沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は大人ための「ドラゴン桜」と言われる「エンゼルバンク」の名言をご紹介していきます。
「夢を持っていいのか…」そんな風に悩んでいる方にはぴったりの名言があります。
★変人って言われてもいいんだ!
「エンゼルバンク」第14巻より引用
努力を積み重ねれば 現実的に達成できそうなこと
それは目標で 夢ではありません
夢とは・・・
語ると変人扱いされるもの
夢を語るということは
ドン・キホーテになることです
本田さんは井野に対して、病院を経営し、ビジネスモデルを無料で教えて、世界の医療を良くしたいという夢を語ります。
それに対して井野は「壮大で、現実味を感じない…」というと、こんな名言を言ったのです。
ドン・キホーテと50歳という年齢にして、騎士道物語の読みすぎで、現実と物語の区別がつかなくなってしまい、世の中の不正を正す旅に出たスペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説の中の主人公です。
今の若者は夢がないという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
例えば、小学生の時に「プロ野球選手になりたい」「総理大臣になりたい」なんて言っていても、大きくなるにつれて「それって現実的ではないな」と思い始めたり、周りの人から「そんなのなれるわけないじゃん」と否定されたり、そんなことを繰り返しながら、段々夢を持たない人が増えてきました。
しかし、本当の夢というのは「変人」だと思われること、と思うと少し気が楽になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あなたの夢だって見ていいんですよ。
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★自立しているというカッコよさ
「エンゼルバンク」第14巻より引用
真のカッコよさ・・・それは・・・
自立していること
本田さんからヘッドハンティングされた井野は生き方について考え始めます。
そして、国や制度、会社に依存せず、自分の力で生きることこそ、カッコいい生き方なのではないかと考えだすのです。
「自立」という言葉を辞書で調べてみると「自分以外のものの助けなしで、または支配を受けずに、自分の力で物事をやって行くこと」というように出てきます。
例えば、社会人になって親のお金に頼らずに生きていく、一人暮らしをするなど様々な場面で「自立」という言葉を使いますが、真の自立とは「自分の力で生きていくこと」なのではないでしょうか。
周りの人間や会社に左右されず、やりたいことを行って生きている人って「なんかカッコいい」と思いませんか?
あなたは今自立していますか?
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★人生において立ち返る場所を作ろう
「エンゼルバンク」14巻より引用
迷った時ここにかえってくれば
答えは見つかる
本田さんの会社に2度目の転職をするか、今の会社で転職代理人をするか、自分の生き方を迷う井野。そんな時、原点である高校の教室を訪れます。
自分は人の成長を手助けするのが好きなんだ、人が次の世界へ旅立つのを見送る時満たされるということに気付きました。
「私のやりたいことって何だろう」「人生どう生きたらいいかわからない」そんな時には、井野のように、立ち返る場所を作っておくといいですね。
この場所は、あなたが楽しいと感じた場所、辛いと感じた場所、決心した場所、このように感情が大きく動いた場所があなたの立ち返るべき場所だと思います。
迷ったら、戻って、また進む、そうやって成長していくのが人生ですね。
エンゼルバンクは転職マンガですが、社会人としてとても大切なことが詰まっています。
「私の夢って・・・」そんな気持ちになった時には是非お読みください。
(参考)
三田紀房「エンゼルバンク第4巻」2012年(講談社)
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝 全14巻 完結セット (モーニングKC)
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