沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回はホリエモンの数ある名言の中から「なぜ働くんだろう・・・?」そんな時に触れたい名言をご紹介していきます。
★仕事とは誰かとつながること
思えば僕は、ずっと前から知っていた。
働いていれば、ひとりにならずにすむ。
働いていれば、誰かとつながり、社会とつながることができる。
そして働いていれば、自分が生きていることを実感し、人としての尊厳を取り戻すことができるのだと。
だからこそ、僕の願いは「働きたい」だったのだ。
2006年証券取引法違反の容疑で逮捕されたホリエモンは取り調べのため逃げ場のない独房の中、誰とも会話することなく何もしないで暮らす日々を過ごしていたそうです。
その生活が終わり、刑務所内での仕事をするようになって、気づいたことが今回の名言です。
また、独房で徐々に睡眠薬や精神安定剤に頼らなければ情緒不安定になってしまう状況になっていたある夜、一人の若い刑務官が、こういったそうです。
自分にはなにをしてあげることもできないけど、どうしても寂しくて我慢できなくなった時には、話し相手になるよ。
短い時間だったら大丈夫だから
それを聞いたホリエモンは涙が止まらなかったそうです。
こういったエピソードがあるからこそ、この名言が生まれたのでしょう。
「働く」というのは人々の生活の身近にありすぎて、「もう働くのいやだ!」と思うことのほうが多いかもしれません。
ただ考えてみましょう。
仕事をせずに家にだらだらといて、社会にかかわることができないのもつらいものがありますよね。
みなさんがされている仕事は必ず誰かのためになっています。
社会とつながっているはずです。
今一度自分の仕事について考えてみると、今までとは違った気持ちで仕事ができるかもしれませんね。
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★小さく地道な一歩を踏み出す
人が新しい一歩を踏み出そうとするとき、次へのステップに進もうとするとき、そのスタートラインにおいては、誰もが等しくゼロなのだ。
ホリエモンが1万件以上の質問に答えて思ったことです。
ホリエモンの元には、「どうすればいい転職ができるか?」「起業するにはどんなビジネスプランがあるか?」といった仕事の質問が沢山あるそうです。
しかし、成功へのショートカット、いわゆる「掛け算の答え」を求めても、まだ何も始めていない、スタートラインのあなたは「ゼロ」だから、なにをかけてもゼロのままということを指しています。
スポーツでもビジネスでも、芸能界でも成功している人・尊敬される人であっても一番最初は必ず「足し算」で小さなイチを足しています。
かっこ悪いこと、人には言えない恥ずかしいこともいっぱいあるはずです。
よくテレビなどで失敗談を面白く語っているのを見たりしますよね?
今でこそ笑い話かもしれませんが、当時は本当に苦しかったかもしれません。
ただ小さなイチを足した経験があるからこそ、ほんとうの成功につながっているのですね。
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★自由をつかもう
自分を変え、周囲を動かし、自由を手に入れるための唯一の手段、それは「働くこと」なのだ。
2000年代前半時代の寵児と呼ばれ、学生時代に起業したIT企業が東証マザーズ上場、近鉄バッファローズ買収に名乗りを上げたりと結果を残してきたホリエモンも、以前はコンプレックスがあったそうです。
しかし、そのコンプレックスを「働くこと」を通じて自分に足し算をしていき、ゼロの自分にイチを足していったというエピソードにちなんだ言葉です。
結果ホリエモンは仕事を通して、常識から自由になり、しがらみから自由になり、お金からも自由になることができています。
「働くこと」でもちろん周りとかかわり、社会とかかわり、誰かを幸せにすることができます。
ただよく忘れてしまうのは「自分」という視点。
仕事は自分も豊かにして幸せにしてくれるということを示していますね。
仕事を通じて自由になることもあれば、新しい価値観に気づく、自分という軸を持つことができることもあります。
小さな一歩を踏み出すことで、小さな成功体験も積み重ねられるかもしれません。
それが自信となり、また新しい自分に出会えます。
「仕事」を「自分」との関係で見てみることで、違った仕事が明日からできるかも!
そう考えるとワクワクしませんか?
ホリエモンは数多くのメディアで注目される発言をしていて、それらの一つ一つの名言に触れるだけで人生において大切なことが分かってきます。
(「勇気がほしい!」そんな時に触れたい名言~ホリエモン編~)
働くってなんだろうな・・・?とちょっと後ろ向きな気持ちになった時にはホリエモンの名言に触れて前向きになっていきましょう。
(参考)
堀江貴文 「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」 2013年(ダイヤモンド出版)
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