沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。
これを心理学では「自己効力感」と言います。
今回は宇宙を目指す兄弟の熱い姿に大人のファンも多い、漫画「宇宙兄弟」から人生を思い切りいきたい方へ向けた名言を見ていきましょう。
★失敗にお金や労力を使ったっていいんだ
「宇宙兄弟」第11巻より引用
いい素材使ってるモノが
いいモノとは限らねえんだ
だけど…
失敗を知って乗り越えたモノなら
それはいいモノだ
サバイバル訓練を乗り越え、キャンサットを作る訓練に移ったムッタ達。
渡された予算で、1機を作るように材料費を組んでいたが、ムッタは失敗することにお金や労力を使ったほうが良いとアドバイスをしたのです。
その時の名言ですね。
宇宙兄弟の話では、モノ作りには失敗することにかける金や労力が必要不可欠といっていますが、これは私たちの人生においても同じだと思います。
仕事でもプライベートでも、一度失敗をしてしまうと「あーなんて無駄な時間を過ごしてしまったんだ」そうやって思ってしまう人が多いですよね。
また、日本では昔から失敗したら切腹という文化があるように、1度の失敗さえ許さないというのが風潮になっています。
しかし、人生において失敗した経験というのはとてつもなく大きな経験となっています。
皆さんの経験にも、「あの時失敗していたからこそ今があったな…」そう思うものはありませんか?
やってみないとわからなかったことって世の中には沢山あります。
だからこそ、失敗しても、それを乗り越える勇気をもって進んでいきましょう。
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★諦めるという決意
「宇宙兄弟」第31巻より引用
”諦め”・・・って
ある意味では・・・
”決意”に似ているよな
ロシアで宇宙飛行士になるために訓練を受けている日々人。
冷たい水の中に飛び込むという伝統行事の際に言った一言です。
この一言には、幼い日、自分の代わりに兄がいじめっ子たちを殴り、自分は何もしないという決意をしたという幼き日を思い出すものでした。
また、日々人はこんなことも言っています。
フラれたからって相手を嫌いにはならないだろ?
俺は今もNASAを好きなままだよ
ただ・・・諦めただけだ
諦めきれないことのために
諦めることもあるんだよ
NASAが嫌いになったわけではない。
しかし、宇宙飛行士としてもう一度宇宙に飛び立つのを実現するためにはNASAを諦め、ロシアで宇宙飛行士としてやっていくことを決意したということでしょう。
「諦める」という言葉はマイナスなイメージとして使われることが多い言葉ですよね。
しかし、裏を返せば「やらないということを決意する」ということとも言えます。
生きている中で、沢山の選択肢が私達の前には表れてきますよね。
そんな時に「やる」「やらない」というのを選択する決意というのがとても重要になってきます。
自分はどうやって生きていきたいのか、それを考えて「諦める」という決断をしてもいいと思います。
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★人生は自分でコントロールしよう
「宇宙兄弟」第7巻
まあ人生もそうだ 空模様と同じだ
晴れたり曇ったり 雨も降りゃ 雷も落ちる
面倒臭えもんだぜ・・・
・・・
「空」と「人生」の一番の違いって何か知っているか?
「空」は誰のもんでもない
「人生」は自分のもんだ
人生はコントロールが効く
日々人の宇宙への出発を見送る自分の心を、今日の空と同じだと答えたムッタ。
そんなムッタに対してヤングじいさんが言った名言です。
人生を生きていく中で、本当に沢山の出来事が起こりますよね。
良いこともあれば、悪いこともある。
そして嬉しいこともあれば、悲しいこともあります。
様々な出来事が自分の周りで起こるのに対して、周りのせいにしてしまうことってありませんか?
空模様ならば、私達が何をしても、変えることはできません。
しかし、人生は違います。悪いことを自分の考え方や捉え方次第で良いことに変えることが出来ますよね。
そうやって人生を自分でコントロールする生き方をしたいですね。
「宇宙兄弟」には自分の人生を変える名言が節々に散りばめられています。
悩んでいる自分に当てはめて読んでみてください。
(参考)
小山宙哉「宇宙兄弟」(講談社)
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