「自分らしく生きたい」そんな時に触れたい名言~BLUE GIANT編④~

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沢山の良い言葉に触れることで、良いセルフイメージをもち、仕事でもプライベートでも良い結果が出せるようになります。これを心理学では「自己効力感」と言います。

今回は今回は本格派ジャズ漫画でもある「BLUE GIANT」の名言から、自分らしく生きたいと思っている方への名言をご紹介していきます。

「自分らしく生きたい」そんな時に触れたい名言~BLUE GIANT編④~

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★目標を意識的に立てる

 

「BLUE  GIANT SUPREME」第3巻より引用

 

ハンナ「彼らはきっと世界一になるなんて知らなかった。恐れも何も知らずにやってたから…だから世界一になれたのかもね。」

大「なら、ボクらはもっと簡単だ。ビートルズは世界一を知らないで世界一になった。ボクらは世界一になれる、意識的に」

 

大はやっと探していたベースのハンナを見つけこういいます。「ボクはアナタと組んで、ドイツで一番になって、ヨーロッパで一番になって、そしていつか政界一のプレーヤーになりたい」それに対して、ハンナは同じくドイツから世界一となったビートルズのオブジェに大を連れていきます。そしてこんな会話をするのです。

意識的に世界一になれるとはどういうことでしょうか。それは世界一という姿がイメージ出来ているということなのでしょう。私たちは高い目標でも、見えている目標のほうが達成イメージが湧きやすいです。だからこそ、大はビートルズより簡単に世界一になれると言い切ったのです。世界一になるためには勿論並々ならぬ努力が必要なはずです。しかし、一緒にやる相棒にここまで言い切るということこそ、信頼につながるのですね。

 

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★世界はやさしさの連鎖で回っている

 

「BLUE  GIANT SUPREME」第2巻より引用

ボクはその時、世界はこうやって回っているんだって…

世界はこうして回さなきゃって、

そう思ったんだ

 

大はクリスに「なんで家族でもないオレにそんなに優しいの?」と聞きます。それに対して「人にやさしくすることはステキなことだからね。」と答えます。そんな裏には、クリスが学生の頃に出会った人がきっかけでした。クリスはその男に煙草を毎回1本ずつあげていました。そうすると、彼はクリスが腹痛の時に助けてくれたのです。そういった人にやさしくすることの「連鎖」を感じたクリスは、今大にもこんなに優しくしていたのでした。

「人に何かを与える」こと、自分になにか見返りがなくても、人にやさしくすることって皆さんはできていますか?きっと、無意識のうちに誰かを助けたり、優しくしたりという行為は当たり前に行っていると思います。優しくされた誰かは、またほかの人にも優しくし、世界は回っています。素敵な考え方です。あなたもその一員になりませんか?

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★楽な生き方って

 

「BLUE  GIANT SUPREME」第3巻より引用

 

これは楽だ。というか…楽すぎる。

これはオレ流じゃない。

これを続けていたらきっと

オレの音も、楽になってしまう。

 

ストリートでサックスを吹き、お金を稼いだ大。1曲吹いただけでも簡単にお金が手にはいることに驚きながらも、自分の目指しているハードな音を出すスタイルの演奏ではなく、お客様受けを狙った演奏をしていた大。ハンナに「これを続けるの?」と聞かれ、「今日でやめる」と答えた大の名言です。

大のいう「楽になる」それは、私達で言うと、例えばやりがいはないが、それなりにお金を稼げるところで働くということに当てはまるでしょう。勿論、しっかりとした衣食住を得られ、遊びと楽しく過ごすことが出来ます。しかし、「なんか満たされないな」と思ったら、それは自分が本当にやりたいことをやっていないからなのでしょう。辛くても楽しい、やりがいのある生き方をしてみませんか?

 

「BLUE GIANT」は本気で頑張るあなたを応援する、ジャズ漫画となっています。まだ読んだことがない方は、このアツさにしびれてください!!

 

(参考)

石塚真一「BLUE  GIANT SUPREME」(小学館)


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