沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は最近人気急上昇マンガ「この音とまれ!」から頑張る決意を持ちたい時に触れたい名言をご紹介していきます。
琴で全国1番を目指す琴部のメンバーに合わせて、私たちの決意も固めていきましょう。
★一瞬のために頑張っている、それでもいいじゃないか
「この音とまれ!」第7巻より引用
滝波先生「姉貴みたいに 苦悩して辛そうなのに 続けている意味が 俺にはわかんねぇよ」
姉「悪かったわね でもやめられない」
滝波先生「何で?」
姉「それはね、出会ってしまったから 関わらずには いられない
心を激しく 揺さぶられる 音に」
滝波先生は、音楽一家に生まれ、小さいころから天才としてもてはやされていました。
しかし、自分の好きなことができない音楽に嫌気がさして、音楽から離れてしまっていました。
コンクールでの部員たちの音楽を聴いて、昔に姉から言われた言葉を思い出し、部活の顧問として本気で関わっていく決意をしたのです。
今皆さんが「これを頑張ろう」と決意を持っていることを、頑張ろうと思ったきっかけは何ですか?
接客業の方だったら「お客さんからのありがとう!」かもしれません。
デザイナーの方なら「小さいころに親から褒められた一言」だったかもしれません。
誰しも頑張ろうと思うきっかけには強烈な一瞬があるんだと思います。
その一瞬を知っているからこそ、辛くても頑張っていこうと思っているんですよね。
こんなに辛いことをやる必要あるのかな…?
そうやって一歩迷ったときには、強烈な一瞬を思い出しましょう。
その一瞬を得るために頑張る、それでもいいと思います。
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★やると決めたら、グダグダ言わずに覚悟を決めよう!
「この音とまれ!」第9巻より引用
みんなはもう 覚悟ができていた
部を潰されたらとか 鳳月ちゃんがかわいそうとか
それよりもっと向こうを見てた 鳳月ちゃんさえも
文句言う前に
もっとやるべきことがあった
ヒロ先輩は、晶が特別講師としてきた際に、人一倍反発をしていました。
しかし、晶がどんな人だったにせよ、自分たちのやるべきことは「全国大会出場のために技術力をあげること」という目的だということ。さとわやチカが覚悟をもって取り組んでいるのを見て、自分のやるべきことを認識したのです。
頑張ろう!そう思っていても、上手くいかないことは必ずしも訪れます。
それに対して「〇〇がなければ」「疲れた」と、環境や人のせいにすることは簡単です。
しかし、「これを頑張る!」という決意をしたなら、あとは覚悟を持って突き進むしかありません。
決意をするというのは、そういうことなのです。
「まだ自分は言い訳してしまっている」そうやって落ち込んでしまったとしても、まだ間に合います。
頑張ることは、いつからでもスタートできるのです。
自覚したら、そこからは突き進むだけですね。
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★なぜ頑張りたいか!それを忘れてはいけません
「この音とまれ!」第13巻より引用
大事なのは全国にいくことじゃない どうして全国に行きたいかだ
全国大会を目指す大舞台に臨む部員たちに滝波先生がかけた言葉です。
緊張している部員たちに向けて、言ったこの一言を聞いて、「この時間をもっと続けたい」という全国大会に向けての共通の想いを再認識し、決意を固めてステージへ上がります。
頑張っていると、たまにゴールを見失ってしまいます。
例えば、家族がいるサラリーマンの例だと、頑張って働く理由は「家族と楽しい生活を送るため」なはずなのに、「仕事で結果を出すこと」が1番の理由になってしまい、家族との時間が全く取れないなんてことになってしまう、なんて人もいるでしょう。
「頑張ろう!」と思ったときには「なぜ頑張るか」ということに立ち返って考えてみることで、頑張っている方向が合っているのかどうかを、改めて見直せそうですね。
この音とまれ!は目標に向かって突き進む人にとって、大切な名言が沢山あります。
まだ読んだことがない方は、是非読んでみて下さい。
(参考)
アミュー「この音とまれ!」(集英社)
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