沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は「ドラゴン桜」で有名な三田紀房先生の転職マンガ「エンゼルバンク」から、「独立したい!」そう思ったときに読んでほしい名言をご紹介していきます。
★成功するための勇気を兼ね備えていますか?
「エンゼルバンク」第2巻より引用
大きな成功を得るには ”まとも”じゃないこと
世の中の人とは 逆の発想をしなくてはならない
わかりやすくいえば 全員が右を向いた時は
左を向け! ということ
成功は多勢の中にはない 反対側にある
では・・・反対側に向かうとき必要なもの・・・
それは 勇気だ・・・
ここぞという時 思い切って反対側を向ける人間が 常に勝つ
井野の話を聞いた矢島は、海老沢について、「まともな大人じゃないな」とコメント。
それに対して桜木が「大きな仕事をする大人になるには」という話をしていきます。
その時の桜木の名言です。
独立したい、そう思ったきっかけは「周りとは違う何かをしたい」「どうしてもやりたいビジネスがある」「会社にいるより個人で活動したほうがあっている」など様々だと思います。
しかし、独立をし、ただ大企業と同じことをしていては、大きな成功はありえません。
人間は人と違うことをするのを、とても不安に感じます。
その中でも、自分が「こっちだ」という道を突き進めるかどうか…その勇気を自分は持っている、または持ちたいと思っているのかどうか。
もう一度自分に問いかけてみましょう。
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★会社の利益とは何かをわかっていますか?
「エンゼルバンク」第2巻より引用
会社の利益・・・それはね 信用だよ
信用なんて 無形のものはお金にならないって思いがちだけど
まず信用を得る 売上や儲けは二の次
これ商売の 鉄則・・・
信用は無形だから 値がつけられない
値がつけられないものに 値がつくと莫大な利益になる
目の前の小さな利益を追い求めている時は
利益を最大化できない じっくり耐えて
信用を得ることが ビジネスのコツだ
井野は、転職希望者に対して「転職しないほうがいい」という結果を出し、転職希望者も自社に残ることを選択します。
それに対して、会社の利益を損なったのではないか?と海老沢に伝えます。
それに対する、海老沢の名言です。
独立をして、軌道に乗せるためには時間がかかります。
そこで心配や不安になって、目先の利益を追い求めてしまうことは、結果会社の信頼にはつながりません。
信用を作るとは難しいことですが、なぜ独立しようと思ったのか?その気持ちに沿って、仕事を行うことが、信用につながるのではないでしょうか。
信用されている会社は、長期的に見て大きな成功を得やすいよいうことですね。
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★自分ができることとできないことをしっかり見分けていますか?
「エンゼルバンク」第3巻より引用
仕事で一番大事なことは 自分には不可能なことを知り認めることだよ
時間と労力を最も効率よく 現金化する
これがビジネスの本質なんだよ
井野は、自社では扱っていない案件を目指している転職希望者に対して、やみくもに努力をしていました。
しかし、その努力は無駄であり、1円の価値も生み出さないと海老沢に気付かされるのです。
多くの人が、自分にできることを多く見積もりすぎている傾向にあります。
「あれもこれも」と手を出して、結果全てが中途半端になってしまっては元も子もありません。
特に、独立する際には、様々な手続きや、やるべきタスクがあります。
勿論、そのすべてにおいて完璧にできれば、それは素晴らしいです。
しかし、できないことに時間を使って、上手くいかないなら、そこにお金をかけ、できることに力を注ぐという方法だってあります。
どうすれば、最短で目標に近づけるのか、それを考えていきましょう。
エンゼルバンクは転職マンガですが、社会の成り立ちや働くことの本質を説いているマンガです。
是非読んでみて下さい。
(参考)
三田紀房「エンゼルバンク第2、3巻」2012年(講談社)
エンゼルバンク ドラゴン桜外伝 全14巻 完結セット (モーニングKC)
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