標準開発年齢
20代~40代◆もしこの能力がないと
プロジェクトリーダーになれない◆関連能力
反応力、人脈開拓力、委任力、相談力、教授力
皆さんの周りには、自分の主張や論理はしっかりとしているけれど、人の主張には全く耳を貸さないなんて人いませんか?
仕事で上の立場になればなるほど、人と人との意見を調整する力が求められますね。
これが文脈理解力と言われるものです。
この能力は家族や仲の良い友達なら必要ないかもしれません。
しかし、ビジネスのコミュニケーションだからこそ、自分の意見と相手の意見の共通点をみつけながら、異なる部分を調整できる、この文脈理解力が大切になるんですね。
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★文脈理解力を磨くことでこんな風に変わるでしょう!
【アクション①】
異なるコミュニティに属する人とコミュニケーションをとる経験を積む
【効果】
文脈理解力は、いつも同じコミュニティの中にいては身につきません。
違う会社や業界、人種や年齢など様々な人とコミュニケーションをとることで自然と身につきます。
なぜなら初めて会う人に対しては、相手のことを理解しよう、自分のことを理解してもらおう、そんな気持ちでコミュニケーション取るからです。
そうやって色々な意見を受け入れ、調整する力をつけていきましょう。
【アクション②】
論点整理ノートをつける
【効果】
アクション①で文脈理解力をつけたら、それを仕事で実践してみましょう。
そのためには論点整理ノートを活用してみると良いです。
会議の前に以下の点を整理するだけで、文脈理解力を発揮できます。
①その会議の論点
②参加者の出張
③前回の会議で折り合いがつかなかった点
④想定される質問
⑤どのような展開になるか
文脈理解力がない人同士で会議をすると、内容がすぐに脱線してしまいます。
皆さんが文脈理解力を磨くことで、会議をリードできるリーダーになれるでしょう!
(参考)
大久保幸夫「仕事のための12の基礎力‐「キャリア」と「能力」の育て方」2004年(日経BP社)
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