沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は大人ための「ドラゴン桜」と言われる「エンゼルバンク」の名言をご紹介していきます。
「人とは」に続く名言を集めてみましたのでご覧ください。
エンゼルバンクの名言はこちらもご覧ください。
★実はみんなまだ本気を出していない
「エンゼルバンク」7巻より引用
人はね…
本気で困らないと
解決のために努力できないんだよ
日本企業の人事制度について知らべている井野、桂木、海老沢ですが、そんな中海老沢は「日本企業は不況に強い」ということを言います。
海老沢は、例え話でダイエットを持ち出し、ダイエットしないと死ぬと言われたらダイエットするように、世の中の人は本当に物事を解決していないということを井野に伝えたのです。
エンゼルバンクの話を引用してお聞きします。
皆さん「ダイエットしなさい」と言われたらできますか?
答えは「NO」という方が多いでしょう。
なぜなら、必要を感じていないからですよね。
しかし、「3か月で10キロ痩せないと死ぬよ」と医者に言われたら必死でダイエットをして、成功させるでしょう。
このように人間は本来追い込まれないと、本気で努力できない人間ということですね。
身に覚えのある方もいるのではないでしょうか?
夏休みの最終日に必死で宿題を終わらせましたよね。
これには脳内物質のノルアドレナリンという物質が関係しています。
この人間の本質を上手に使うことが出来れば、仕事をより効率的に行ことができるでしょう。
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★成長させたい人には部下を持たせる
「エンゼルバンク」7巻より引用
人は人に教える時
人を育てる時に成長するんだよ
井野は新卒の一斉採用の疑問について調べ、一斉採用をなくし、中途採用で優秀な人材を取るということを海老沢に提案しました。
その提案に対して、新卒の大量採用は素晴らしいという海老沢の答えがこちらです。
仕事で後輩や部下を持ったことがある方は思い当たると思います。
後輩を持つことで、人間には責任感が生まれますよね。
また、人に教えるということがは自分がしっかりと理解していないとできない行為です。
このことを理解しておくことで、自分を意図的に成長させることができます。
インプットしたものをアウトプットするという機会をなるべく沢山作っていきましょう。
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★ポテンシャルなんて誰にもわからない
「エンゼルバンク」7巻より引用
人って化けるんだよ
みにくいアヒルの子が白鳥になったように
ドラフト下位でプロ野球に入った選手が
メジャーリーガーのトップへと登りつめるように
人って大化けすることがあるんだよ
新卒採用について調べている井野は、同じ会社の人事部長である前田に採用活動について話を聞きに行きます。
その場で前田は「新入社員なんてどうでもいいんだよ」と発言します。
その真意を話す言葉がこちらです。
同窓会に行った時に「なんであいつが」みたいな人が、社長になっていたりした経験はありませんか?
学校や新入社員などで、人と同じことをやっている時には、人の伸びしろというのはわからないというのをエンゼルバンクでは言っています。
そして、成長させるための人事制度として「失敗させる」ということを定義しています。
「失敗は成功のもと」というように、失敗することで自分を理解して、次の成功につながります。
そう考えると、自分の部下が、仕事が上達しないからといって、簡単にあきらめてはいけませんね。
後々化ける存在かもしれませんよ。
エンゼルバンクは転職マンガですが、社会人としてとても大切なことが詰まっています。
「大人になりたい」「社会ってなんだろう」そう思った人は是非読んでみて下さい。
(参考)
三田紀房「エンゼルバンク第4巻」2012年(講談社)
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