「どうしよう…」壁にぶち当たった時に触れたい名言~宇宙兄弟編②~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。

これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は今回は宇宙を目指す兄弟の熱い姿に大人のファンも多い、漫画「宇宙兄弟」から壁にぶち当たった時に触れたい名言第2弾を見ていきましょう。

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★迷ったときは「楽しいほう」を!!

 

「宇宙兄弟」第5巻より引用

迷った時はね 「どっちが正しいか」なんて考えちゃダメよ日が暮れちゃうわ

頭で考えなきゃいいのよ 答えはもっと下 〜

あなたのことならあなたの胸が知ってるものよ

「どっちが楽しいか」で決めなさい

宇宙飛行士最終試験。参加者5人の中で、2人の合格者をメンバー全員で決めなくてはいけないとき、

ムッタはどうやって決めたらいいかを悩んでいました。

そんな時に、昔シャロンに言われた言葉を思い出し、ジャンケンで決めようと提案したのです。

そんなシャロンの名言です。

 

壁にぶち当たった時には、何か「選択」をしなくてはいけない場面が沢山ありますよね。

皆さんはどうやって選択をしていますか?

「世間的には…」「正しいのは…」「普通は…」などと、どうしても私たちは自分目線ではなく、周りから見える目線で考えてしまいがちです。

心理学的にも人間は自分を良く見せたい、大きく見せたいという気持ちが誰にも備わっています。

これを「虚栄心」というようです。

しかし、たまには「どっちがワクワクするか」「どっちが熱くなるか」で決めてみてください。

自分が「やりたい」「楽しそう」と思ったことは、人からやらされていることに比べて、発揮するパワーが全く違いますよね。

特に、辛い時や壁にぶち当たった時こそ、この考え方をしてみましょう。

この考え方は実は自分だけではなく、部下をマネジメントするときにも使える考え方です。

部下に主体的に仕事に取り組んでもらうためには、「部下がそれをやることでワクワクするか?」というのを確認しながら仕事をしてみてください。

きっと部下のやる気にみなぎった顔が見られるでしょう。

 

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★できるという経験を沢山得よう!!

 

「宇宙兄弟」第15巻より引用

できることから習慣づけないとダメだ……

できない者が頭の中で「できる」「できる」と連呼したところで それは何の経験にもならん!

バカげてると思うか?茶番だと 

だがこれをやるのが今のお前の現実だ

受け入れろ 大事なのは”できる”という経験を得ること

パニック障害を克服するために、ロシアにわたった日々人。

しかし、なかなか思うように訓練が進まず、ついに訓練をさぼってしまいました。

そんな時に、ロシアの英雄と言われている宇宙飛行士イヴァンが言った名言です。

イヴァンばまず「酒を飲むことならできるだろ」と、そして「サングラスをかけて歩くことが出来た」と日々人に゛できる“という経験を与えていくのです。

 

壁にぶち当たった時に、その壁の大きさにビビってしまい、結局1歩も前に踏み出せない、挑戦できなかった、そんなことはありませんか?

宇宙兄弟の中でも伝説の宇宙飛行士ブライアン.Jは、宇宙を夢見る若者にこんな名言を残しています。

「宇宙兄弟」第23巻より引用

人の人生には、いくつもの”夢のドア”がある。

人は例えば「宇宙へ行く」みたいな大きな夢を持った時、目の前に現れたバカでかいドアに萎縮して向こう側へ行くことを諦めちまう。

「開けられるわけがない」ってな。

だがビビることはないんだよ。

本当ははじめから、そんな”バカでかいドア”なんてものはない。

小さなドアがいっぱいあるだけだ。

“成長のドア”、”発見のドア”、”勝利のドア”、”賞賛のドア”、他にもいろいろ見つかるだろう。

そしてその小さなドアを開けるたび、君らの夢が1つずつ叶っていくのがわかるはずだ。

(中略)

手探りでも何でもいい。

意地でも次のドアに手を伸ばしつづけることだ。

そんなことしてる間に、気づいたら宇宙遊泳とかしてるかもよ?

どちらの名言も言いたいことは同じです。

「小さな一歩」を踏み出そうということです。

これを「ベビーステップ」と言います。

日々人のように、一度大きな失敗をしてしまったとき、次の一歩は大きな階段ではなく、足を踏み出すという一歩でもいいということですね。

パニック障害を克服したい日々人は、宇宙服を着て練習してうまくいかなかったから、不安になってしまいます。

しかし、まずは「お酒を飲む」そんな訓練とは関係ないと思われることでも、行動という一歩を踏み出せたということは、日々人にとってはベビーステップと言えるでしょう。

そして、これは私たちの普段の生活にも応用できますよね。

例えば、「営業でトップ成績をとる!」というゴールがあったとした場合、まずは営業電話を1日1件かける。

週3回は先輩にロープレにつきあってもらう、など一歩一歩ステップアップし、それを認めてあげることが大きな成長につながるでしょう。

特に、自信を失っているとき、壁が高くててっぺんが見えない時には、この方法が有効ですね。

 

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★覚悟を決めてやってみることも大切

 

「宇宙兄弟」第11巻より引用

僕はもう決めたんだ 迷ってるヒマなんてない・・!

人生は短いんだ ああ・・そうだ・・!

テンションの上がらねえことに・・パワー使ってる場合じゃねぇ・・!

宇宙に夢を抱いていた、幼いころのピコ、ビンズ、リックですが、親の反対を押し切れずピコとビンズは宇宙への夢を諦めようとしました。

そんな時に、親友のリックが交通事故で亡くなり、本当に大切な夢を諦めないと誓う2人の名言です。

 

「夢をあきらめるな」なんて言葉を言うことは簡単ですが、それを実行するということはとても勇気のいることですよね。

しかし、やりたいことがあるのに「いつかやろう」「お金が溜まったら」「30歳になったら」なんていっているうちに、時はどんどん過ぎていってしまいます。

壁にぶち当たった時に、目指しているところが明確な場合は、覚悟を決めてぶち当たっていきましょう!

 

宇宙兄弟には、人間らしい悩みが沢山散りばめられており、名言の宝庫です。是非一度読んでみて下さい。

 

 

(参考)

小山宙哉「宇宙兄弟」(講談社)

 

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