沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は人気沸騰中マンガ「この音とまれ!」から名言から、勝ちたいと思ったときに触れたい名言をご紹介していきます。
琴で全国1番を目指す琴部のメンバーに合わせて、勝てる方法を探しましょう。
こちらも合わせてお読みください!
★現状をしっかり把握できていますか?
「この音とまれ!」5巻より引用
今これを聴けた時点で俺らの勝ちだな
夏の合宿に行く途中のバスの中で、顧問の滝波先生に言われて自分たちの演奏テープを聞いた部員達は、自分たちの演奏の下手さにびっくりします。
「自分では意外と引けていると思っていたのに…」と落ち込む部員たちにむけて、チカが言った一言です。
仕事でも、「営業成績で一番になる」など、目標を決めたとしても、今一番の先輩との差がどのくらいあるのか、今の自分の現状はどうなのかを把握できていないと、ただ闇雲に「頑張る」それだけになってしまいます。
目標を達成するためには、目標までの差をしっかり知り、それを埋めるための対策を立て、実行するといういわゆるPDCAを回していくことが大切ですよね。
なにも考えずにDoばかりしている人は自己満足になってしまい、結果はついてこない、そんなことがわかりますね。
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★努力しないやつに勝利はない
「この音とまれ!」12巻
音は正直だ
練習した人間が必ず本番で力を出せるとは限らない
でも練習していない人間が いきなり本番でうまく弾けることだけは
絶対にない
ただそれだけのことだ
全国大会予選で、柊高校の3人の演奏はバラバラで本当にひどい演奏でした。
それもそのはず、もともと練習しておらず、大会に向けての意気込みがそもそも違っていたのです。
それを見ていた編集者の塚地さんの一言です。
例えばプレゼンに向けての準備、時間がなくて手を抜いたりすることもありますよね。
手を抜いた時には手を抜いただけのものしかできません。
「練習はあまりしていないけど、きっと本番は大丈夫だろう」そう思って、大成功したことってありますか?
きっと無難な結果しか得られていないと思います。
どれだけ時間をかけて練ったものでも、評価されないことは多くあるでしょう。
しかし、適当に作ったものに対して評価されることなんてほとんどありません。
「どうせ…」なんて考えず、どんなことにも全力で取り組むということが、結果につながるのでしょう。
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★ひたすら向きあうことができるか?
「この音とまれ!」4巻より引用
だからすごく難しい
人間と同じ
理解したいなら ひたすら向き合うしかない
音がこっちを向いてくれるまで
筝曲部としての活動が認められ、まずは基本の「六段」という曲に挑戦している部員たち。
しかし、どこまでできればゴールなのか、完成なのかがわからずいました。それに対してさとわの言ったセリフです。
人間関係ではこのセリフのことが多く起こりますよね。
「どうしてもあの人とはウマが合わない」という人は誰にだっていると思います。
しかし、そこで「もーこの人とはいいや」と思ったら一生分かち合うことはできません。
特に仕事で同じ部署やグループだったりする人に対していつまでもそのままではいけませんよね。
心理学に「ミラーの法則」というものがあります。
自分が笑えば相手も笑うというように、相手は自分の写し鏡だという例えです。
自分が「この人は苦手」と思ってしまったら、相手も同じような感情になってしまいます。
理解したいと思うなら、どんなに嫌な顔をされても何度もぶつかっていきましょう。
「この音とまれ!」は目標に向かって突き進む人にとって、大切な名言が沢山あります。
まだ読んだことがない方は、是非読んでみて下さい。
(参考)
アミュー「この音とまれ!」(集英社)
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